駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

春なのに落葉が・・・・

2012年04月30日 04時30分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 駿府城公園1番


春といっても夏も近づく晩春ともなると
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の花が咲き始めます。



駿府城二ノ丸・北御門附近のツツジも満開です。




それはともかく
そんな季節なのに落ち葉とは
ちょいと不可思議な感じもします。




実はこの落ち葉は常緑樹であるクスノキのもので
クスノキは新しい葉がでると
それと引きかえに古い葉が落ちるので
秋ではなくこの季節に葉を落とすのですね。



▽ 葵区 追手町(おうてまち)5番





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オリオン座の涙

2012年04月27日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 取り壊される前のオリオン座

▽ やや遅れ気味と思われるオリオン座跡地の整地工事



七間町の映画館のうちオリオン座(地階は有楽座)跡は
取り壊し工事が一番進んでいましたので
真っ先に更地になると思っていましたが
他の箇所が完全に更地になった現在も工事中で
工事現場には大きな水たまりができています。

この辺りは、400年前までは安倍川が流れていたのを
家康公が安倍川の流れを藁科川に合流させるように変えて
城下の町割りの土地を確保した箇所に当たりますから
いまでも地下には安倍川の伏流水が流れているようです。

したがってある程度土地を掘り起こせば
出水するのは当然のことなのかもしれません。

それでも、シニカルな見方かもしれませんが
この水たまりがオリオン座の涙に見えてきます。





隣の角地の立ち入り禁止の表示

よく見ると「静岡市上下水道局」の文字が・・・
いつのまにやら市へ所有権が移転していたのですね。



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新茶をどうぞ

2012年04月25日 13時00分00秒 | 街かどのメヌエット






薫風と共に新茶の季節がやってきました。

24日には北番町(きたばんちょう)の静岡茶市場(ちゃいちば)
新茶の初取引があったそうですが
きょうは静岡駅で新茶の接待がありました。

八十八夜(今年は5月1日)にはちょいと早いのですが
きょう新茶を飲んだ人もきっと長寿間違いないでしょう。 



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ツツジが咲き始めました

2012年04月24日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 駿府城・中堀(なかぼり)沿い





春になっても寒い日があったりして不順だった気候も
ようやく本来の季節に落ち着いてきたようです。

昼の気温が20度を超えるようになって
ツツジがツツ状の花をつけ始めました。

ツツジはサクラなどと違って
比較的咲いている期間が長いので
あわてて見に行かなくても
見過ごすこともありませんね。



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サクラにいだかれるかのような「京都・善峯寺」

2012年04月19日 20時21分22秒 | ちょいとお出かけ












善峯寺(よしみねでら)は昔から気にはなっていましたが
京都市内とは言っても西京区の山の中
京都へ行ったついでにと思っていると
なかなか訪ずれる機会がありません。

どうせ行くならサクラのこの時期にと
今回訪れてみました。
(例年、4月中旬ぐらいが見頃のようです)

向日町駅(むこうまちえき:京都駅から大阪方面へ各停で三つ目)からのバスは
向日市(むこうし)の市街地を抜けると
かなりの急坂を小半時ほど昇って行きます。

終点の「善峯寺」で下車すると
目の前に山門があると思いきや
意外にも久能山東照宮(くのうざん・とうしょうぐう)の石段を昇るよりも大変だと思われる
急傾斜の山道のような参道が待ち受けていました。

しかし、やっとたどりついた山門を抜け
境内地に入ると傾斜地に建つ“み寺”の建物を背景に広がるサクラの花が
圧倒的な求心力で心にせまってきます。

サクラの名所はあちこちにありますが
風格のある建物との対比でサクラを見ることができるのは
歴史を重ねた古寺ならではの醍醐味でしょう。



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七間町シネマストリートのいま

2012年04月17日 18時19分20秒 | 街かどのメヌエット


▽ ピカデリー跡・七間町14番地 

▽ ミラノ座跡・七間町17番地

▽ ミラノ座隣のパチンコ店跡





こちらの記事から1か月たち
ピカデリー跡は整地が進んで更地化しています。

隣のミラノ座の跡も建物の取り壊しは完全に終り
整地が進んでいます。

思いがけない事件発覚で遅れていた
ミラノ座の隣のパチンコ店跡も
取り壊しにかかるようです。



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ハナミズキが花をつけ、お茶の「みる芽」も・・・・

2012年04月16日 17時18分19秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区呉服町二丁目5番地・葵スクエア(後方は市庁舎本館ドーム・あおい塔)

▽ 葵区黒金町・静岡駅前広場



今年は季節の移ろいが不順で
ウメとモモとサクラがあまり時期をたがわず咲いたりしています。

それでも季節は巡り
市の木に指定されているハナミズキが花をつけ始めていました。



▽ 葵区黒金町・静岡駅前バスターミナルロータリー



こちらは
静岡駅前広場にあるお茶の木です。

排気ガスにまみれた劣悪な環境ながらも
けなげに「みる芽(やわらかな新芽)」を伸ばしていました。



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霧が安倍川沿いに渡る

2012年04月12日 08時09分10秒 | 街かどのメヌエット




前日の雨も上がり
暖かい朝を向えました。

そのためか
安倍川沿いに霧が海へ向かって渡る姿が
7時ごろまで観察できました。 


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駿府城・坤櫓(ひつじさるやぐら)の工事が本格化する

2012年04月09日 12時04分09秒 | 駿府城址
▽ 二ノ丸側から


駿府城二ノ丸の南東角にある巽櫓(たつみやぐら)と対になる
 南西の角の坤櫓(ひつじさるやぐら:「ひつじさる」だから南西なのは当然ですが)再建工事の 
安全祈願祭が関係者により4月5日に行われました。
 
(関係者ではないのでローカルニュースで知ったのですが・・・)

石垣の方は数年前に修復されていましたが
櫓の工事がやっと本格化するようです。

櫓は総工費6億3千万円、主に県内の木材を使った本建築で
2013年度末
(H26年3月)
に完成予定だということです。

 この位置は駿府城公園内で唯一、富士山が見える位置にあります。 櫓内から富士山を望める日が待ち遠しいです。

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4月5日は古式稚児行列

2012年04月06日 12時04分06秒 | まつり・イベント
▽ 出発前のようす。すでに各山車も七間町・別雷神社前に集結している。
(余談ながら左はキルフェボンを全国展開しているラッシュの本社前)



▽ 午前11時いよいよ出発。みこしも優雅に巡行される。



▽ 輿に乗った稚児。その後に山車が従う。









4月5日といえば古式稚児行列です。

江戸期には
浅間神社で舞楽を奉納する建穂寺(たきょうじ)の稚児を
駿府町奉行所(すんぷ・まちぶぎょうしょ)の同心・与力に警護された当番踟(ねり=山車)が
途中の安倍川(あべかわ)東岸の安西五丁目で迎え
行列を組んで浅間神社へ向かったということです。

明治になり神仏分離により建穂寺からの稚児は廃止になり
それに代わり七間町(しちけんちょう)の別雷(わけいかずち)神社と紺屋町(こうやまち)の小梳(おぐし)神社から
隔年で出発する形式にあらためられ
それが今に伝わる行事となっています。

この伝統ある行事もほとんど報道されないためか
市民でさえ知らない人が多いのは残念なことです。


建穂寺=安倍川の西岸から約2キロ西(現 葵区建穂二丁目附近)にあった寺で明治初期に廃寺



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駿府城公園に名称が変更されました II

2012年04月05日 09時09分09秒 | 駿府のバラード

駿府公園から駿府城公園に名称変更され
このような立派な石碑が設置されました。

 石は安倍川
(あべかわ)上流の大谷崩(おおやくずれ)から採取された玄武岩で
 文字は久能山
(くのうざん)東照宮の落合偉洲宮司だそうです。






案内図の表題も上から貼り付けの形で訂正されています。
 「Sunpu Kouen Goannai」も英語の表記に直されました。

でも分かりづらい東御門のチケット売り場が
相変わらず表記されていません。
(全体を見直すことなく単なる「やっつけ仕事」になってしまっているのは少々残念です。)


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駿府城公園に名称変更されました

2012年04月03日 16時16分16秒 | 駿府のバラード
▽ 所在地は「葵区・ 駿府城公園・1番」

徳川宗家ゆかりの駿府城址の中堀(二ノ丸堀)内は
戦後、都市公園となり
市民に開放されていますが
その名称が4月1日から
「駿府公園」から「駿府城公園」に変更されました。

遅きに失したという印象ですが
静岡市民の城に対する関心が今ひとつだったので
これを機会に歴史上重要な城址であることが
市民に再認識されることを願っています。

4月1日、さっそく住居表示の「街区符号板」が
 付け替えられていました。



▽ 駅前地下広場の地図(右端は訂正もれか?)



静岡駅前地下広場の表示までは
手が回らなかったのか
数か月前に更新されていた地図は
一時的に旧称が貼りつけられたいたものが剥がされて
「駿府城公園」になっていたものの
サインは変更されていませんでした。

変更すべき表示はあちこちにあるので
一度に直すのは困難だとは思われますが
ここは一番目立つところにあるので
 早急
(さっきゅう)な対応がのぞまれるところです。

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2年ぶりにお踟 (おねり)が街かどに・・・

2012年04月02日 09時10分11秒 | まつり・イベント

▽ 葵区 紺屋町(こうやまち)にて青葉中商連による面踊り


▽ 葵区 馬場町(ばばんちょう)静岡浅間神社参道


▽ 駿府の山車はすべて江戸型(後部の勾欄の上部には人形を載せている)


▽ 最も大型で、最も古い(1886年)神武車、戦前は宮ケ崎町が所有していたという


▽ 最も新しい(1996年)咲耶車




廿日会祭(はつかえさい)のお踟(おねり:山車の巡行)は
駿府の町々に春を届けてくれるかのような
心うきたつものがあります。

おねりに「練」ではなく「踟」の字を当るのは
木遣りを歌いながら山車を牛に曳かせる
いかにも穏やかな気質の静岡らしさを
思わせるものがあります。
(5年ほど前から牛の調達が困難なためか
 牛に曳かせるものが順次少なくなり
 現在は皆無になってしまったのは残念です。)

昨年は震災の影響で中止されたため
2年ぶりの巡行です。

戦後始まった静岡まつりは、廿日会祭に連動して
(役所側は政教分離に配慮してか
 「呼応して」といかにも役所的な責任逃れのような言い方をしている)
当初は全く同じ日程の4月1日~5日に実施されていました。

つまり市民感覚で言えば
廿日会祭≒静岡まつりだったのですが
近年、静岡まつりは休日重視となり
今年はついに静岡まつりの方は4月6~8日となり
完全分離となってしまいました。

まあ、官製の静岡まつりは
奇をてらうようなものばかり実施していますので
かえってすっきりなのかもしれません。

それにしても
山車の巡行を市をあげて支援している
川越まつりなどと比較して(川越市役所所有の山車もある)
伝統軽視の静岡市という印象は
ぬぐいさることはできないのですが・・・・・
(もちろん政教分離は大事ですが
 支援する方法はあると思われます。)



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