駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

静岡市歴史博物館開館

2023年01月14日 09時00分00秒 | 駿府城址

▽ 静岡市歴史博物館(葵区・追手町(おうてまち)・4番)

▽3階展望室からの富士山(右端)

 

静岡県知事に不快感を示されるという困難にもめげず、
昨年('22年)7月23日、旧青葉小学校跡に
1階の無料ゾーンのみプレオープンした静岡市歴史博物館が
'23年1月13日(金)午後2時に全面オープンしました。(原則、月曜休館)

2階が常設の基本展示場で
生涯で最も長い25年を駿府(駿河府中≒静岡市葵区)で過ごした徳川家康公関連の展示はもちろん
今まで郷土の偉人としての扱いが希薄だった今川義元公にもスポットがあてられています。

3階は企画展示となっています。
現在企画展として2月26日(日)まで「徳川家康と駿府」が展示されています。

なお,静岡浅間神社境内にあった当博物館の前身ともいえる文化財資料館跡の建物を利用した
「大河ドラマ館」が
1月27日にオープンしますが
期間中,歴史博物館(隣接の大型バス駐車場)と大河ドラマ館(宮ケ崎町)を結ぶ
無料のシャトルバスが運行されるということです。(歴史博物館の休館日は運休)


駿府城の巽櫓(たつみやぐら)・東御門

2023年01月01日 12時00分00秒 | 駿府城址

▽東御門

新年の東御門です。

 

▽巽櫓(たつみやぐら)と東御門

駿府城の中堀です。(内堀と言う方もいますが,本来三重の堀なので「中堀」というのが正しいです。

その巽(巽:たつみ(辰巳)東南の意)の方角にある巽櫓と東御門の夜間のライトアップが
2022年の12月20日から,新しいものに更改されました。

世界的照明デザイナー石井幹子(いしい もとこ)氏のデザインによるもので
白壁の白さや石垣の重厚感がより強調されたものとなっています。

通常は日没15分後から24時まで,白色光によるものとなっていますが
春夏秋冬の各季節ごとの特別バージョンもあるようです。

・春(テーマ:桜に春霞)
3月20日~4月10日(19時00分~22時00分)

・夏(テーマ:山緑と海)
8月10日~8月31日(20時00分~22時00分)

・秋(テーマ:錦秋の紅葉)
11月1日~11月30日(19時00分~22時00分)

・冬(テーマ:家康ゴールドと葵色)(”23年の12月から)
12月20日~1月10日(18時00分~22時00分)

 

 


静岡市歴史博物館がもうすぐオープン

2022年05月09日 12時00分00秒 | 駿府城址

▽ 建設中の静岡市歴史博物館(葵区・追手町・4番16号)

 

葵区 追手町4番(旧青葉小学校跡地)に建設中の静岡市歴史博物館

23年1月オープン予定ですが
22年7月には1階の無料ゾーンが先行オープンするとのことです。

プレオープンが数か月先にせまり、工事の囲いが全面的にとれて
建物の全貌が見られるようになっていました。

 

追 記;22年7月23日(土) プレオープン(但し、9月末までは土・日のみ開館)

追 記;23年1月13日(金) グランドオープン (2階以上の有料部分)しました。


徳川家康公お手植えのミカンが実りました

2021年12月12日 12時00分00秒 | 駿府城址

 








紀州から献上された鉢植えのミカンを家康公自ら手植えしたと伝えられる
駿府城公園内(葵区駿府城公園1番:駿府城本丸跡)の「家康公お手植えミカン」が
今年も黄色く色づいています。

2021年12月13日には収穫され、希望者にも配布されるようです。

 

 

お手植えミカンは、普通の樹木のように縦に高く伸びる形態とはなっていません。
その理由やこのミカンがお手植えミカンである証拠についての研究が
表示されていました。

 

関連記事:
青島みかんの青島さん


外堀(三ノ丸堀)のデッキ設置工事がやっと完成

2020年10月21日 12時00分00秒 | 駿府城址

▽ 外灯ポールには今川家と徳川家の紋が・・・
 

 

関連記事はこちら

2019年秋から工事が進められていた
外堀(三ノ丸堀)にデッキを設置する工事.

当初は2019年度中(2020年3月)にできる予定が
予算措置的に事故繰越なのか明渠繰越なのか知りませんが
年度をまたいだ今頃になってやっと完成したようです

愛称は「駿府ホリノテラス」とつけたとか
少々あか抜けないように思うのですが(笑)

追 記

 

11月6日(金)、この場所を通りかかったところキッチンカーが出ていました.

静岡市の中心市街地は,町割りがほぼ江戸期のままなので
キッチンカーを停めるような場所がなかなか確保しづらく
駿府城公園内(二ノ丸堀内)くらいでしか見たことがなかったので
少々意表をつかれたような新鮮な趣きがあります.

なお,たまたま日没後だったのですが
キッチンカー自体は昼前から出ていたようです.

なお,来年春にはモバイルハウスを設置して常設のカフェとレンタルスペースを
設置するようです.


駿府城 外堀に 水辺デッキ設置工事が進行中

2019年12月01日 12時00分00秒 | 駿府城址
▽ 葵区 「追手町・2番」 と 「駿府町・1番」の間の外堀

▽ 完成予想図

▽ 位 置 (新静岡セノバ前 ~ 城代橋間)



市道追手町音羽町線
(しずおか焼津信用金庫裏から新静岡セノバ横を通り音羽町に至る道路)
の外堀(三ノ丸堀)沿いに面した部分に
にぎわい空間の創出を目的に
水辺デッキを設置する工事が進められています.

ここから県庁前附近の外堀は江戸期の原型をそのままとどめていると
思われるかもしれませんが
実は,1920年代に路面電車(静岡駅~安西)を通す際
道路の幅員を確保するため
(おおむね現在の歩道部分)埋め立てられて狭められています.

どうせ工事をするなら堀を元の幅に復元したうえで
デッキをつくってほしいものですが
100年も前のことを覚えていて
郷愁を感じる人など皆無なので
そんな主張をする人など誰もいないのも
仕方がないことなのでしょう.

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駿府城 光のナイト

2019年08月16日 22時00分00秒 | 駿府城址
▽ 坤櫓 (ひつじさるやぐら)


▽ 天守台発掘現場



2019年8月16日(金)から 8月18日(日)まで
駿府城公園がOHPなどを使った光のパフォーマンスで
東御門,巽櫓時(たつみやぐら) 坤櫓(ひつじさるやぐら)などの
既存の施設ばかりか
現在発掘中の駿府城天守台跡などもライトアップされ
普段見るのとは別の表情を見ることができます.

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パープル色にライトアップされた駿府城坤櫓

2014年11月13日 22時00分00秒 | 駿府城址
▽ 駿府城公園 富士見広場からの富士山

きょう(2014年11月13日)は安倍川おろしの北西の風が強く吹き
11月の静岡市としてはとても冷たい一日でした。

そのためか空気がさえわたり
 雲ひとつない富士山を見ることができました。





こちらは駿府城 坤櫓(ひつじさるやぐら)

 きのう
(14年11月12日)から始まったと言う
女性に対する暴力をなくす運動期間にちなんだ
パープルライトアップです。

冷たい空気で
よりさえざえとした“ひかり”に効果的に照らされていました。
(背後の中堀の向こう側にある市立病院の窓から漏れる照明が少々じゃまですが(笑))




二ノ丸橋近くの中堀側から櫓を見ると
 水面
(みなも)もパープル色に染められていました。




駿府城 二ノ丸御門跡

2014年04月23日 23時23分23秒 | 駿府城址


静岡県庁裏手にある
駿府城中堀の二ノ丸橋です。

この橋は、本来の二ノ丸橋の位置から50mほど東寄りに
戦後、石垣を崩して新たに架けられたものです。


(静岡県が1957年に児童会館(1973年に静岡市へ移管)を公園内に設置するに当り
 利便性を高めるために静岡市が設置したものだということです)






こちら(矢印の間)が
本来の二ノ丸橋があった部分で
 ここには高麗門があったということです。
( わざわざ、ふさいでしまった意図がわかりません。
 しかもやっつけ仕事のように両側の石とは規格が異なる石で・・・・)
 
 この石垣の裏手、かつて二ノ丸御門があったところは
 今まで、それらしい保存が全くなされていませんでした。




▽ 中堀の内側(=二ノ丸)の渡櫓門跡西側から


 ▽ 同、東側から


 今回、坤櫓(ひつじさるやぐら)の再建に合わせて
二ノ丸御門附近も整備され
渡櫓門があった石垣の一部も整備され
 往時のよすがをしのぶことができるようになりました。
(できれば、本来の二ノ丸橋を再建し、人が通れるようにするとともに
 高麗門、渡櫓門も再建してほしいものですが・・・)

城跡らしさが少ない駿府城址では
貴重な空間になりそうです。



▽ 二ノ丸御門跡の説明板 (図の三重の堀のうち一番内側の内堀は失われてしまってい (一部は発掘 ) )

▽ 静岡県庁別館21階展望ロビーから



駿府城 坤櫓(ひつじさるやぐら)の内覧会

2014年03月22日 07時07分07秒 | 駿府城址






 去年の今ごろは駿府城址の外堀などのサクラは満開でしたが
今年は去年に比べかなり遅れているようです。

 
 駿府城公園の第4工区(南西部)の整備事業の中心となる坤櫓
'14年4月3日からの一般公開予定に先立ち
 事前の申し込みによる内覧会が3月21日に行われました。





入口から入ってすぐ右手にある2階への急な傾斜の階段です。
2階部分は公開されていません。


 江戸期にあった櫓を忠実に復元しているため、
2階以上の部分の公開は建築基準法の規制などでむずかしいようです。
例によって早とちりの市民が数人、市民の税金でつくっておいて2階を見せないのはおかしいなどと
感想を言い合う姿がみられました。
 一般公開前とはいえ、それなりの表示をすべきだったかもしれません。










ヒノキ材などぜいたくに使った内部です。
床の釘は和釘を使かってアクセントになっています。

公開されない2階部分を見られるように
天井の一部が吹き抜けにされ構造を確かめることができます。

また、床下も一部ガラス張りにしてあり
ハリや基礎が見られるようにしてあります。




今昔スコープという眼前に立体画像が浮かび上がる装置も
1分の短縮版ながら参加者に披露されました。




 坤櫓(ひつじさる やぐらから見た富士山です。
坤というのは、もちろん南西という意味で、櫓の位置を表していますが
公園内で富士山を見るのに最も適した場所にありますから
 江戸城のそれのように「富士見櫓」という名前でもいいくらいですね。


※ 参 考
 子()・丑(北北東)・寅(東北東)・卯()・辰(東南東)・巳(南南東)・午()・未(南南西)・申(西南西)・酉(西)・戌(西北西)・亥(北北西)
 → 丑寅(艮:北東)・辰巳(巽:東南)・未申(坤:南西)・戌亥(乾:北西)



現中町(なかちょう)の四足御門よつあしごもん)方面です。
もちろん御門などなく、そればかりか外堀は埋め立てられて
 無粋な新中町ビルが建っています(笑)。


駿府城・坤櫓の工事も最終段階に・・・

2014年02月18日 18時18分18秒 | 駿府城址




4月から公開予定の坤櫓(ひつじ さる やぐら)

現在、3月21、22日の内覧会
(事前申込制,多数抽選)に向け
修景の整備が行われているようです。

工事箇所をのぞいてみると
本来の二の丸橋があった付近では
 石垣が新たに積み直されているのが確認できました。

もちろん、これは二の丸橋を本来の位置に架け替えるというようなことではなく
坤櫓付近の雰囲気を旧来のものに近づけようとするものなのでしょう。

駿府城・坤櫓(ひつじさるやぐら)が姿を現しました

2013年10月08日 12時00分00秒 | 駿府城址
前回の記事はこちら



▽ 中堀の水面(みなも)にも姿が映しだされています。







駿府城二の丸の隅櫓(すみやぐら)
東南の角にある巽櫓
(たつみやぐら)
89年に復元されましたが
現在、南西の角では、2014年3月末の完成をめざし
坤櫓
(ひつじさるやぐら)が建設中です。

今までは工事用のシートで覆われていて
姿を見ることができなかったのですが
昨日
(7日)シートが撤去されて姿を現しました。

江戸期の工法で再建された櫓は
白壁がまぶしく
たおやかな姿を中堀
(なかぼり:二ノ丸堀)の水面(みなも)にも映しています。

今後、内装や修景工事を進め
来年4月以降一般に公開されるようです。


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駿府城 坤櫓(ひつじさるやぐら)の見学会

2013年06月30日 06時00分00秒 | 駿府城址
前回の記事はこちら





駿府城二の丸の 坤(ひつじさる=南西)の方角の隅で行われている
坤櫓
(ひつじさるやぐら)の復元工事

いわゆる隅櫓
(すみやぐら)と言っても
7間
(≒14m)×7間×7間のかなりの規模のものです。

今年度中に完成予定ですが
木造二層三階建て(
建築基準法では二階建てになるそうです)の屋根がふきあがり
その見学会
(事前申込み制)が6月29日(土)に行われました。




昇っていく途中から見た駿府城公園
曇っていなければ富士山がよく見えたのでしょうが・・・




この秋には金属製のシャチが取付けられるようです。






使われている瓦は1万4000枚とか

葵の御紋の両脇にはハート型の刻印も・・・
完成後はこんなに近くで見ることはできないので気づくこともなかったかもしれません。




こちらは二の丸御門があった附近の整備に伴う工事だと思われます。 




余談ながら
現在の二の丸橋は二の丸御門があった位置ではなく

(公園内にあった児童会館の開館に伴い架けられたとのこと)
法務省合同庁舎の向かい側附近です。


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「ひつじさるやぐら」バス停登場

2013年04月02日 09時00分00秒 | 駿府城址

▽ 「駿府城ひつじさる櫓」バス停 (葵区 追手町(おうてまち)9番)

▽ 工事の進捗状況 (2月末現在)


 
静岡市が“しずてつジャストライン”に委託運行している
自主運行バス「駿府浪漫バス」のバス停「法務局・合同庁舎前」が
4月1日から「駿府城ひつじさる櫓」に変更されました。

 駿府城坤櫓
(ひつじさるやぐら)
今年度中に完成予定でいまだ工事中なので
ちょいとフライング気味のような気もするのですが
PRを兼ねているというのなら
 お役所にしては珍しいことで歓迎すべきことでしょう。

 

 余談ながら、東御門・巽櫓(たつみやぐら)の内部見学の入口は
 東御門から入ると垣根で見通せない位置にあるため非常に分かりづらいのですが、 駿府城公園内に何箇所かある公園案内図には東御門・巽櫓への入口(チケット売り場)の
表示がありません。
 (わかりづらいせいか、何十年も静岡市民をやってる人でも
 内部を見学できることを知らない人がいるようです。)
坤櫓をPRをしようという意気込みがあるくらいなら、公園内の案内図へ巽櫓入場口の位置を明確に記載すべきでしょう。
 多分、案内図の作成は公園を管理するセクションで、巽櫓を管理するセクションと違うため、
他セクションの仕事に気をを使うようなことをしないからなのでしょうが・・・・
 

▽ バス停近くの路傍のスミレ