駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

海道一の弓取り・今川義元公の像が設置されました

2020年05月20日 09時09分09秒 | 駿府のバラード
▽ 竹千代君を見守るように(?)隣に設置された今川義元公の像 (葵区・黒金町)






▽ 小和田哲男氏(一般には大河ドラマの時代考証でおなじみ)による碑文

ここ駿府の礎は今川時代にあり、のちの徳川時代、そして明治時代以降、現代へと続く
歴史の連続性の中で培われてきた。
松平竹千代に英才教育を与え、徳川家康という天下人を生み出した今川義元公は、
京文化に精通し、優れた政治的・軍事的手腕をもつ類まれなる名将であった。

▽ 臨済寺(りんざいじ)住職による題字



▽ 向かい側にある静岡市美術館の外壁には葵の御紋のほか
 今川家の赤鳥紋も掲示された.  (葵区・紺屋町)


5月19日は今川義元公の命日で
例年ですと今川家の菩提寺である臨済寺(葵区・大岩町)が公開されるのですが
今回の公開は残念ながら中止となってしまったようです.(公開は年2回だけです)

一方,静岡駅前北口広場では設置工事が進められていた
今川義元公の銅像が竹千代君たけちよぎみ:家康公の幼名)像の隣に設置され
この日(2020年5月19日)から公開されました.

(各地にある像は,たいてい高い台座のうえに設置されるのが通例ですが
 見る人の視線と同じ位置に設置されるのは比較的珍しいような気がします.
 威厳を示すためとか,いたずらを警戒してのことでしょうが・・・
そういえば昔,西武百貨店静岡店前に少女の像があったのですが
やはり人の背の高さでしかも繁華街であったためか夜間にいたずらされることが
多く,業を煮やして店内に移設されてしまったのを思い出しました。)


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バス停標識の変更

2020年05月10日 12時00分00秒 | 電車・バス
▽ 旧バス停

▽ 新バス停 (「バスのりば」の表記はなくなりピクトサインで表している)



しずてつジャストライン(静鉄バス)のバス停の標識が
2020年度から変更されたようで
徐々に新しいものに変更されているようです.

新しいものは白を基調としたもので字体も変更され
よく言えばスタイリッシュで上品なのでしょうが
あまり目立たない色づかいで
離れた位置からは目立たず
認識性の面では問題があるような気がします.

なお,バス停名のアルファベットによる副表記は
今までの日本語としてのローマ字表記(ヘボン式を原則としつつもJRの駅名標のようには徹底していませんでした)から
英語表記を意識したものに変更したようです.


余談ながら,2002年に静岡鉄道のバス部門が子会社化されるまで
「静鉄バス」という言い方が一般的でした.
それが別会社になった以降
「静鉄バス」という言い方を拒否するかのごとく一切使われず
「しずてつジャストライン」という表示や言い方が徹底され
静岡鉄道とは全く関係がないのだと言わんばかりだったのですが
数年前から「静鉄バス」という言い方が
告知やバス停,バス車体の表示などにも徐々に使われ始めています.
バス部門の再編などを見込んでのことなのでしょうか・・・・・

コメント (2)
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泳がぬコイ

2020年05月05日 05時05分05秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・呉服町二丁目・8番地附近


旧市街地ではすっかり見かけなくなってしまったこいのぼり
(郊外でも少ないですが・・・・)

だからなのかどうか分からないのですが
商店街のバルコニーにコイが飾られていました.

残念ながら泳がないのですが
狭隘な幅員の商店街で泳がすことは無理でしょうから
仕方がないでしょう.

それでも季節感を演出する心意気だけは感じられます.

追 記:
5月6日までのこの連休中は,自粛のため薬局やコンビニエンスストアを除いては
営業している店はほとんどなく,商店街は閑散としていました.
したがってこのコイを見た人はほどんどいなかったかもしれません.


▽ 葵区・追手町(おうてまち)・9番


こちらは元気に泳ぐ静岡県庁東館前のこいのぼり

大手門櫓跡の石垣の上なので
風がよくとおるためか
いつも元気がいいようです.

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ミカンの花咲く城址

2020年05月01日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・駿府城中堀(二ノ丸堀)沿い





中堀沿いの甘夏ミカンの並木
実がなるころはその大きさゆえに
存在感を示して誰でも気づくのですが
花となるとその小ささゆえに
遠目で見ていると見過ごしてしまいます.

ミカン類の花は
実の大きさに比例することなく
ほとんど変わらないのは
浅学の身には不思議な感じがします.

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