彼岸花が日の光を浴びて風にゆれています。さわやかな秋晴れの日曜日ですがMLBの2試合のために居間にひきこもっていました。NHK衛星第一で午前8時からは東海岸のボルチモアでのレッドソックスとオリオールズ戦が、11時すぎからは西海岸のシアトルでのヤンキースとマリナーズ戦がそれぞれ試合終了まで放送されました。久しぶりということもあって私はほぼ2試合とも観戦してしまいました。かれこれ6時間かかりました。
昨日のヤンキース戦においてイチローがクローザーのリベラから打った逆転サヨナラ2ランは日本のマスコミで大きく取り上げられました。このような場面は二度とないような気がします。私はイチローが本塁付近でチームメイトが出迎える中に飛び込んでいく様子をパソコンの動画で一日遅れで見ました。カーテンコールでイチローが再びダッグアウト前に現れヘルメットを掲げていました。シアトルではカーテンコールのような光景をこれまでは見ることはなかったといいます。
アメリカンリーグの東地区は新球場お披露目の年とあって巨額をつぎ込んで選手補強をしたヤンキースが6割以上の勝率で2位のレッドソックスを引き離しています。補強選手の中でもとくに投手のサバシアと一塁手のテシェイラの活躍が目立ちます。これまでのワールドシリーズ優勝回数26回は他チームの追随を許しません。レッドソックスでさえこれまで7回しかありません。
大詰めを迎え、アメリカンリーグの地区シリーズの組合せは決定したも当然です。東地区1位のヤンキースと中地区1位のタイガースが対戦し、西地区1位のエンゼルスとワイルドカードのレッドソックス(東地区2位)が対戦します。5戦3勝制で行われます。レッドソックスは先発のベケット、レスター、松坂で3勝を計算しています。ヤンキースとレッドソックスが勝ち残るというのが私の予想です。つぎのリーグ優勝決定戦は7戦4勝制で行われます。確実にこなさないといけないプレーを確実にこなせるチームのレッドソックスは短期決戦に強いのでヤンキースに競り勝ちリーグ優勝できると信じています。