駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

世界お茶まつり2010

2010年10月30日 09時30分30秒 | まつり・イベント
10月28日から31日まで
東静岡駅南口にあるグランシップ(静岡県コンベンション アーツ センター)で
3年に1回の「世界お茶まつり」が開かれてゐます。
今回は第4回といふことです。



このまつりの趣旨は実行委員会会長の徳川恒孝氏(徳川宗家第18代当主)によれば
「日常生活のあらゆるシーンの傍らにあり世界中で親しまれているお茶の
 産業・文化・学術のより一層の振興を図っていくこと」だそうです。(ホームページから要旨)
と言ってもなかなか実態が分かりません。
実際に会場を見てみませう。




こちらがメイン会場の1階大ホールです。
静岡県以外にも宇治、鹿児島、八女などのほか
中国・韓国・スリランカなど世界のお茶やお茶の関連商品のブースが100ちかくできてゐます。
商品の紹介、来場者への小売のほか商談の場でもあるようです。




伊藤園のキャラクター(すみません、名前は知りません)も歓迎してくれます。




静岡と言へばお茶ですが、国産紅茶発祥の地でもあるのです。




3階などでは世界大茶会と称して世界のお茶文化が紹介されています。
これは韓国茶礼の紹介です。




抹茶席のお菓子はやはり屋形町(やかたまち)の増田屋さんなんですね。

そのほかあまたの展示や催しがあるのですが
ほんの数時間の滞在では見きれませんでした。

青葉通りのイルミネーション設置工事

2010年10月29日 23時59分59秒 | 街かどのメヌエット
▽青葉通りのうち旧下石町二丁目地区
 (旧下石町二丁目についてはこちらを)



年末恒例の青葉通りのイルミネーション
以前は11月初めの大道芸ワールドカップの期間中から点灯されてゐましたが
5年ほど前から経費節減のためなのか
11月下旬からになってゐました。

10月29日設置工事が施行されていて、一部試験点灯されていました。
今年は久しぶりに大道芸ワールドカップ期間中(11月4日~7日)から点灯されるのでせうか?




▽昼間のやうす



追記:
今年の点灯は11月18日~2月14日ということです。
個人的には2月までの点灯を少し早めに切り上げて11月初めから点灯させた方がいいと思うのですが・・・

最近の新静岡ターミナル

2010年10月27日 12時00分00秒 | 新静岡ターミナル
このカテゴリ(新静岡ターミナル)の記事はこちらにあります。




新静岡駅の2番線ホーム上にも建設中のビルの鉄骨がせり出す形で組まれているのが確認できます。
(一番左側の3番線は閉鎖中)





新静岡駅構内から




こちらは、県庁別館(21階展望室)からです。 




駿府城址(駿府公園)内からも鉄骨が見えるようになりました。

日本にもあったピラミッド

2010年10月22日 12時00分00秒 | ちょいとお出かけ
▽ 一辺が32mの石積基檀の上に7段の階段状石積みが築かれていて全体の高さは10m


▽ 奇数段の側面には多くの石仏が配置されている。


▽ 現地の説明板


 ▽ 石仏(屋根は直射日光から保護するため設けられたもの)


日本のピラミッドともいうべき史跡が奈良市内にあるというので訪ねてみました。
歴史にそれほど興味がなくとも
ここに立つだけで過去の歴史との接点と触れる喜びに浸ることができること請け合いです。

 この史跡は「頭塔(ずとう)」とよばれ
 東大寺南大門の南へ約1Km、新薬師寺の西へ約700mのところにあります。

 (奈良交通バス市内循環乗車、破石町(わりいしちょう)下車すぐ)
 
 伝説では、怨霊により八つ裂きにされた奈良時代の僧の玄肪(げんぼう)の首塚であると言われ
そのため「頭塔」と言うのだという説が流布されていたようです。

 現在の学界の説では、東大寺の僧の実忠和上(じっちゅうかしょう)
 「土塔
(どとう:五重塔と同じように仏舎利を納める役割の塔)」を築いたという記述が古文書にあるので
それがこの「頭塔」に当るのではないかということです。
つまり「ドトウ」がなまって「ズトウ」になったと考えられるということです。

この遺跡が現在の形に整備されて公開されるようになったのは
そんなに古いことではありません。

 1986
(S61)年から発掘調査が行われたのですが
それ以前は、単に木が生い茂った小山のような状態で
古い石仏がところどこに見えるだけで
近隣の子ども達の格好の遊び場だったということです。

発掘が終了後、見学用のデッキなども整備され現在のような形になったのは
わずか10年前の2000年のことなので
奈良在住の方にはともかく、全国的にはまだまだあまり知られていないようです。

普段、この遺跡を見るには予約が必要とのことですが
 現在、特別公開中で2010年
11月7日までは自由に(要拝観料)拝観することができます。


十三夜のヘソ餅

2010年10月20日 19時00分00秒 | 街かどのメヌエット
きょうは十三夜ということですが
あいにく朝から小雨模様で
お月見はちと無理のようです。

代わりに駿府公園(駿府城址)のススキです。(笑)



夕方、静岡伊勢丹へよったところ
月見団子を売っていたので買ってみました。

静岡県中部地方の月見団子は
直径は4~5センチの平べったい形をしていて
真ん中にくぼみがあり、一般に「へそもち」とよばれています。
原料は団子といっしょなので正確に言えば「へそ団子」と言うべきでしょうが・・・・



おそらく、ほかの地方ではみられないことでしょう。

七間町のキンモクセイ(金木犀)

2010年10月19日 19時19分19秒 | 街かどのメヌエット

これは七間町ではなく宇治市の宇治川沿いに咲くキンモクセイ、10月始めでしたが満開でした。


やっと咲き始めた七間町のキンモクセイ。



七間町(しちけんちょう)といえばケヤキ並木とキンモクセイ
キンモクセイは、各ブロックに2箇所ほど置かれた
大型の植木鉢に植えられているもので
ややきゅうくつそうです。

よその土地ではけっこう咲いていたのに
七間町のものは、なかなか咲き始めないので
今年はお休み(?)なのかと思ったほどでしたが
この数日でたくさんの花をつけ
商店街に芳香を放っています。

咲くのが遅かったのは
鉢植えであることに加え今年は猛暑であったためでしょうか。

川越祭りと駿府の祭り

2010年10月18日 23時59分59秒 | まつり・イベント
▽左:大手町・鈿女(うずめ)、右:中原町・河越太郎重頼


▽左:元町一丁目・牛若丸、右:川越市所有・猩々(しょうじょう)


▽左:幸町・小狐丸、右:野田五町・八幡太郎


▽10月16日松江町二丁目地内に於ける松江町二丁目・浦島の山車(左) VS 仲町・羅陵王の山車

(短いですがこの動画で雰囲気は分かるかと思います。)



10月16日、17日に行われた川越祭り
その起源は氷川神社の例大祭にあり、
川越城下を巡る神幸祭に町衆の自発的な山車(だし)や踊り屋台が随行したものが
現在の山車行事に発展したものだという。

川越の旧城下には現在、市有の1台を含め29台の山車があり
このうち、16日には8町の山車と市有1台の計9台の山車
17日は、16日とは別の8町と市有1台の計9台の山車が引き回される。
(つまり2日間で見ることができるのは17台で、すべての29台の山車を見ることができるのは
10年に1回で2年後がその年に当るようだ。)

静岡でも江戸期には駿府96か町から数十台の山車が出て
大変にぎやかな祭であったという。
明治になるとその勢いがそがれ、各町で所有されていた山車のうち何台かは
各地へ売られて散逸したりしたという。
それでも戦前にはかなりの数の山車が残っていたと言われているが
その山車も静岡大火(1940.1.15)と静岡大空襲(1945.6.20)でほとんど焼失してしまい
現存する山車は5台(うち1台は1996年に建造されたもの)のみだ。

静岡浅間神社の廿日会祭(はつかえさい)に呼応する形で始められた静岡まつりと川越祭りとの大きな違いは
川越祭りでは山車の巡行こそが祭りのメインであることに対し
静岡のそれは官製の「静岡まつり」と「浅間神社廿日会祭」とを厳格に区別し
官製のそれでは家康公の花見の様子を再現したとされる「大御所花見行列」や「夜桜乱舞」など
奇をてらうものばかりを主催し、山車の巡行には市はほぼノータッチであることだ。

その結果、大々的に行われる大御所花見行列などに市民の関心が向きがちで
伝統の山車の引き回し(静岡では一般に「お踟(おねり)」という)には
市民はほとんど無関心という現状である。

かつては、お祭りといえば、まず「お踟(おねり)」を思い浮かべたものだが
お踟の当番町はほぼ旧城下地区に限られることもあり
新興の住宅地や郊外で育った人のなかには
静岡に山車があることさえ知らない人もいるようだ。
(静岡まつりの行事を予告する広報紙でも付け足しのごとく ごく小さく掲載されるのみ)

もう少し、山車の巡行を祭りの主役に引き立てるべく
市が賛助することができないものなのだろうか?
もちろん、宗教行事に行政が直接に関わることは厳に慎むべきことであることは当然であるが
川越市の状況を見ると山車の巡行を文化財ととらえれば
市が協賛会など組織して市民の興味を喚起するようなことはできるのではないだろうか。
(4月5日に行われる「※古式稚児行列」は祭祀としても、それ以外の日に行われるものは
 必ずしも祭祀ととらえなくてもいいようにも思われる。) 

また、川越祭りでは、川越市所有の山車があり
その山車の巡行には、山車を所有しない町の子どもたちなどが参加できるということだ。
静岡でもそのような形で旧城下地区以外の子どもたちにも興味を持ってもらい
後世に伝統を引き継いでほしいものである。

同じ江戸型山車と言っても
豪華な川越の山車と静岡の山車では格が違いすぎ
比較すること自体に無理があるという意見もあるだろうが
現状の祭りに対する静岡市の姿勢はあまりにもさびしいと感じるのは私だけであろうか?

余談ながら、川越の山車には
家康公や家光公の人形を載せた山車がある。
静岡にも竹千代君(たけちよぎみ)や今川義元公の山車があったら町起こしにもなるし
第一、楽しいのではと思うが、現状ではほとんど不可能なことであろう。



▽静岡の山車



※ 古式稚児行列のようすはこちらを御覧ください。
その1
その2 

ハイテンションなペガサート

2010年10月11日 12時13分14秒 | 街かどのカプリッチョ


江川町交差点の再開発ビル、ペガサートです。
(正確には低層部がペガサート、上層階はマークス・ザ・タワー静岡という集合住宅)
早いものでもう6周年らしいです。

現在、隣接する新静岡ターミナルが閉鎖中ということもあって
必ずしも順風満帆というわけではないようです。



それもあってか
先月から6周年の記念イベントなどが
行われているようです。(やや、小出しの感はありますが)

ところでポスターの「6ht」って、どんな意味なのでしょうか?
6つのハイテンションなイベントが行われるというのは考えすぎなんでしょうね(笑)

不遜な葵タワーの掲示

2010年10月10日 10時10分10秒 | 街かどのラプソディー
 
これはどこにでもある自転車が歩道上にとめてある風景です。
 




そしてここには警告の掲示が何枚も貼ってはります。

「ここは駐輪場ではありません」
そんなことはみな分かっていることでしょう。

「通行のさまたげになるから撤去します」って
敷地内ならともかく、歩道上の自転車について
ビルの管理者に市や警察のようなそんな権限があるのでしょうか?
しかるべきところに移動させて保管するというのなら分かりますが・・・
 もしそういう意味でなら、処分という印象が伴なう撤去という言葉を使うべきでないでしょう。


元をただせば、このビル(葵タワー)ができたとき
「お客様」に積極的に駐輪場への案内をしてこなかったことが原因のひとつに思われます。

そもそもビルへの来客者を、ありがたいお客様だと思わず
迷惑に思っているのでしょうか。

 マンションや単なるオフィスビルならこんな文章でもよいのかもしれませんが

 (このビルの中層階から上はオフィスで、全体に占める割合からすればオフィスビルなのでしょうが)
書店や飲食店,美術館が入居するこのビルは、一般市民からすればあきらかに集客施設としてのイメージですから
もう少し文章に工夫が必要だと思われます。
もし、デパートなどがこんな紋切り型の掲示をしたらお客を失うこと必至でしょう。


多分、このビルでは集客フロアをプロデュースする人がいないのでしょう。
でなければ、三流ビルよろしく駐輪禁止の掲示をベタベタたくさん貼って
自らビルの品格をおとしめるようなことはしないでしょう。
 まあ、遅かれ早かれ場末の陳腐な商業フロアになってしまうような気がしてきました。(笑)
 
 
 
国道1号沿いの分かりづらい場所にある駐輪場
表示も目立たず、市の「自転車等の駐車秩序に関する条例」があるので
仕方なくつくったかのようです。
 




 お役所顔負けの厳重な注意書き(真に受けた客は帰ってしまうでしょう) 
 
違反者には1万円を徴収するとありますが本気なのでしょうか?
この手の表現は、三流の有料駐車場等で見かけることがありますが
もし単なる
恫喝のつもりならこんな品のないヤクザまがいの表現は
やめた方がいいでしょう。
 
なお、全体的に敬語を使って書いているつもりなのでしょうから
「利用しない方は・・・」ではなく
「利用されない方は・・・」又は「利用なさらない方は・・・」とすべきでしょう

新静岡ターミナルの建設

2010年10月05日 06時00分00秒 | 新静岡ターミナル
この1カ月の工事の進捗状況です。


▽静岡県庁別館から(2010年9月22日)



▽旧くまたか橋から(2010年10月4日)



▽ペガサートから(2010年9月11日)


▽ペガサートから(2010年10月4日)



▽市道追手町音羽町線から(2010年10月4日)



▽旧電車通りから(2010年10月4日)




 ※旧電車通り=松坂屋東側から新静岡駅へ至る道

きょうから10月

2010年10月01日 10時10分10秒 | 街かどのメヌエット


きょうから10月
10月と言えば赤い羽根ということになるでしょう。
昔ほど街かどで募金を呼びかける姿を見かけることはなくなりましたが・・・

それでも初日ということで県知事やフジッピーも動員(?)されていました。




鉄道関係では、10月1日は東海道新幹線開業の日(1964年)ですが
ローカルな話題としては、静岡と甲府を結ぶ特急「ふじかわ号」が15年前に運行開始され日だそうです。
(準急として誕生したの64年3月、66年3月急行に。準急・急行時代は「ふじかわ」でなく「富士川」)

15周年を記念して10:30から記念切符等を発売するということで、早朝から並んでいる人がいました。




静岡駅バスターミナルもきょうからやっと全面供与開始
でも、17番線の歩道舗装は間に合わなかったようです。