相変わらずなかなか帰れない日々を送っています。
更新できそうにないので、携帯でやっています。
明日は当直なので頑張ります
こんばんは
今、帰ってきました。
今日はともかく予想外の忙しさ・・・で、一日が終わりました。
予想外というのは転院調整。
外来に急性白血病が2人受診。
これに対してすでに病棟満床(無菌室一床をのぞいて、完全に満床)の状況+あふれている(無菌室は特別室なので、特別なことがないと使用しないので)。
師長さんに相談したが・・・
「入れてあげたいけど、他の診療科も含めて 7人くらい溢れているのに、さらに血液内科だけ受けるという形だと問題が生じそうなんですけど・・・」
・・・ごもっとも。
1人目。
年齢も高齢であり、積極加療の適応なし・・・・ということで、近医に連絡。快く受けてくださいました。
2人目。こちらは治療適応がある年齢のため、探し回りましたが・・・・
近隣の大学病院を複数+日赤病院などを当たりましたが全滅。もう一度、師長さんにお願いし、なんとか了承を得る。
・・・・患者さんが「どこの病院でも受け入れてもらえると思っていたのですが…難しいのですね」と言っておりましたが…その通りですと思いました。これが日本の重症患者の実情です。
3人目・・・・。それが終わった後、在宅で診てもらっている患者さんの受け入れ要請・・・。
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あの~。抗癌剤治療待ちの患者がいるのに、食事接種不能だからと言われても・・・・。
で、受け入れ先をさらに探し・・・・。
ということで、大変でした。
予定のことは全くできず。
どうしたらよいのだろう・…と思いました。
また、明日以降もがんまります。
こんばんは
先程帰ってきました。今日も一日バタバタ過ごしていました。久しぶりにUKカテーテルを入れることになりましたが、これでどうにかなるだろうと逆に先行きが見えてきたりしております。
今日、少しだけ驚いたことがあります。
午前中に一人患者さんが来て、その対応が終わり、病院事務の方へ向かいました。紹介状を作ったので、転院の調整をしてもらうためです。
その帰りに事務のところから出てきたら(受付の横)、患者さんらしい人が呼びとめます。
「先生・・・」
知らない患者さんなんですが、
「どうしましたか?」
呼ばれたので近寄っていくと
・・・・右の方を指さして・・・・
車いすの横に誰か倒れている!
「大丈夫ですか?」
駆け寄って両肩をたたいたら、目が開いて・・・
「大丈夫です。めまいがしているだけで・・・」
そう言われても…と思っていたら、後ろから事務の方が来て
「先生、いつもそうなんで・…もうすぐ精神科の先生が来ることになっています」
と言われました。
かなりびっくりしました。
いつもって…いつもひっくりかえっているのか?
本当に倒れていたときに、いつもひっくりかえっていたら助けてもらえないのかしら・・・?
まぁ、意識とか呼吸とかには問題がなさそうだったので、病棟に戻りましたけど・・・。
久しぶりに結構ドキッとしました。あの瞬間は
けど、もう少しみんな大騒ぎしてもいいのではないか?
病院の受付でひっくりかえっている人間がいたら…どうも思わないのだろうか?
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そう、思いました・・・。
さて、明日も頑張ります。
追加で一つ。
昨日当直中にある家族からクレームが来ていると看護師さんや研修医の先生から連絡がありました。
昨日の朝、僕が回診した時にカテーテル感染を疑ってCVを抜くように指示したのですが、そのことに関してでした。
昨日の夜から痛みが出ていたのに、10時間ほど抜くのが遅くなった。どういうわけか説明しろ。
・・・・
いや、昨日の判断に関しては直接は主治医ではないから知らないけど…熱が出ていないからカテーテル感染かどうか判断が難しいということもあり、さらに診察をして看護師さんも研修医もどちらも感染兆候はないという判断をして、熱も出ていないから経過観察としているのだが・・・。
結局翌朝熱が出たので、カテーテルを抜いたわけですが・・・・
要するに気をつけて、Bestのタイミングでこちらはカテーテルを抜いたつもりでいたのだが・・・。
熱が出なくてもカテーテル感染かもしれないなら抜けというならそうするが、そもそも中心静脈確保しなければいいのではないか?
僕は患者さんは主治医の横から診させていただきたいとは思いますが、家族とは一切かかわり合いになりたくないと思いました。
しかも、医療従事者じゃない方が言っているのなら「心配が高じてなのだろう・・・」と思いますけど、医療従事者だったら自分たちが言っている内容を吟味したら、何を言っているのかわかるだろうに!(途中でそう言えば、医療従事者だったなと思って自分の相手家族に対する考えを変更しました)
そう思って・・・1時間もそんな話を聞いていて・・・後半は僕も怒り心頭で、途中から「怒鳴りつけないように」目をつぶったりしていたのですけど・…
あらためて・・・カテーテルを入れた時に「メリット」「デメリット」を考えて、その時にどうかという判断で医療を行いますが・・・あとで物事が起きてから「あのときにこうしておけばよかったのに、何でしなかったのか?(今回ははっきりと…熱が出ていないし、診察しても所見がなかったという判断で、抜くよりも抜かずに経過観察がメリットがあるから経過をみているのですけど)」と、結果論で物事を言われ始めたら医療なんてやってられないのである。
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と、2時間睡眠の頭で(寝ろよ)思ったことを書いてみたりしております。
さて、おなかの調子がようやくおさまってきたので(トイレに行く回数が減ってきました)、そろそろ寝れるかな・・・。もう19時だな・・・・。
では、また。
さて、続けます。
結局、寝ることもできずに横になっています。というか、腹痛・下痢で眠れなくなりました。少し落ち着くまで記事を書いておこうと思います(悪いものは食べた記憶はないのだけど)
河北新報 1月12日(水)14時16分配信
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医学部の新設、すべてに反対ではないですがやはり教員確保に関しては不安が残ると思います。臨床系の教授は地域の医師から採用ということですが、そうするとその現場の戦力は低下するわけで。
10年後を見据えてということであれば、それは良いのだと思いますが・・・短期的には厳しくなるかもしれません。短期的な成果ではなく、長期的視野でというなら賛成です。
全て考え方ですね。
追加で同じ関係の記事ですが、こちらを。
河北新報 1月13日(木)11時45分配信
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最初は手探りで進んでいくのだと思いますが、新しい何かを作るときはそういうものなのだろうと思いますので、現実味のある構想を練り、実施していただければと思います。
僕は大学病院の機能や待遇の改善を第一に挙げたいのですけど、そうでないと最終的に尻すぼみになっていくと思うので。
この記事を呼んで、ふぅっとため息w
河北新報 1月13日(木)11時45分配信
こんにちは
ちょっと前に帰ってきました。
昨日は当直で今日の午前1時くらいに寝たら、3時に救急要請があって・・・喘息の発作という触れ込みでしたが喘息だとしたら大発作。あまりのんびりしていられない状況。2回受診しただけで、あとは他院という人をかかりつけというのかは別として、一番直近はうちの病院のようでした。
内心は
「それをかかりつけとは言わないだろうし、本来は呼吸器内科がいないと話にならないだろうが…本当に喘息だったら命にかかわる・・・」
と思い、すぐに来るように言いました。
最近救急隊のレベルが下がったというか、うちの市の救急隊の報告が要領を得ないうえにゴリ押しに聞こえる。Vitalといっているのに中途半端にしか情報がないし・・・
来た瞬間に思わず救急隊に
「心不全じゃない?心臓喘息じゃないの?」
と聞いてしまいました。ストレッチャーの上体を起こして搬送されてきたので(しかもSpO2 92%まで上昇)そう思って聞いたのですが
「喘息です。本人が喘息を診てもらっていたといいました」
というので、まずは準備していた喘息の対応を開始して、写真撮ったら心不全+肺炎でした。だから心臓じゃないのかと聞いたのに・・。
追加で患者本人は「喘息という診断はしてもらっていない」と言いだしたのだが、Wheezeが聞こえたからもしかして「喘息で診てもらっていませんか」とか救急隊の方が聞いたのではないか…。熱が40℃越えていることも言わなかったし、どうなっているんだうちの市の救急隊は・・・?
聞かなかった僕が悪いのかな?けど、他のVitalは・・とは聞いたんだけどな。急いで搬送する必要がありそうな(Room airでSpO2 70%、8l酸素マスクで80%と言っていたので、それ以上深く聞きませんでした)話だったので・・・・。
まぁ、初期対応(利尿剤+α)だけで酸素量も下げてこれていて、大丈夫そうではあるのだが・・・。
あまり救急隊に求めすぎるなと言われそうなので、このあたりにしますけど・・・今日の当直も含めて最近そう言ってますね。昔・・・救急部の某先生がいたころは市の救急隊は東○などよりしっかりしていると思ったんだけどな。
そういうことで…本日は2時間睡眠のため非常に眠いですw
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今から寝ようか迷っていますw
とりあえず、また後ほど。
こんばんは
今帰ってきました。
今日はなかなか食事を食べることもできず・・・。
朝6時台に病院に行き、学生が来る前にいろいろ仕事をしておりました。7時半に学生が僕の回診についてくるわけですが、説明したり質問したりしながら歩いていると、1時間半近くかかります。
最初だからというのもありますが、最近始まったこの取り組みで学生の評判はまずまずでした。まぁ、いろいろ質問もしますしね。
けど、そうやって学生の面倒をみようとすると、食事をする暇もなくなります。
9時過ぎ・・・・
Dataをみながらコンビニのうどんをひとすすり、ふたすすり・・・・。
あぁ・・・・。時間がない。
結局、半分をトイレに流し…業務開始。
予定外のこともいろいろ起きたため、結局13時ころまで休む時間もなく。
昼食を…と思ったが、救急車到着。救急車到着直後に、外来で急患発生。
(ほぼ、二正面作戦を展開中。なんか、2年前を思い出しましたw)
後輩が冬休みのため、一人で対応中。
食事をする暇もないぞ・・・・。
結局、まともな食事は先程22時過ぎに近くの喫茶店で食べました。
そんなものですよね。
けど、この状態だと・・・・金曜日に予定していた患者さんの検査(腹腔穿刺)が、結局優先順位で後回しになってしまい、まだできていない。
研修医の先生には
「明日、ともかく最初にやるぞ(腹腔穿刺)。準備をしておくように」
と言い、帰ってきました。
・…人手が欲しい。
人手があれば…と思う今日この頃。
人手があれば、検査が遅れる患者さんもいなくなるし・・・食事をとるひまくらいはできるんですけどね。
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では、また。
さて、追加でもう一つだけ。
先程のジャミックジャーナルの記事(梅村さとし参議院議員の)で「民主党とは意見が異なるが医療の改善のための解決策として医局の復活をあげた」との記載があった。
記事は異なるが…同じジャミックジャーナルの記事で「医局の弱体化が言われているが、実際には今も医局派遣に頼っている病院は多い」と書かれている。
その中で「若手医師の医局回帰が増えているのではないか」と記載がある。
「民間病院で初期研修を受けた医師から『研修内容が十分ではない』と聞くことがある。大規模病院は研修医が多く症例件数を積めず、中小病院は指導医の数が足りない。結果、後期研修から大学に戻り、医局派遣でキャリアを積む医師が増えている」
とのことだ。
医局に関しては過去に
大学病院や地域の病院を改革させる、もしくは改革できるような体制を作らせることが肝要だ
医学部定員693人増へ:とりあえず、対応可能範囲でしょうか?
医師の大幅増員を求める署名活動:増員後の対応は可能だろうか?
若手医師、大半は戻らず:僕たちが中堅になるころに完全崩壊します
医学部定員国管理見直し論:いずれにせよ、医局改革が先だと思う
久坂部羊の医師増員批判:病院勤務医の待遇改善のためにも医師増員は必要だと思いますよ?
医師不足は新臨床研修制度のせい:ただ、魅力のある場所に人が集まっただけです!
医学部定員増で教育水準低下:前から言ってましたが可能性は高いです
などなど、いろいろ書いてきました。
僕は医局を利用しながら、医局という垣根を越えて日本の医療界が横の連携を強めることで改善して行くことを考えています。
日本はもともと「島国」ということもあるのだと思いますが、「うちにうちに」行くことが多い。そう考えています。
医局など、そういうものも同じです。
うちにうちに行くように思います。
横に連携することがもっとできないものだろうか。そういつも考えています。
血が混ざることで、もっと良いものを作っていくことができる。そう思っています。
しかし、日本人は古来より排他的です。鎖国という問題もありましたし、島国ということで国境が陸続きでないですからね。
今も移民の受け入れですとか、有能な人材の受け入れなどを渋っているところはあります。
僕は日本の文化や日本語に対応できるような人や、有能な人材の交流でより日本にとっても相手国にとっても良い状況が作れると思っています。
その横の連携を恐れる人種。そういうイメージがあります。
これは個人の考えでしかないですし、根拠はないようなものです。
有能な人材があることを知ったことで、一気に何かが解決する可能性もあります。知識はより多くの人が共有し、それを発展させていくことで多くの人の幸せにつながるものである。そう思っています。
父からは幸福論からだったと思いますが、良く「惜福」「分福」「植福」と言われました。
知識は福のようなもの。知識を隠しあっても別に何もないと思います。
僕に言わせれば知識なんて「隠し合う」から余計に誰が最初かとかいう話になるんだ。全員が共有して「誰がこれは言い始めて、それを誰が発展させたか」ということが自明であれば、隠す意味すらなくなる。
みんなで共有しあって、より多くの人が幸せになるように日本の医療従事者みんなが協力し合えるようにすればよい。
そう心の底から思っているのですけど、そんなこと言うのは僕だけですかね?
僕は医局を横の連携を強化し、より良いものに発展・強化させたいといつも思っています。
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それでは、また。