駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

見納めの富士山

2011年12月31日 12時31分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 駿府城址(すんぷじょうし)からの富士山



この数日、すっきりとした晴天とはならないせいか
冬らしい凛とした姿を見せてはくれない
ややかすんだ見納めの富士山です。

紺屋町(こうやまち)の交差点が歩車分離式信号に

2011年12月30日 12時30分00秒 | 街かどのメヌエット





両替町通りと旧紺屋町通り(呉服町通り線と直角に交わる中島屋ホテル前の道)が交わる交差点が
いつのまにか「歩車分離式信号」になっていました。

中心市街地の交差点は
横断地下道がある交差点を除いて歩車分離式信号となっている交差点が多いのですが
その多くはスクランブル式で
原則として斜め横断を認めない方式の単なる「分離式」は少数派です。

ここの交差点は道路の幅員が広くはないので
斜め横断を認めてもよさそうに思うのですが
むしろ、歩行者の斜め横断の需要が少ない交差点と
判断されたのかもしれません。

歳末の商店街のディスプレイ

2011年12月27日 12時27分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 呉服町名店街(旧呉服町二丁目~五丁目)


例年、クリスマスの終了とともに
呉服町名店街の飾り付けは新年ヴァージョンに
取り替えられるのですが
今年は表示だけウインターに変更ですませているようです。
(大晦日あたりに賀正などの表示になるのかもしれませんが・・・)



▽ 呉六名店街(旧呉服町六丁目)


呉六名店街ではいつも行灯風のものを使っています。
お得意の変り身の速さで
新年用には静岡浅間神社のものを使っています。

静鉄電車に買い物急行登場

2011年12月21日 12時21分00秒 | 電車・バス
▽ 上り急行クモハ1008(方向幕の表示は「臨時急行」)



静岡鉄道の急行は平日の朝のラッシュ時のみの運転ですが
12月10日から1月9日の土曜、休日限定で
新静岡セノバへの買い物客を見込んだ
臨時急行「セノバ号」が登場しました。

新清水発を9:00から14:00までの毎正時発の6本
新静岡発が12:30から17:30までの毎30分発の6本です。

このような弾力的なダイヤを組むことができるのは
小規模な民営鉄道ならではですが
なんと言っても中小民鉄ではまれな
全線複線であるからこそ可能なことでしょう。

なお、12月23日から1月9日まで
冬休みワンデーパスという
静鉄電車が一日乗り放題となる
乗車券(大人450円)が発売されています。

なごりのカエルの手 ・ 仙洞御所編

2011年12月17日 12時17分00秒 | ちょいとお出かけ



京都の真ん中にある環境省所管の京都御苑
(環境省が管理する公園には、他に皇居外苑・新宿御苑がある)

1300m×700mの広大なこの京都御苑には 京都御所があることで有名ですが
(京都御苑全体を京都御所と言う場合があるが正確には正しくない)
今回は上皇の御所である仙洞御所(SENTO-GOSYO)を訪ねてみました。
(桂離宮、修学院離宮と同じように事前に宮内庁に申込、多数抽選)




ここでもなんとか
なごりのカエルの手に間に合いました。





こちらの北池では
もう少し早ければ水面に投影された
美しい紅葉が見られたようですが
さすがに木立は冬のたたずまいとなっています。

(申し込みの競争率が高い時期をねらうのは大変なので仕方がないですが・・・)

それでもなかなか心を満たされる風景には違いありません。




南池に架けられている八ツ橋です。

(お菓子の八ツ橋とは関係ありません)

5月上旬には手前にサガリフジ、奥手にノボリフジが
美しく咲くそうです。

ここでも想像力をたくましくして
その風景を心の内部に描いて渡ってみます。





こちらは冬ごもり姿のソテツだそうです。

雪と無縁な静岡ではソテツだからと言って
特別に冬の対策などしませんから
ちょいと驚かされる光景です。

京都・なごりのカエルの手

2011年12月11日 12時11分11秒 | ちょいとお出かけ
▽ 宝厳院(右京区 嵯峨天龍寺芒ノ馬場町)



カエデの語源はカエルの手とか・・・・
秋も深まりそのカエルの手も
なごりのモミジ(カエデに限らず紅葉したもの全般を言う)となっています。

京都のモミジと言えば
東福寺を始めたくさんの名所がありますが
春と秋のシーズン以外は拝観謝絶の
天龍寺の塔頭(たっちゅう)、宝厳院を
訪ねてみました。

京福電鉄嵐山駅前辺りは
まるで繁華街のような賑わいに
げんなりさせられるのですが
さすがにこの辺りはそれほどでもありません。

それでも傍若無人に行き止まりの道路にまで進入してくる
遠方のナンバーの自家用車には
多少、怒りに近いものをおぼえますが・・・・(笑)




▽ コケでおおわれた庭にもカエルの手が・・・





宝厳院の庭は嵐山を借景とした獅子吼の庭で知られています。
やや見頃を過ぎているとは言うものの
やはり見ごたえがある風景です。

単なる山のモミジと違い
風格のある古刹のたたずまいとモミジ
この調和が京都ならではですね。

呉服町通りにマツモトキヨシが進出

2011年12月05日 23時59分59秒 | 街かどのメヌエット
▽ 工事の囲いの中からマツモトキヨシの看板がのぞく



繁華な呉服町通り(ごふくちょうどおり)のうちでも常に県内一の地価を誇る
呉服町旧六丁目(現呉服町二丁目6番地~8番地付近)

ここにあった江崎書店が10月11日かぎりで閉店しその後がどうなるのか気になっていました。

閉店後、内装工事をしておりましたので
最近はめずらしくもなくなった空き店舗(?)になってしまうことはないとは思っていました。

きょう、通りがかったところ
まさかのマツモトキヨシの看板が設置されていました。

マツモトキヨシと言えばどこにでもあるドラッグストアですが
静岡市内では、地元の高田薬局がマツモトキヨシと業務提携していたこともあって(2008年提携解消)
あまり目立たない存在でした。







この呉服町旧六丁目のブロック(中心市街地の1ブロックは1丁≒109m)には
古くからある平尾薬局のほか関西のダイコクドラッグが既に進出し
別に薬屋には不自由してはいません。
(そのほかにも呉服町通りには同業種の店が何軒かある)

呉服町通りは旧東海道沿いですので
間口が狭い店が一般的なのですが
江崎書店があった場所はさすがに書店であったため
間口も広く立地条件とともにかなりの優良物件だと思われます。

それゆえ静岡らしい個性的な店ができてほしいと思っていましたので
かなりがっかりです。
(笑)



▽ 江戸期の呉服町六丁目の位置
 (旧東海道沿いであり、駿府城下の中央を貫く七間町に次ぐ繁華街だったようだ)