引っ越してこられた娘世代の奥様と親しくしている。小学一年の男の子はかっての長男を彷彿とさせ、Babyはこの間まで我が家を賑わしてくれた孫達と連なる。ほんの2ヶ月間ではあったが一緒によく遊んでいた。
庭先で作業をしていると、子守りがてら彼女が覗き込んでくる。最北端と南端の出会いで世代が違うせいもあるのか、彼女は何かと珍しがる。料理法を教えて上げたズイキは初で美味しかったと言い、次回は干すばかりにして差上げた。ウラウラと暖かいこんな日々は家事がはかどる。「あんなに欲しかった芋がらがここにも!」近くの野菜スタンドで見かけツィ又も買い足してしまった。
せっせと皮むきに励んでいると「出来上がったので料理したら、夫も初めてと喜んで食べた」と報告があった。4束を彼女と半分わけし「今夜は生物の料理を上げるね」と約束した。きれいなピンク色に仕上がった芋がらの「酢の物」を届けるとその変色ぶりに「エーッツ」と声をあげ目を見張っていた。人が喜ぶと私も嬉しい。