曾孫は私の家に来るとパソコンの前に座り動画の「パウパトロール」と言うのを観るようになった。動画を見ている間に私は古いカレンダーの裏に下手だが福笑いの絵を描いて「栞ちゃんこれしよう」と呼びかける。
目隠しをして目、鼻、口を置いていき面白い形の顔が出来上がるのを喜んでやった。実家に帰って、おじいちゃんに盛んにやろうと言っていたとか。
又、次の時は古い百人一首を出してきて坊主めくりをやった。
お姫様が出ると二回ひけたり、場にある札をもらえたりするのだが、ゲーム終了までハラハラドキドキ。この日は最後に曾孫が殆どの札をもらった。私は二枚・・・3歳半の曾孫でも喜んでできた。
百人一首を初めてしたのは遠く昔 小学生くらいの時だった。同じ町内の子供の家に遊びに行った時 百人一首をした。まだやり方も分からずこんな難しい文字だらけのカルタがあるのか!と思ったものだ。
小さな私の家とは違い裏には池もあるような家だった。別におくびれもせず結構良くその家の子供と遊んだし、そこのお母さんも上品でやさしかった。
高校生の時クラス対抗の百人一首大会があり、「あ」から順番に必死で覚えたりした。
今でも「あ」から始まる言葉はいくつか覚えている。「あいみてののちの心にくらぶれば昔はものをおもわざりけり」「あさぼらけ、うじのかわぎり・・・」「秋の田の刈穂のいほの・・わが衣では露にぬれつつ」言うほどでもないね! これ、認知症予防にいいかも?