玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

ねったぼand能、狂言

2005年01月23日 | ねったぼのつぶやき
 2年ぶりにねったぼを作る。
1年に2~3回たずねてくる弟に出した。あんまり味覚も開拓されていないのか、美味しいとも、なつかしい味だとも言わずパクパクと食べただけ。 なんとも素っ気無いものだ。囲碁中で中休みだったせいだろうか。それとも前回38会で意に反して、必要以上にねったぼ談義が盛り上がったので、私自身が勝手にもっと喜んでくれるはずだと決め込んでいただけだったのかも知れない。

 その後、以前からチケットをとってあった能、狂言を見に市民ホールに出かけた。
いつもそうであるように、中年の客でほぼ埋め尽くされていた。
狂言は言語が明瞭で理解しやすいが、能は事前に解説がなされたからなんとか、展開されてゆくストーりーにはついてゆけたものの、まったく言葉としては聞き取れない。ときどきウトウトもしたが、動きの緩急や、独特の歩き方、床を足でドン!と踏みつける音、はやし方の声や笛、太鼓の音、きれいな舞台衣装と袴の対比など、全体の様式美が、言語のまったくわからない外国人にも受け入れられる所以かなと思う。

コメント
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