そろそろ帰国しようかという段階になってやっとPCが開通した。例年私の夏は、アトランタに孫娘を何とか連れ帰り、その後シングルマザー歴数年目に入った娘の家事援助を凡そ一か月やってヤット終わる。その間私は当地よりブログを2~3回の投稿していた。直近の3年間は同じアパートだったから、PCその他環境の激変はなくそこそこの片付けで済んでいた。しかし今回は1LDKのアパートから3LDKのタウンハウスへの大移動で1ケ月たった今でも何一つするでもスッタモンダの連続だ。
当地は都市化が凄まじくアパートの更新の度に値上げを迫られていたし、長姉は中学校進学で、落ち着いた生活をさせてやりたいという娘と私の願いは一致しており昨年からリサーチしていたのだ。この一年間、娘と私の主たるヤリトリは住まいに関する事だった。2人の共通項は、学校区のよい新興のタウンハウスで(日本流にいえば3階建て長屋形式)少なくとも一側は樹木に面している事だった。そしてやっと念願の我家を入手したのだった。夜着いて朝目覚めて初めて見た風景は娘の自慢に値する物件ではあった。しかしそれからがある。
これまで複数回我家の新築、改築を繰り返し半分趣味化している私の目には色々と見えてきた。[ここは娘の住まい。本人は気に入ってるのだから口出しすまい」と自戒していた。そしてトイレ内の壁やパイプ回りの接続部位を探ってみたら。。。「貴女の住まいだからケチはつけまいと思っていたのだけど」と切り出すと、ドコドコと言い出し表に出ているところしか見ていなかったらしい娘も唖然となった。1年以内なら無償で補修する契約だそうで、逆に粗を見つけ出してくれという。何事もそうだが、取分け家が’建ち挙る迄には多様な業者が専門分野で夫々の仕事を責任をもって行っている。それがどうなっているのだろうこの国は。4000万になんなんとする金を出しながらコレかよだ。
現場はメキシカンらしく仕上げが荒い。配管の回りはこんな具合だ。壁や床にドリルで穴を開けっぱなしで、繋いではあるが穴と繋ぐ管の長さや終了後穴を覆い隠す固定具のサイズが合わなくても平気らしい。私の滞在中にと娘は業者を急かすがそれがマタマタで私のストレスは拡大するばかりだ。PCで宿題をやるから早くと急かした挙句が、何かの不都合でガレージの隣の部屋には外に通ずる壁に穴が開けられ、玉手箱様の突出物が設置されていた。敷き詰めジュータンも、キュッキュッと鳴る箇所があって敷き詰め直しとなり、私が孫達と約束していた学習机も未だ搬入出来ていない。
アメリカ人は、日本人にない良さも多々あるのではありませんか?
明るい、人なつっこい?、アメリカンドリームの達成者には、人種に関係なく拍手を送る、意外と繊細?せかせかしない?