玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*人工授粉

2022年06月02日 | 捨て猫の独り言

 カボチャの苗を一つ買ってきて植えた。キュウリの花が咲くとモンシロチョウが毎日飛んで来る。トマトもキュウリもほっておいても実をつける。カボチャはそうもいかないようだ。カボチャには西洋と日本の2種類あるという。ところが買ってきた苗がどちらなのか判然としない。親ずるにつく雌花を育てるという。親ずるは摘心して、子ずるは伸ばすと図で解説してあるがよく理解できない。

 つるを摘む作業などの前に花が咲いた。人工授粉しようと思ったが花は一つだけで受粉させようがない。何日かのあとで花が同時に二つ咲いた。勢い込んで受粉させた。昨日の大雨のせいかと思ったが様子がおかしい。雄花と雌花を取り違えて作業していたことに気づいた。その瞬間にストレスは最高潮に達した。(間違える前の雌花と雄花の記念撮影)

 

 専門家にじかに教えを請いたいのだが、カボチャを栽培している畑地は近くにはない。この先再び花が咲いてくれるかどうか。ごみだめに捨てた種から多数カボチャの芽が出てきた。その中の双葉を一つだけ残しておいた。買ってきた苗に遅れて、その横で順調に育っている。この予備のカボチャにも期待しよう。

 解説書には「実にまんべんなく日光が当たり、全体が均一に生育して緑に色づくように、ときど実の座りを直したりする<玉直し>を行います」とある。つるは斜めに少し浮かした細い一本の棒に這わせている。実を地べたにおくわけにはいかない。藁は手に入らないだろうから、敷物はマルチと考えている。はたして今後玉直しができるまで、たどり着けるか悲観的だ。

コメント
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