新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

なかなか帰れず

2011-01-20 23:54:47 | Blogを書く理由
こんばんは。

相変わらずなかなか帰れない日々を送っています。

更新できそうにないので、携帯でやっています。

明日は当直なので頑張ります
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転院調整

2011-01-18 23:53:18 | 医療

こんばんは

 

今、帰ってきました。

 

今日はともかく予想外の忙しさ・・・で、一日が終わりました。

予想外というのは転院調整

 

外来に急性白血病が2人受診

これに対してすでに病棟満床(無菌室一床をのぞいて、完全に満床)の状況+あふれている(無菌室は特別室なので、特別なことがないと使用しないので)。

 

師長さんに相談したが・・・

入れてあげたいけど、他の診療科も含めて 7人くらい溢れているのに、さらに血液内科だけ受けるという形だと問題が生じそうなんですけど・・・

・・・ごもっとも。

 

1人目。

年齢も高齢であり、積極加療の適応なし・・・・ということで、近医に連絡。快く受けてくださいました

 

2人目。こちらは治療適応がある年齢のため、探し回りましたが・・・・

近隣の大学病院を複数+日赤病院などを当たりましたが全滅。もう一度、師長さんにお願いし、なんとか了承を得る

 

・・・・患者さんが「どこの病院でも受け入れてもらえると思っていたのですが…難しいのですね」と言っておりましたが…その通りですと思いました。これが日本の重症患者の実情です。

 

3人目・・・・。それが終わった後、在宅で診てもらっている患者さんの受け入れ要請・・・。

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なかのひと 

あの~。抗癌剤治療待ちの患者がいるのに、食事接種不能だからと言われても・・・・。

で、受け入れ先をさらに探し・・・・。

 

ということで、大変でした。

 

予定のことは全くできず。

どうしたらよいのだろう・…と思いました。

 

 

また、明日以降もがんまります。

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ちょっとびっくりしたこと

2011-01-17 23:28:58 | ど~でもいい話

こんばんは

 

先程帰ってきました。今日も一日バタバタ過ごしていました。久しぶりにUKカテーテルを入れることになりましたが、これでどうにかなるだろうと逆に先行きが見えてきたりしております。

 

今日、少しだけ驚いたことがあります。

午前中に一人患者さんが来て、その対応が終わり、病院事務の方へ向かいました。紹介状を作ったので、転院の調整をしてもらうためです。

その帰りに事務のところから出てきたら(受付の横)、患者さんらしい人が呼びとめます。

 

「先生・・・」

知らない患者さんなんですが、

「どうしましたか?」

呼ばれたので近寄っていくと

・・・・右の方を指さして・・・・

車いすの横に誰か倒れている!

 

「大丈夫ですか?」

駆け寄って両肩をたたいたら、目が開いて・・・

大丈夫です。めまいがしているだけで・・・

そう言われても…と思っていたら、後ろから事務の方が来て

「先生、いつもそうなんで・…もうすぐ精神科の先生が来ることになっています」

と言われました。

 

かなりびっくりしました。

いつもって…いつもひっくりかえっているのか?

本当に倒れていたときに、いつもひっくりかえっていたら助けてもらえないのかしら・・・?

 

まぁ、意識とか呼吸とかには問題がなさそうだったので、病棟に戻りましたけど・・・。

 

久しぶりに結構ドキッとしました。あの瞬間は

 

けど、もう少しみんな大騒ぎしてもいいのではないか?

病院の受付でひっくりかえっている人間がいたら…どうも思わないのだろうか?

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そう、思いました・・・。

 

さて、明日も頑張ります。

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結果論でいろいろ言われるとつらい・・・

2011-01-16 18:47:57 | 医療

追加で一つ。

 

昨日当直中にある家族からクレームが来ていると看護師さんや研修医の先生から連絡がありました。

 

昨日の朝、僕が回診した時にカテーテル感染を疑ってCVを抜くように指示したのですが、そのことに関してでした。

 

昨日の夜から痛みが出ていたのに、10時間ほど抜くのが遅くなった。どういうわけか説明しろ。

 

・・・・

 

いや、昨日の判断に関しては直接は主治医ではないから知らないけど…熱が出ていないからカテーテル感染かどうか判断が難しいということもあり、さらに診察をして看護師さんも研修医もどちらも感染兆候はないという判断をして、熱も出ていないから経過観察としているのだが・・・。

 

結局翌朝熱が出たので、カテーテルを抜いたわけですが・・・・

 

要するに気をつけて、Bestのタイミングでこちらはカテーテルを抜いたつもりでいたのだが・・・。

熱が出なくてもカテーテル感染かもしれないなら抜けというならそうするが、そもそも中心静脈確保しなければいいのではないか?

 

僕は患者さんは主治医の横から診させていただきたいとは思いますが、家族とは一切かかわり合いになりたくないと思いました。

 

しかも、医療従事者じゃない方が言っているのなら「心配が高じてなのだろう・・・」と思いますけど、医療従事者だったら自分たちが言っている内容を吟味したら、何を言っているのかわかるだろうに!(途中でそう言えば、医療従事者だったなと思って自分の相手家族に対する考えを変更しました)

 

そう思って・・・1時間もそんな話を聞いていて・・・後半は僕も怒り心頭で、途中から「怒鳴りつけないように」目をつぶったりしていたのですけど・…

 

あらためて・・・カテーテルを入れた時に「メリット」「デメリット」を考えて、その時にどうかという判断で医療を行いますが・・・あとで物事が起きてから「あのときにこうしておけばよかったのに、何でしなかったのか?(今回ははっきりと…熱が出ていないし、診察しても所見がなかったという判断で、抜くよりも抜かずに経過観察がメリットがあるから経過をみているのですけど)」と、結果論で物事を言われ始めたら医療なんてやってられないのである。

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なかのひと 

と、2時間睡眠の頭で(寝ろよ)思ったことを書いてみたりしております。

さて、おなかの調子がようやくおさまってきたので(トイレに行く回数が減ってきました)、そろそろ寝れるかな・・・。もう19時だな・・・・。

 

では、また。

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医学部新設の動き:仙台に新しい医学部が誕生?

2011-01-16 18:24:44 | 医療

さて、続けます。

 

結局、寝ることもできずに横になっています。というか、腹痛・下痢で眠れなくなりました。少し落ち着くまで記事を書いておこうと思います(悪いものは食べた記憶はないのだけど)

 

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)の目黒泰一郎理事長は12日、宮城県庁で記者会見し、仙台市内の大学に医学部の新設を目指す構想を発表した。既に交渉に入っている東北福祉大(同区)を最有力候補として本年度中に連携する大学を決め、国に医学部新設の認可を求めていく。

 会見で目黒理事長は「比較的良好な病院経営の現状に安住することなく、疲弊した東北の地域医療を救済するため、一歩踏み出す決断をした。地域にも歓迎してもらえると思うので、国にはぜひ認可してもらい、構想を実現させたい」と述べた。
 構想では、新設医学部の定員は80~100人。大学の既存校舎で座学を行い、臨床実習は大学付属病院となる仙台厚生病院が担う。約200億円とされる新設資金は厚生会が大半を負担する。
 東北の医師不足解消を目指し、定員の半数前後を「東北枠」とする。市町村とも連携し、自治体の奨学金を受ける地元学生を積極的に受け入れ、古里へのUターンにつなげる。
 教員は、地域の病院に勤務する医師を臨床教授として起用するほか、全国に公募する方向で検討している。

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医学部の新設、すべてに反対ではないですがやはり教員確保に関しては不安が残ると思います。臨床系の教授は地域の医師から採用ということですが、そうするとその現場の戦力は低下するわけで。

 

10年後を見据えてということであれば、それは良いのだと思いますが・・・短期的には厳しくなるかもしれません。短期的な成果ではなく、長期的視野でというなら賛成です

 

全て考え方ですね。

 

追加で同じ関係の記事ですが、こちらを。

 東北の医師不足は、全国で最も深刻な状況に陥っている。厚生労働省が全国の医療機関を対象に昨年実施した「必要医師数実態調査」では、現在の医師数に対して必要とされる医師数は、岩手が全国1位の1.40倍、青森が2位の1.32倍。他の4県も全国平均(1.14倍)を上回り、各地の病院で、診療科の休診なども相次いでいる。

 厚労省調査によると、必要な医師数は、宮城1.15倍、秋田1.20倍、山形1.24倍、福島1.23倍。医療機関が回答した医師不足の背景は「求める診療科医師の絶対数が地域で少ない」が38%、「大学の医師派遣機能の低下」が20%、「勤務条件と医師の希望との不一致」が14%を占めた。
 診療体制縮小が相次いだ宮城県北地方のある公立病院の院長は「医師が少ない中、東北大病院から当直医師の派遣を受け何とかやりくりしている」と現状を説明。「夜間の当直医も1人で、全科を見なければならない。重いプレッシャーと負担がのしかかり、医師を疲弊させてしまっている」と、現場の窮状を訴えている。

◎地域医療充実へ期待高く 介護・福祉との連携評価

 財団法人厚生会仙台厚生病院(仙台市青葉区)の医学部新設構想が明らかになった12日、東北の自治体や病院関係者からは、歓迎する発言が相次いだ。
 「地域医療を守るために医学部の新設を目指すと聞き、大変喜ばしい」と、村井嘉浩宮城県知事は、県として応援する姿勢を示した。奥山恵美子仙台市長は「医師の安定確保によって地域医療の充実が図られることを期待したい」とのコメントを出した。
 鹿角市の児玉一市長は「医師確保に向けた朗報。早期に実現してほしい」と喜ぶ。同市は卒業後市内に勤務すれば返済免除となる医学生向け奨学金制度(月額20万円)を設けたが、利用者はゼロ。「新設を機に、利用する医学生が出てきてほしい」と話している。
 人口10万当たりの医師数が全国平均の半分以下にとどまる登米市。市立病院の中核を担う佐沼病院の石井洋院長は「登米は高齢者が多い。医療、介護、福祉の連携がますます重要になる」として、東北福祉大への医学部設置構想を評価した。
 医師不足は岩手県でも深刻だが、藤沢町民病院(藤沢町)の佐藤元美院長は「優秀な学生をどう確保するかなど課題は多い。地域医療の現状や、臨床の現場をきっちり教育できる医師養成機関になってほしい」と注文を付けた。

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最初は手探りで進んでいくのだと思いますが、新しい何かを作るときはそういうものなのだろうと思いますので、現実味のある構想を練り、実施していただければと思います。

 

僕は大学病院の機能や待遇の改善を第一に挙げたいのですけど、そうでないと最終的に尻すぼみになっていくと思うので。

この記事を呼んで、ふぅっとため息w

 医学部新設構想を発表した財団法人厚生会仙台厚生病院は、心カテーテル治療や肺がんの手術数などで東北トップクラスの実績がある。心臓血管、消化器、呼吸器の3センターに絞り込み、専門医の育成を図って高度医療や救急医療を実現。診療体制を手厚くすることで、勤務医が働きやすい環境も整えている。

 病床数は383床。3センターを中心に95人の医師を配置する。2009年7~12月の患者数は7246人で、宮城県内で最も患者数が多い東北大病院の8123人に迫る。
 心臓血管センターに1999年、心臓血管外科を新設。09年には血管を撮影できるエックス線装置を備えた心臓血管外科専用の手術室を設け、隣県の重症患者にも対応できる環境を整えた。
 少人数のチームで診療科を担当する中小規模の総合病院は、長時間勤務になりがちだ。仙台厚生病院では、医師の1カ月の超過勤務が、平均10時間以下にとどまる。多人数のチームが診療科を受け持つことで、24時間体制の高度専門医療を実現しつつ、医師の休みを確保している。
 目黒泰一郎理事長は「2人で365日頑張れば疲弊するのは当たり前。20人にすれば、当直を2人置いても残り18人は休める」と説明。医学部新設によって、医療体制と医師の勤務環境を両立させる独自の方式を、他の病院に広める構想も思い描く。
 有力な連携先として挙がっている東北福祉大の萩野浩基学長は「実績を挙げている民間病院として東北でナンバーワン」と述べ、連携に期待を込めた。
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うちは最前線は2人でやっているわけですが・・・
まぁ、20人じゃなくても前線に4人~6人は今の患者数でも欲しいなぁ。それで普通の大学病院の血液内科と同等くらいだと思うのですけどね
それでは、また。
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救急隊、頑張って

2011-01-16 17:05:45 | 医療

こんにちは

 

ちょっと前に帰ってきました。

昨日は当直で今日の午前1時くらいに寝たら、3時に救急要請があって・・・喘息の発作という触れ込みでしたが喘息だとしたら大発作。あまりのんびりしていられない状況。2回受診しただけで、あとは他院という人をかかりつけというのかは別として、一番直近はうちの病院のようでした。

内心は

それをかかりつけとは言わないだろうし、本来は呼吸器内科がいないと話にならないだろうが…本当に喘息だったら命にかかわる・・・

と思い、すぐに来るように言いました。

最近救急隊のレベルが下がったというか、うちの市の救急隊の報告が要領を得ないうえにゴリ押しに聞こえる。Vitalといっているのに中途半端にしか情報がないし・・・

 

来た瞬間に思わず救急隊に

心不全じゃない?心臓喘息じゃないの?

と聞いてしまいました。ストレッチャーの上体を起こして搬送されてきたので(しかもSpO2 92%まで上昇)そう思って聞いたのですが

「喘息です。本人が喘息を診てもらっていたといいました」

というので、まずは準備していた喘息の対応を開始して、写真撮ったら心不全+肺炎でした。だから心臓じゃないのかと聞いたのに・・。

 

追加で患者本人は「喘息という診断はしてもらっていない」と言いだしたのだが、Wheezeが聞こえたからもしかして「喘息で診てもらっていませんか」とか救急隊の方が聞いたのではないか…。熱が40℃越えていることも言わなかったし、どうなっているんだうちの市の救急隊は・・・?

 

聞かなかった僕が悪いのかな?けど、他のVitalは・・とは聞いたんだけどな。急いで搬送する必要がありそうな(Room airでSpO2 70%、8l酸素マスクで80%と言っていたので、それ以上深く聞きませんでした)話だったので・・・・。

まぁ、初期対応(利尿剤+α)だけで酸素量も下げてこれていて、大丈夫そうではあるのだが・・・

 

あまり救急隊に求めすぎるなと言われそうなので、このあたりにしますけど・・・今日の当直も含めて最近そう言ってますね。昔・・・救急部の某先生がいたころは市の救急隊は東○などよりしっかりしていると思ったんだけどな。

 

そういうことで…本日は2時間睡眠のため非常に眠いですw

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なかのひと 

今から寝ようか迷っていますw

 

とりあえず、また後ほど。

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仕事は終わらじ

2011-01-13 23:54:33 | Blogを書く理由
こんばんは。

相変わらず病棟で仕事してます。
日常業務が終了し、明日の準備を開始しました。

時間的には…今日になりそうかな?

外来も疲れましたが、仕事をきっちりやって帰ります。

では、また
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疲れました

2011-01-12 23:38:17 | Blogを書く理由
こんばんは。

今から先程、二つの家族に説明した内容をカルテに書くところです。

10時過ぎまで話していて疲れました。

周りからは
「今までずっと話していたのですか?」
と、聞かれ苦笑い。

早めに書くことを書いて、家に帰りたいです。

明日も長いしね。

では、また。
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医師不足を実感しながら:人手があればと思ったりする

2011-01-11 23:30:26 | 医療

こんばんは

 

今帰ってきました。

 

今日はなかなか食事を食べることもできず・・・

朝6時台に病院に行き、学生が来る前にいろいろ仕事をしておりました。7時半に学生が僕の回診についてくるわけですが、説明したり質問したりしながら歩いていると、1時間半近くかかります

 

最初だからというのもありますが、最近始まったこの取り組みで学生の評判はまずまずでした。まぁ、いろいろ質問もしますしね。

 

けど、そうやって学生の面倒をみようとすると、食事をする暇もなくなります

 

9時過ぎ・・・・

 

Dataをみながらコンビニのうどんをひとすすり、ふたすすり・・・・。

 

あぁ・・・・。時間がない。

 

結局、半分をトイレに流し…業務開始。

 

予定外のこともいろいろ起きたため、結局13時ころまで休む時間もなく。

昼食を…と思ったが、救急車到着。救急車到着直後に、外来で急患発生

(ほぼ、二正面作戦を展開中。なんか、2年前を思い出しましたw)

後輩が冬休みのため、一人で対応中。

 

食事をする暇もないぞ・・・・。

 

結局、まともな食事は先程22時過ぎに近くの喫茶店で食べました。

 

そんなものですよね。

 

けど、この状態だと・・・・金曜日に予定していた患者さんの検査(腹腔穿刺)が、結局優先順位で後回しになってしまい、まだできていない

研修医の先生には

「明日、ともかく最初にやるぞ(腹腔穿刺)。準備をしておくように」

と言い、帰ってきました。

 

・…人手が欲しい。

 

人手があれば…と思う今日この頃。

人手があれば、検査が遅れる患者さんもいなくなるし・・・食事をとるひまくらいはできるんですけどね

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なかのひと 

では、また。

 

 

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医局はどうなっていくのか?

2011-01-10 16:46:08 | 医療

さて、追加でもう一つだけ。

 

先程のジャミックジャーナルの記事(梅村さとし参議院議員の)で「民主党とは意見が異なるが医療の改善のための解決策として医局の復活をあげた」との記載があった。

 

記事は異なるが…同じジャミックジャーナルの記事で「医局の弱体化が言われているが、実際には今も医局派遣に頼っている病院は多い」と書かれている。

その中で「若手医師の医局回帰が増えているのではないか」と記載がある。

 

民間病院で初期研修を受けた医師から『研修内容が十分ではない』と聞くことがある。大規模病院は研修医が多く症例件数を積めず、中小病院は指導医の数が足りない。結果、後期研修から大学に戻り、医局派遣でキャリアを積む医師が増えている

とのことだ。

 

医局に関しては過去に

大学病院や地域の病院を改革させる、もしくは改革できるような体制を作らせることが肝要だ

旧体制へ逆戻りか・・・・:僕はそうなると反対だな・・・

臨床研修のあり方に関して

臨床研修改革案?

臨床研修1年へ:前後をどう変えるかが重要でしょう・・・

医学部定員693人増へ:とりあえず、対応可能範囲でしょうか?

医学部定員増:教育予算の十分な確保を!

医師養成数5割増し提言:教育システムの改善は必要不可欠

定員増は負担

医局を超えた横の連携実施!:群馬大、4大学と連携

医師の大幅増員を求める署名活動:増員後の対応は可能だろうか?

若手医師、大半は戻らず:僕たちが中堅になるころに完全崩壊します

医学部定員国管理見直し論:いずれにせよ、医局改革が先だと思う

久坂部羊の医師増員批判:病院勤務医の待遇改善のためにも医師増員は必要だと思いますよ?

医学部定員増加:焼け石に水だが・・・

医学部定員増を要望:医局員の疲弊から医局完全崩壊するぞ?

医師定員増へ:しかし、良いところはKeepすべきかな・・・

医師不足は新臨床研修制度のせい:ただ、魅力のある場所に人が集まっただけです!

「ねじれ」と佐藤先生の講演から:医局改革の必要性

医師教育制度はどうするべきか?

医師増員の意見書:医者を増やすとしてどう増やす?

医療連携:縦と横と心

意見投稿してきました

派遣の前に:大学への政策を改めよ!

新しい医局制度:全医連に対する期待は・・

医学部定員増で教育水準低下:前から言ってましたが可能性は高いです

3私大医学部新設へ:教育的な問題でちょっと反対です

 

などなど、いろいろ書いてきました。

僕は医局を利用しながら、医局という垣根を越えて日本の医療界が横の連携を強めることで改善して行くことを考えています。

日本はもともと「島国」ということもあるのだと思いますが、「うちにうちに」行くことが多い。そう考えています。

 

医局など、そういうものも同じです。

うちにうちに行くように思います。

 

横に連携することがもっとできないものだろうか。そういつも考えています。

 

血が混ざることで、もっと良いものを作っていくことができる。そう思っています。

 

しかし、日本人は古来より排他的です。鎖国という問題もありましたし、島国ということで国境が陸続きでないですからね。

今も移民の受け入れですとか、有能な人材の受け入れなどを渋っているところはあります

 

僕は日本の文化や日本語に対応できるような人や、有能な人材の交流でより日本にとっても相手国にとっても良い状況が作れると思っています。

 

その横の連携を恐れる人種。そういうイメージがあります。

これは個人の考えでしかないですし、根拠はないようなものです。

 

有能な人材があることを知ったことで、一気に何かが解決する可能性もあります。知識はより多くの人が共有し、それを発展させていくことで多くの人の幸せにつながるものである。そう思っています。

 

父からは幸福論からだったと思いますが、良く「惜福」「分福」「植福」と言われました。

知識は福のようなもの。知識を隠しあっても別に何もないと思います。

 

僕に言わせれば知識なんて「隠し合う」から余計に誰が最初かとかいう話になるんだ。全員が共有して「誰がこれは言い始めて、それを誰が発展させたか」ということが自明であれば、隠す意味すらなくなる

 

みんなで共有しあって、より多くの人が幸せになるように日本の医療従事者みんなが協力し合えるようにすればよい

 

そう心の底から思っているのですけど、そんなこと言うのは僕だけですかね?

 

僕は医局を横の連携を強化し、より良いものに発展・強化させたいといつも思っています。

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なかのひと 

それでは、また。

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