法の根本原理の学たる法哲学の任務でなければならない。(s.6)
— review (@myenzyklo) 2017年10月31日 - 21:22
※
この尾高の著作の根本テーマである「法の窮極に在るものは何か」という問いを、私なりに問い直すとすれば、それは「法の概念とは何か」という問いになる。ここでいう概念とは、あらゆる事物をその事物たらしめている
根本の要因についての「普遍的な概念」のことであるから。
— review (@myenzyklo) 2017年10月31日 - 21:25
ヘーゲルはそれを「自由」としてとらえていた。ヘーゲルの「法の哲学」は、自由の概念が、法や国家という理念へと発展してゆく論理を論証しようとしたものである。尾高がヘーゲルについて論及していることは確認できるけれども、
国家と自然法について論じたヘーゲルの「法の哲学」そのものについて、尾高がどのような認識をもっていたのか、あるいは、もっていなかったのかについては、もう少し読み進めなければわからない。
— review (@myenzyklo) 2017年10月31日 - 21:25