▽ 竹千代君を見守るように(?)隣に設置された今川義元公の像 (葵区・黒金町)
▽ 小和田哲男氏(一般には大河ドラマの時代考証でおなじみ)による碑文
ここ駿府の礎は今川時代にあり、のちの徳川時代、そして明治時代以降、現代へと続く
歴史の連続性の中で培われてきた。
松平竹千代に英才教育を与え、徳川家康という天下人を生み出した今川義元公は、
京文化に精通し、優れた政治的・軍事的手腕をもつ類まれなる名将であった。
▽ 臨済寺(りんざいじ)住職による題字
▽ 向かい側にある静岡市美術館の外壁には葵の御紋のほか
今川家の赤鳥紋も掲示された. (葵区・紺屋町)
5月19日は今川義元公の命日で
例年ですと今川家の菩提寺である臨済寺(葵区・大岩町)が公開されるのですが
今回の公開は残念ながら中止となってしまったようです.(公開は年2回だけです)
一方,静岡駅前北口広場では設置工事が進められていた
今川義元公の銅像が竹千代君(たけちよぎみ:家康公の幼名)像の隣に設置され
この日(2020年5月19日)から公開されました.
(各地にある像は,たいてい高い台座のうえに設置されるのが通例ですが
見る人の視線と同じ位置に設置されるのは比較的珍しいような気がします.
威厳を示すためとか,いたずらを警戒してのことでしょうが・・・
そういえば昔,西武百貨店静岡店前に少女の像があったのですが
やはり人の背の高さでしかも繁華街であったためか夜間にいたずらされることが
多く,業を煮やして店内に移設されてしまったのを思い出しました。)
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