あちこちの庭や街路で紅白のハナミズキが鮮やかに風にゆれている。桜も染井吉野から山桜そして里桜へと移り変わり、ツツジも咲き始めた。樹木が芽吹きして、若葉で育つ蝶や蛾の幼虫になるイモムシが大発生する。このイモムシでエナガやシジュウカラやコゲラなどが子育てをする。昨日のオープンギャラリーの「穀雨」の観察会は前回の「清明」に続いてエナガの巣の訪問だった。前回の場所は国分寺市の「はけ」で、今回は小平市の西の端にある「ぐみくぼ公園」だった。エナガの巣は公園内の通路にある低い植え込みの中にあった。少人数で腰をかがめて覗きこんだ。まもなく巣立ちの時期を迎える。
MLBのビデオ判定はこれまでホームランの判定の場合に限られていたが、今年から判定範囲が拡大された。この監督のアピールを「チャレンジ」という。 ぎりぎりのプレーを追求するイチローは、これまでに4回もビデオ判定の当事者になっている。4日のブルージェイズ戦のチャレンジで判定アウトがセーフに覆って「いままで何百本あったですかね」と話していたが、18日のレイズ戦で今シーズン2回目のセーフを獲得して、「あれ(何百本のこと)は冗談じゃないよ」と強調したという。8日に通算出場試合数が日本最多に並んだ時は「出ているだけでカウントされるものに僕は価値を見いだせない」と話している。
「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」「政府としてコメントすべきではない。新会長をはじめ、NHKの皆さんはいかなる政治的圧力にも屈することなく、中立、公平な報道を続けてほしい」 つぎは毎日新聞の「松尾貴史のちょっと違和感」というコラムからの引用である。「地震や津波ではない理由で、自分の家や街に自由に戻ることを許されない状況は甚だしい人権蹂躙だ。ドイツ政府が脱原発を果たす理由で<原発は倫理的でない>という言葉を使っていたのが象徴的だ」
「私は決して悪意をもってこの論文を仕上げたわけでない」「STAP細胞がいつか誰かの役に立つと信じ、研究を続けてきた」「自己流でやってしまったことを反省している」つぎは毎日新聞の「香山リカのココロの万華鏡」というコラムからの引用である。「役に立ちたいは認めてもらいたいという欲求と裏表の関係にある。そういう人は時としてなんとか認めてもらおうと夢中になり、いつの間にか役に立つという、はじめの目的を忘れてしまうことがある。小保方さんはそれくらいのことを達成できないと科学者人生には意味がない、と思ったのかもしれない。夢を見るのは悪いことじゃないけれど、夢がかなわなくたって生きる意味はある」(写真はいずれも20日、チゴユリ、フデリンドウ、里桜、毎日渡る新堀用水の小橋)