忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

心ときめく日

2011-04-21 | 日々の業

昨日は術後の定期検査で病院に行って来た。待ち合いの前のテレビを何となく見ていたら、びっくり!  高校時代の片思いのMさんが年金のコメンテーターで出てこられたではないか。一瞬目を疑ったが間違いなく昔の面影はある。、年金の話の方はさっぱり耳に入らず、唯テレビに映し出されるMさんを見ていたが、去年ネットで検索して見つけ出して見た写真よりもやはりお年をめされていて、おじいさんになって・・・。時の流れを今更ながら感じてしまった。

50数年前のこと、童顔で浅黒 ボート部で頑張っておられたMさんは高校の1年で一緒だった。私はチビでめがねのどう見ても可愛いとは言えない女の子で、密かにあこがれていただけだけど仲良しのグループでみんな夫々の人のことを話したりするのが面白く楽しかったことを思い出す。

高校卒業後は夫々に別の道に進み、すっかり忘れていたけれど、昨年 友人からその人のことを聞き、ネットで調べたらちゃんと出てきた。東京の大学に進まれ、新聞社に入社されて、本も出されていたことが分かり、さっそく本までも購入してしまった。

知人に興奮してその話をしたら、「あなたの年になってもやはりそのように浮かれることがあるのですねえ」と冷やかしとも何ともいえない言葉をかけられてしまった。

おばあさんになってもそうやねえ  ときめくっていいことやねえ・・・生きてる。生きてて良かったと思えるのかもね。

ということで昨日は久し振りにとても心おどるラッキーな日となりました。   

相手のM教授は何にもお知りにならなくてもこんな気分になるなんて可愛いものですね。