忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

腸の大掃除

2011-01-28 | 日々の業

ここ数日お内仏にむかって「どうか平常心でおられますように」と祈っている。

1週間前に受けた成人病検診。10年以上ももう検診は受けなかったのに胸のあたりが時々痛み、生れた時から煙草の煙の中で育ったような状態で、特に20年前にいた職場ではもうもうとした煙の中で仕事をし、「私、肺がんになるわー」と思っていた。

そこで思い切って受けたのだが・・・「大腸がん検査も受けられますか?」の声で思わず「ハイ」と言ってしまい、正直に出してしまったのがウンのつき!

翌日「至急精密検査受けるように」と携帯に電話があった。数値がなんとすごく高い。信じられない。毎日よいお通じがあるし・・・

(中略)

胃カメラの時はそんなに検査がいやだとも思わずサッサと受けたし、肝臓の検査もそんなに思わなかったのになぜだろうと考えた。すると前日にのむ2リットルの薬いり水がなんとも気を重くさせていた事と検査が痛いと聞いていたからだとわかった。

検査の痛みは随分楽になる方法が考え出され器械も進歩していることがわかった。次の水については

「こんな大量の水を一気に短時間で飲むなんて「夜 眠られへんや・・・どうしょう」 

そんな私に娘が「毎年うけてはる近所の人が言ったはったえ 腸のお掃除やて すごくすっきりした気になるって」「そうか、そう考えたらいいのか そういえば60数年も腸の掃除してへんかったなあ・・・」この一言でぐっと心が軽くなったようです。

 

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主人在宅ストレス症候群

2011-01-21 | 昔語り

新聞に「主人在宅ストレス症候群」と名づけられる患者さんのことが取り上げられていた。

以前にも退職した夫のことを「濡れ落ち葉」とか「わしも族」とか言って、妻が一日中付きまとう夫のことを呼んでいたが、このような状態がストレスになる妻が増えているとは・・・。妻が働いている場合はそうではないだろうが一緒に家にいるようになってからが、それまで築き上げてきた夫婦関係がはっきりとでてくるのだろう。

私からみれば何とも羨ましいことだと思うが・・・旦那が生きていればさてどんな夫婦になっていただろう?と考えてみる。

きっと、いまだに吃音のグループで活躍して全国 いや世界にも跳びだして家にじっとしていないだろうなあ・・と想像すると面白い。

新聞の記事のように深刻な方々のことを思うと、やはり老後の夫婦の関係は一番大事なことなのかもしれない。

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子どもの貧困から

2011-01-18 | 世の中のこと

国は7人に1人の子どもが貧困状態にあると発表した。問題なのは数ではなく、社会の認識だと立命館大学教授の野田正人さんは述べられている。

孫が学校からもらってきた文書に「わが国の教育の基である教育基本法の第10条 『家庭教育 』 には父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとすると明記され、家庭教育の大切さが示されました。」という文章が載ってた。

昨今、モンスターペアレンツなどという言葉がはやって自己中心的な保護者が多く学校を悩ませているとか。

学級懇談会に出席した親が「仕事を休んで貴重な時間を費やして出てきたどうしてくれるのか?」とか「勉強は塾でさせますからしっかり学校でしつけてください」とか「携帯を取り上げておいてその間の使用料払って欲しい」など等 エ!と驚くような言葉を聞きびっくりしている。

しかし、このような身勝手な親もいるだろうが、学校も子ども達が今おかれている現状をしっかりと把握されているのだろうかと上の文書を見ながらふと感じた。

学校では先生達が子どもの教育についてのびのびと発言できているのだろうか?新任の先生はベテランの先生からゆっくりと指導してもらえる環境にあるのだろうか?知り合いの先生は、文書つくりや何かでくたくたになり疲れ果てておられし、欝病の先生も多いと聞く。

払えるのに給食費を払わない保護者が多いと報道されたりするが、子どもの中には確実に貧困が襲ってきているのも事実だと思う。家庭教育もしっかり出来ない状況にある子どもたちのことを学校はきちんと捉えて支援してやって欲しい

娘とその友人はパンツもはいてこれない子どもの記事をみて、「こんなこと絶対ありえへん!こんな子どもの親に限って自分はブランドの服とか着ているのと違うか」といって信じようとはしなかったが・・・

昨年「反貧困ときずな」の講演を聞きに行ったとき配布された文書です。

 

 

 

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阪神大震災のこと

2011-01-17 | 生き方を学ぶ

今朝は5時に目が覚めた。5時47分頃やったなあ・・と思い出した。16年前の阪神大震災のことを。

あの日の朝まだベッドの中にいた私はいつもと違う揺れに驚き、ただ、ベッドの上でじっとおさまるのを待っていた。まだ結婚していなかった娘の部屋に行き、娘の名を呼んだが返事がない。何回か呼んでやっと答えが返ってきて安心した。

後で聞くと娘はあまりの揺れで怖くて声も出なかったといっていた。

階下に降りてみると玄関の植木鉢が落下していた。テレビをかけると被害の模様が映し出され、そして被害の大きさがテレビを見るたびにどんどん増えていき、ただ事ではないなあと思った。

火事で燃えていく家々、潰れた家や傾いたビル なんでこんなひどいことに・・・と思い、それ以降はテレビや新聞を見ると涙が止まらなかった。

家でもまだゆれが何回かおきて、お風呂に入るときも不安だったし、寝るときは靴下をはいて寝ていた。離れた所に住む私達でさえこんな状況なのだから、現地の人たちの苦しみや不安は想像を超えたものだろうと思った。

あの時思ったことは、「こんなひどい地震はきっと地球が怒っているからや、人間があまりに自分達だけのために好き勝手に自然をこわし続けたから、そのしっぺ返しにあったんや」と。

しばらくは私自身も欝のような状態になっていたと思う。

犠牲者の家族の方たちにどのような言葉をかければよいのか今思い浮かばないが、苦しい思いを身に引き受けつつ人間はどこまでも生きていかねばならない、その意味をやはり考えていくことが生きているものの努めなのかもしれない。

 

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「愛と希望と勇気の日」

2011-01-14 | 生き方を学ぶ

今日1月14日は「愛と希望と勇気の日」だそうです。この間から始めたツイッターでフォローした「クリックで救える命がある」のつぶやきに書かれていました。                           http://www.dff.jp/

もう随分前のことですが、越冬隊が南極に置き去りした樺太犬タローとジローが1年後に生きて発見されたという感動的な話に由来してつけられた日だそうです。タロージローの話は絵本や歌にもなって職場の保育園でもよく歌っていました。

あの絵本 今でもどこかで残っているでしょうか?

ツイッターでは自分が気に入ったつぶやきを発している人を探してフォローするとその人の様子がわかるのですが、結構、いろいろのことがそこから伝わってきてよいなあと感じています。

私は主に社会貢献の分野と共産党系の分野が多いのですが、その中から「日本で最も美しい村」という連合を作り活動されている組織も知ることができました。人口1万人以下の町村だそうで本当に美しい村を残そうとされています。写真を見るだけでも癒されます。

 http://www.utsukushii-mura.jp/

世界中で沢山の人たちが自分にあったやり方で自分以外のことで人々のために動いていることは、自分にとっても励みになるのですね。お金がなくて体が不自由になっても微笑み、やさしい言葉をかけることで他人に勇気や希望を与えることもできると聞いたことがあります。

親鸞聖人は歎異抄のなかで「・・・今生にいかにいとおし不便とおもうとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし・・・」といわれて、この言葉を知った時、私はびっくりしましたが、その内容を知ってからはこの言葉が心にずっと残っています。

本当に可愛そうにというおもいでしたことが、その人を助けることにならない場合や、ずっと最後までこの慈悲心が貫きとうせるかといえば本当に、はかないものです。

ですから慈悲はこちらがしてあげるではなく、させていただくという心が大事なことなのだと書かれていました。

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谷川俊太郎さんの詩

2011-01-10 | 生き方を学ぶ

今日の京都新聞の社説はよかった。谷川俊太郎さんの詩が載っていた。

「成人の日に」という詩の一節で

でき上がったどんな権威にもしばられず

流れ動く多数の意見にまどわされず

とらわれぬ子どもの魂で いまあるものを組み直しつくりかえる

それこそがおとなの始まり

永遠に終らないおとなへの出発点

新成人の90%が日本の将来について「不安」と回答したが、一方 自分達の世代で日本を変えてゆきたいと思う新成人が70%近くに上った。と書いてあり現状を打破しようとする意欲に将来の希望もみる。とあった。

谷川俊太郎さんの詩を知ったのは中野孝次さんの「西行の花」という本の中で紹介されていたのだがその時とても心に残った詩だった。

こんなに急いでいいのだろうか

田植えする人々の上を  時速200キロで通りすぎる

私には彼らの手が見えない 心を思いやる暇がない

この速度は早すぎて間がぬけている

苦しみも怒りも不公平も絶望も

すべて流れてゆく風景

 

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5紙「共同社説」!?

2011-01-10 | 世の中のこと

毎朝、家の用事が一段落するとパソコンに向かい何人かの知人のブログやHPを見る。その中でいろいろと情報が得られて勉強になることが多い。

9日のNさんのブログに載っていた赤旗新聞の記事を読んで本当にこのままマスコミが揃って消費税やTPPのことを政府の意向に添った方向でどんどん流すようになれば大変なことになると感じた。

安保条約改定の時も「7社共同宣言」を出して国民の抗議行動を暴力視して政府を助けたとか。

だいたい世論調査とかでデカデカと消費税に賛成の人が多いという割合を報道したり、選挙でこの党が伸びると予測報道したりするのは、いくら確率を考えて出された数字だとはいえ、その数字に動かされる人達がいることも考えねばならないのではないかと思うのだが。

 

TPP参加には農業団体以外にも消費者団体、日本医師会なども懸念を表明しているとか。

 http://blog.goo.ne.jp/uo4   知人のブログですが 一般新聞では知らされていないことが沢山載っていますので是非 

読んでみてください。

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シーソーのある公園

2011-01-08 | 写真

以前行ったことのあるシーソーのある公園に行きたいと孫が言ったが、ちょっと遠いので近くの公園をあたって見たがない。

以前は公園といえばブランコ、滑り台、シーソーが必ず揃っていたように思うのだが・・・。最近そういえばシーソーは見かけないなあ。

図書館の山の上にはあるかもしれないということで、行って見たがここにもなく、前にはあった人気のタイヤの滑車すべりもなかった。

車を走らせてやっと前 行った事のある公園にたどりつき、そこでシーソーに乗った二人の小学生は満足した様子だった。

シーソーって面白いものね。だいぶ大きくなっても乗ったことがあるなあ・・・。そうか!大人が乗るから傷むのが早くて置かなくなったのかなあ・・?でもブランコだって時々乗ってみたいなあと思うことあるよね?ない?

県立図書館の山手からは琵琶湖が見える。近江大橋、プリンスホテルが見える。

図書館の建物の向こうに琵琶湖が

散歩をかねて結構 人が歩いて登ってこられた。

山には雪が残っている。

タイヤの滑車すべりができなくて丸太わたりをする二人。

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大正時代の本から

2011-01-07 | 生き方を学ぶ

         知人が古本屋さんでこんな本を見つけたといって持ってきてくれた本はなんと大正9年のもの。

文字も「ひゃー昔風や」「しませふ」とか書いてあるし、昔の漢字だしこれは読めないわと思ってしばらく置いていた。年末には返さなくてはと思って何気なく目次をみたら面白そうな(興味アルこと)ことが書いてある。

「えっ!科学的社会主義云々・・・」著者は綿密に社会主義マルクスの理論を書いて実行不可能だといっている。

この当時でもすでに科学的社会主義という言葉が使われていたのですね。!

一方、戦争は興国の機運を盛んにする。平和は無論結構だが長く続くと人心が自然と緩んで元気、活発を失い国民的精神が萎縮すると述べてあり、一方、戦争の暗黒面から考えると平和主義も大事と書かれてある。戦争と国民道徳との関係などからの意見が述べられていたが、私には到底ついていけない考えでした。・・・・・。   

 でも、このように考える人達がおられたということを、知ることができたのはよかったのではと思います。

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雪景色

2011-01-07 | 写真

そんなに積もっていませんが辺りは雪景色できれいです。ポストが凍てついてなかなか開きませんでした。

雪化粧した山は(南郷)とても近くに見える。

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家庭一般ゴミ有料化

2011-01-04 | 世の中のこと

大津市で家庭ゴミ袋1枚10円を45円にしようという案が出ているということです。

12月中旬に「ゴミ問題を考える会」が発足したということだが。

ゴミの量が増えたから値段を上げればゴミを出すのを控えるようになり、ゴミ減量になるだろうというのは、あまりにも単純すぎないだろうか。一時的に減ったとしても又、増えるということも他の都市でみられた現象だとか。

私の家でもまだまだゴミは多くでる。昨年は一度生ゴミ堆肥を考えて堆肥用ボカシやバケツなどネットで購入し実践してみたが長続きしなかった。コピー紙も子供たちは無駄な使い方をしている。口やかましくいってもなかなかなおらない。

子供の頃 蓄膿気味の私が紙をよく使って鼻をかんでいたら母が「そんな紙の使い方してたら死んだら紙の橋わたらんならんえー」とよく言われた。

ゴミについては やはり、もう少し市民みんなの意見を聞いて ゴミに対する意識を変える努力が必要なようにも思う。

家庭一般ゴミ有料化を中止し、ゴミ減量対策充実請願署名を2月市議会にむけて提出しようと共産党が運動されています。

私達の知らない所でいつの間にか値段が上ってしまっていたということのない様に、皆に知らせていかなければなりませんね。

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お正月のこと

2011-01-01 | 昔語り

毎年の新年の朝は皆でお雑煮を祝うことになっているのですが、それもだんだん薄れていきそうな気配です。  

前夜 紅白歌合戦を見て床につくのが遅く、起きてくるのも遅いということで、揃って祝うというのも難しくなってきています。

「なんでこんなおせち料理食べんならんの?」(子供たちが好きなのは黒豆、栗の甘煮、ダシ巻き、たたきごぼうで、数の子も棒だらもサトイモ、人参などは不人気)

「昔は正月3ケ日はどこの店も閉まっていたから何も無いし、それに主婦はせめて3日間くらい家事から解放されることもあってと違うかしら」

  • 元旦の朝のお雑煮は家長が作る。「1年間 食べさせる意味もあるらしい。」ということもあってか私のところはいつも父がお雑煮をつくっていてくれた。(お雑煮は白味噌仕立てで亀甲に薄く切った雑煮用大根が入ったもの)
  • お雑煮の中のお餅も3ケ日は食べて、食べ下がりはあかんでと言われて1日ごとにお餅の数を増やしていったりしたが、最低3個も食べるのがしんどくなったりしたものだ。
  • お正月から箒をもったらあかん
  • 元旦に怒ったら1年中喧嘩してんならんから怒らんように。

     などなどもっとあったように思うが今の人が聞いたらどう思うでしょうか。  

  

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新春ごあいさつ

2011-01-01 | 写真

                       謹 賀 新 年

          今年もどうぞよろしくお願いいたします

  

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