ウォキング参加者は40名近かった。挨拶、ストレッチの後、約5Km50分武蔵野の面影を残す林の中を早足で歩いた。林の中はゴミや車の往来もなく気持ちがいい。小鳥の声も聞こえていたろうに、お喋りに花が咲いて思い出せない。私は深呼吸を何度もして「私の肺」に酸素を満たしてやった。
シャワーもそこそこに昼食を摂る。その間も名刺や船上での写真の交換がなされていた。午後は貸切の観光バスで川越市立博物館、川越城本丸御殿、喜多院、川越祭り会館の案内をシルバーガイドさんを中心に案内してもらい、最後に蔵の町並み散策と満載の1日であった。
日帰りの方々も半分はいらしたので懇親会に移った。趣のある料亭で自己紹介やその方のネタ晴らし、美味しいお酒や料理、かって映写会をしてくださったY氏(その度に重い機器一式持参)の第2弾目のスライドで、皆の気分は船上に戻り心は一つになった。2時間の予定は30分延長され、来年の幹事さんが4月予定の挨拶をし次回を約して別れた。
16~7人が宿舎に移り「これからが本番」とばかりに膝を突き合わせて2次会に移る。知り合う機会のなかった方々との初顔合わせ。知り合いだった筈ながら知りえていなかった人の人となり。少人数の気安さから伏せておきたかった事などの更なるネタ晴らしなど爆笑に爆笑を重ねた。104日の運命共同体はかくも分かちがたく私達を結び付けていると実感された。
翌日は朝方宿舎で解散となる。折角の川越祭り。私たち6名はショッピングや町並み散策の合間に、夜のクライマックスに向けて動き出している山車を7~8ケも見たろうか。中段の5人ばやしや舞、山車の引き手の子供や大人達、その先達、警備に当たる警官、ゾロゾロ終結する客の流れなど存分に楽しんだ。それもこれも全て、前々から事後に至るまで段取り下さった企画者の皆さんのご苦労の上にあったことを重ねて感謝します。(写真はY氏提供)