駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

大阪 舎密局(せいみきょく)跡の巨木

2014年05月27日 05時27分00秒 | ちょいとお出かけ
▽ 北側から見る (大阪市・中央区・大手前三丁目・1番)


大阪市の史跡に指定されている
大阪舎密局跡 (舎密:せいみ=化学)です。

石碑があるだけで当時をしのぶものはなにも残っていませんが
ここにはクスノキの巨木が保存されています。



▽ 南側から見る


写真を見ると分かりますが
実はこの巨木は車道にはみ出ていて
歩道もこの樹木を囲むように
写真の左手に迂回してつけられています。

大阪市はここ以外にも
車道の真ん中にある巨木を保存したりして
樹木の保存には比較的熱心なようです。

最近の大阪市政は芸術、文化には予算を渋るなど
実利主義が優先されがちのようですが
樹木にやさしい市政はぜひ継続してほしいものです。

そういえば、街路樹を大型盆栽よろしく
切り刻んでしまうような
某市のような例もありますね。(笑)


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“青もみじ”につつまれた住友活機園

2014年05月26日 05時26分00秒 | ちょいとお出かけ
▽ 京阪石山坂本線は静鉄線と同じような高頻度で各駅に自動改札機設置の都市型ワンマン電車







通常は住友関係者にしか公開されない住友活機園ですが
1年に1回、事前申込み制(多数抽選)で一般に公開されます。

今回、10倍の競争率のなか
運よく当選し、見学する機会を得ました。

住友活機園は第2代住友総理事の伊庭貞剛(1847~1926)が引退するにあたり
別墅(べっしょ)として1904(M37)年に建築したものです。

場所は大津市田辺町
というよりJR線の石山駅と言った方が分かりやすいかもしれません。

石山駅から歩いて15分ほどですが
石山駅から京阪の石山坂本線の石山寺行に乗りかえ
終点の石山寺駅(石山寺は紫式部ゆかりの寺)からなら5分ほどのところにあります。




瀬田川に近い小高い自然の森のような丘の上にあり
ふもとから登っていきます。




途中の門にたどりつく前から
「青もみじ」が行く手をさえぎるように
脇から枝を伸ばしています。




門をくぐってからも
「青もみじ」がせまってきます。




近くを通る新幹線と高速道路に用地を買収されたため
もともとあった土地の三分の一程度になっているとはいえ
8,157平米(2,467坪)の広さです。




しばらく坂道を上っていくと
ようやく広い芝生の広場にでます。



▽ 建物の右端部にある洋館。





▽ 玄関、入って右手が洋館、左手が和館。





建物は大きくわけて
洋館(大阪府立図書館の設計で知られる野口孫市の設計)と
和館(数寄屋大工棟梁八木甚兵衛による)からなっていますが
内部ではひとつの建物のようにつながっています。

建物内部はこれ見よがしの華燭を排した
一見質実なシンプルさを追及したものですが
使われている材料はヤクスギの一枚板などをふんだんに使うなど
ぜいたくなものです。
(内部の撮影は許されていません)

2002年、「明治後期の大邸宅の姿を完全に伝える稀有な例」として
庭園部分を含んだ形で重要文化財に指定されています。



▽ 平面図(パンフレットから)


▽ 客間・座敷(パンフレットから)



・洋館(木造2階建) 建築面積 110.00 平米、桟瓦葺
・和館(木造平屋)  建築面積 250.00 平米、桟瓦及び銅板葺
・新座敷(木造平屋) 建築面積  44.13 平米、桟瓦及び銅板葺
・東蔵(土蔵造2階建)建築面積   25.23 平米、桟瓦葺
・西蔵(土蔵造2階建)建築面積  33.07 平米、桟瓦葺、裏門付
・茶室(木造平屋)  建築面積   13.15 平米、鉄板葺、雪隠附属

・伊庭貞剛氏没後、伊庭家から旧住友本社に寄贈され
 現在の所有者は住友林業株式会社(管理は住友不動産株式会社)


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タチアオイとシナサワグルミの花

2014年05月20日 05時20分00秒 | 街かどのメヌエット


駿府城公園のタチアオイの花です。
(タチアオイは徳川家とゆかりの深い静岡市、会津若松市が市花に制定している。)

昨年の今ごろはかなりたくさんの花が咲いていましたが
今年は少々遅れていて咲いていたのはこれだけでした。






こちらはシナサワグルミの花です。

花と言っても色は葉と同じようで少々地味なため
遠目では景色に溶け込み
うっかりすると見過ごしがちですが
近くで見るとフジの花のようにたれさがった特異な形状が印象的です。






にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡 カンヌ ウィーク

2014年05月17日 17時17分17秒 | まつり・イベント
▽ 呉服町一丁目にある姉妹都市締結を記念するオブジェ




あまり知られていないのかもしれませんが
静岡市は、旧静岡市時代の1991年から
ふらんすのカンヌ市と姉妹都市となっています。








毎年、カンヌ映画祭の行われるこの時期に
静岡市では「シズオカ×カンヌウィーク」と称して
いろいろな催しが行われています。

17日、18日の両日
映画とゆかりの深い七間町では
南仏らしい雰囲気を楽しんでもらおうと
「街角のマルシェ」が行われています。

通常の土、日の歩行者天国は午後1時からのところ
午前10時からに繰り上げ
七間町通り(札之辻から昭和通りとの交差点までの3丁の区間)は
大いににぎわっています。




にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ミライエ呉服町」が移転して「コミュニティホール七間町」に

2014年05月09日 09時09分09秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・呉服町一丁目・6番地





呉服町一丁目の戸田書店仮店舗跡(富士銀行静岡支店跡地)の2階に入居していた
公益財団法人 静岡市まちづくり公社が運営する「ミライエ呉服町」が4月末で閉鎖されました。

この街区は再開発されることになっていますので
具体的な日程はまだ発表されてはいないものの
それに備えてのことだと思われます。



▽ 葵区・七間町・12番地




移転先は、七間町の昭和通りとの交差点、上階がマンションになっているビルの1、2階で
ここには東映株式会社が所有、運営していた静岡東映がありました。

東映が映画館を閉鎖してからは
七間町の映画館のうち東宝会館以外の映画館を運営していた静活株式会社に貸与され
ピカデリーゼロという名称で引き続き映画館として使われていました。

その静活も七間町から撤退してしまい
ここは永らく空きスペースとなっていましたが
今年になって静岡市まちづくり公社が東映から所有権を取得して
改修のうえ利用するということです。
(映画館内の傾斜をフラット化して多目的ホールに、2階は貸会議室に)

名称も「MIRAIE リアン コミュニティホール七間町」と改め5月16に開業ということですが
すでに看板なども整備されて工事も順調に進んでいるようです。



にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の風景

2014年05月03日 05時03分00秒 | 街かどのメヌエット


五月になると
外題が変わるように陽気が一変して
さわやかな風が吹くようになります。

それに、静岡ではなんといっても
新茶のかおりです。

街かどのあちらこちらで
新茶にちなんだ催しに出合います。



▽ 静岡市の本山茶(ほんやまちゃ)など県内14産地から知事への新茶の贈呈式


▽ 静岡茶商工業組合が運営する日本茶カフェ「一茶(いっさ)」前で通行人に新茶がふるまわれる。


▽ 富士山型の顔の「一茶くん」


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 静岡情報へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする