駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

オランダとの交易も駿府城から・・・

2013年12月23日 23時23分23秒 | 駿府のバラード
▽ 駿府城公園 (葵区・ 駿府城公園・ 1番)


駿府城公園の中央にあるカリヨンの隣接地で
何やら工事が行われていました。

なんの工事なのかと思い近づくと
このような立札が・・・・・





オランダ大使館から
駿府城・坤櫓の来春の完工を祝してチューリップの球根が贈られため
その球根を植えるための花壇の工事でした。


なにゆえオランダ大使館から・・・・


さらに説明書きを読むと
なんと、長崎出島におけるオランダとの交易を認める朱印状が
ここ駿府城でオランダ国に贈られたということです。

 当時の家康公が将軍職を退いたとは言え
実権を持ったまま 駿府で大御所として君臨していたことを考えれば
当然なことながら
こういう事実を示されると
 あらためて当時の駿府の重要性を認識させられます。


3Dな横断歩道

2013年12月22日 22時22分22秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 城内町 7番 葵小学校先


駿府城中堀の北門橋の近くにある横断歩道です。

安全なはずの横断歩道で
相変わらず歩行者の死傷事故が多いということです。

そこで、運転する側に注意喚起させる目的で
横断歩道の白線が立体的に見えるペイントを施して
その効果をたしかめる実験が始められました。

事故の減少にどの程度の効果があるのかはまだ未知数ですが
こういう試みは積極的に進めてほしいものです。


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ストップ温暖化!

2013年12月21日 20時00分00秒 | 街かどのメヌエット



青葉通りで開催中のイルミネーションです。




今夕(12月21日)、一部のブロックのイルミネーションをライトダウンして
ろうそくの灯りがともされ
地球温暖化ストップのキャンペーンが行われていました。

ろうそくの灯りのみの演出も幻想的でなかなかのものです。






ただ、キャンペーン自体は大変有意義なことですが
イベント時だけの一過性のものに
終わらせないようにするのはなかなかむずかしいですね。


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今年も街中にスケートリンクが登場

2013年12月14日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット

 きょうは12月14日
雪の降るなか赤穂義士による討ち入りが決行された日です。

もっとも、当時は旧暦で
 しかも元禄15年は8月が閏月
(8月を2回繰り返す)
1年が13カ月ある年だったので
今の暦で言うと1月末になるようです。

関東地方の雪は真冬よりも
むしろ冬の終わりごろから春先にかけて多いのですが
 1月末なら雪が降ってもおかしくないということになるのですね。


 それはともかく
週末にはいろいろな催しが行なわれてにぎわう
 葵区役所と常磐公園を結ぶ青葉通りです。


▽ 葵スクエア (葵区 呉服町二丁目)


その青葉通りの葵区役所側の起点にある葵スクエア
昨年登場して好評だったスケートリンクが今年も登場して
 さっそく子どもたちが楽しんでいました。

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アドベント

2013年12月07日 21時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 英和女学院生によるハンドベルの演奏 (七間町・アトサキセブン)


街かどから流れるクリスマスの音楽

こんな季節に季節になると
たとえクリスチャンではなくとも
にわかクリスチャン(?)に変身して
 心の高揚を覚える人も多いかもしれませんね。 




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イチョウの黄葉

2013年12月06日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 小梳神社(紺屋町)の境内に黄色いじゅうたん(敷イチョウ?)


東京あたりではイチョウの街路樹が
美しく黄葉する風景をよく見かけます。

静岡ではイチョウの街路樹は少ないうえ
枝をばっさり剪定で落とされてしまうため
なかなかそういう風景は見られません。

 ここ、小梳神社
(おぐしじんじゃ)のイチョウが
美しく黄葉していて思わず見とれてしまいました。

街路樹に無理解な静岡の市民性から
 今後も静岡の街路樹がこんな風に黄葉する風景は

 望めないのでしょうか・・・・・

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「夕顔小路」をご存じでしょうか

2013年12月04日 18時00分00秒 | 駿府のバラード
▽ 明治時代の西草深町あたりの地図
    「夕顔小路」の記載はないが「竹屋小路」の名が確認できる。
  また、周辺地域では「富士見小路(現富士見町)」や「瓦屋小路」の名も見られる。

静岡の町は「○○小路」と言った名称はあまり見られませんが
もともと武家地だった西草深町あたりでは
七間町方面の町人地のようなきちんとした区画ではなかったためか
地図上で確認できる「竹屋小路」以外に「せんだん小路」など
 いくつかの名前がついた小路があったようです。


▽ 慶長年間の地図に林道春の名が確認できる。

そんな小路のなかに「夕顔小路」という雅な名前の小路があったということです。

 雅な名ゆえに大仏次郎
(おさらぎ じろう)の小説のタイトルにも使われたという
この小路名は 儒学者の林道春(林羅山)の別号「夕顔巷(せきがんこう) 」にちなむもので
その屋敷跡がこの地にあったからだということです。
(NHK静岡放送局があった裏手附近のようです)

西草深町は戦後の区画整理で街区の形状が変わってしまったため
その面影は全くなくなってしまい
その結果、その雅な名も忘れ去られてしまったのは
 少々残念な気もします。

▽ 現在の西草深町付近