一月の半ばに足を引きずりながら、整形外科を受診してレントゲンを撮り2週間の痛み止めを処方してもらった。ところが我慢できずに1週間後に相談に行くと、担当医は「薬を追加します、また2週間後に」と宣う。帰省する予定があることを伝えて、それを3週間後に変更してもらう。
初診から2週間後に腰が伸びたねといわれるようになった。快方に向かっているとの実感があった。しかし医者は症状の見通しとか、注意事項などはなにひとつ話してくれなかったことに気づいた。ちゃんと質問しない患者の私が悪いと責められた。
しばらく日課の朝6時半のラジオ体操は椅子に腰かけて行った。旅行中はゆっくり歩く限り、それほど足を引きずることもなく、寝床で痛みを感じることもなかった。関東地方が大雪に見舞われた日に、雪と同時に帰宅した。その翌日からラジオ体操は椅子に座ることなく行えている。
旅から帰って3日後に、こんどは発熱があった。風邪をひいたのは、いつのことだか思い出せないぐらい遠い昔のことだ。これは3日ほどでひとまず治まる。しかし膝痛も鼻グズもまだまだ不快感は残る。「自分の身体は自分で管理せよ」というのを、故郷の友人は親から「我がこっじゃが」と、しきりに言われたと教えてくれた。