さわやかな秋の澄み切った空に白い雲が浮かび、 車を走らせていると のどかな風景が広がってくる。中年の女性たちがテニスに興じ、老年達ははグランドゴルフをのんびりとやっておられる。
近くに流れる川はまだこの間の台風の影響を少し残してか いつもより流れが速く、堰の所では白い泡を見せて激しく流れている。
稲刈りを終えた田があちこちに見られ、次のじゅんびをしておられるのだろうか人影が遠くに見える。
さわやかな秋の澄み切った空に白い雲が浮かび、 車を走らせていると のどかな風景が広がってくる。中年の女性たちがテニスに興じ、老年達ははグランドゴルフをのんびりとやっておられる。
近くに流れる川はまだこの間の台風の影響を少し残してか いつもより流れが速く、堰の所では白い泡を見せて激しく流れている。
稲刈りを終えた田があちこちに見られ、次のじゅんびをしておられるのだろうか人影が遠くに見える。
ブログを始めてもう1年半が経った。そもそも書き始めたのは自分が消えた時に子供たちへ自分自身の思いのようなものを知っておいて欲しかったからだが。(これも自分の独りよがりかもしれない。)
そこでマイブックを作って残しておこうと思い立ち注文した。数日前に届いていたのに全く気付かず(もうすでに忘れ人)やっと今日開けてみた。写真もきれいに載せられ思っていたより随分よく仕上がっていた。
机の上に置いてあったこの本を見つけて、
娘 曰く 「遺書のつもりやったらお母さんがいなくなってから読ませてもらうわ。
お仏壇の引き出しから出てきたこの本を見つけて涙ながらにお母さんの事を思い出して読む方がねえ・・・。
今から読んだのでは雰囲気でーへんし、こんな調子やったらこの続きの本があと10冊は残りそうやね」と言われてしまった。
嬉しくて見せたのが間違いだった!!??
浜大津近くのびわ湖
引っ越していった友人から電話があり京都で待ち合わせして久し振りに出会った。乳癌の手術を12月に受け現在も抗がん剤治療を受けている彼女は滋賀県までは以前のように気軽に来られなくなった自身の体の事を嘆いておられてたが、見た感じは太って元気そうに見えた。
京都駅は人出が多くなかなかお互いに見つからず往生したが、久し振りに出会った彼女は抗がん剤の副作用でだいぶ浮腫んでいるし、「見て、頭の毛はやっとこれだけ生えてきたんよ。」と帽子をとって見せてくれた。
昔ならもうとっくに死んでいる年齢なのにこうして生きていると病気になってこんな苦しい事になるなんてね・・・と。
手術前の抗がん剤治療であまりの苦しさに「なんで生きているの?」と見舞いに行った時私に尋ねた。
又、日頃は明るくて積極的な88歳のご婦人は、家で一人になったとき体の調子が良くないときに「人間って死に向かって生きているのやなあ・・・何のために生きているのやろ?」と思うと話しておられた。
何のために生きているのかなどと今 考えることは震災で亡くなられた多くの人達の事を思う時、自分勝手な思いかもしれない。 でも人間はやはり老いや病が自分に降りかかってきた時にやがて避けて通れぬ死を意識せざるを得なくなるのだろう。
私自身も2回の手術を受けた時迫りくる死をしばしば考えたことがあり、その都度心の中でお念仏を唱え何とか心を平静にもっていこうとしていたが、煩悩まみれの自分しかそこにいなかった。 それでもこの答えを仏教の中に尋ねて生きていくことが自分の生きるすべてだと思っている。
明日から彼岸の入り。家にもち米とあずきがあったので久し振りにおはぎを作った。
父はもち米とうるち米を4分6か3分7の割合で炊いて炊きあがったらすりこぎでこつこつとこずくと言っていたようだったが、本はもち米のみで前夜に水につけておくとあった。今年はもち米のみで作った。
あずきを炊くのにやはり時間がかかったが保温鍋を使用したので随分早くやわらかくなったようだ。それでも30分以上は砂糖や塩を入れてから混ぜていたら汗 汗・・・。
だいぶ煮詰まってきた。
仏様にお供えしてご近所にもおすそ分け。
「あまり甘くないなあ」と言われたけれどお砂糖一杯入れたつもりやったのだけど・・・・・
孫たちはきなこが好きなので中にあんを入れて、きな粉のおはぎを作った。
おはぎは萩の花が咲く頃のお彼岸にお供えして、食べるのでおはぎといい、春はボタンの花の咲く頃の彼岸に作るのでぼたもちというそうです。
「お彼岸ってなに?」
彼岸とはその名の通り「岸の向こう」。その向こう岸とは悟りの世界のことです。いろいろ悩んだり苦しんだりする現世のことを此岸(シガン)と呼ばれています。
日本の特に浄土系の信仰では一般に死後は阿弥陀如来の導きにより人は彼岸に渡ることができる、と考えられているため、既に彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだ辿り着けずにいる人たちに早く向こうへ辿り着けるように祈る、というのがこの彼岸の仏事といわれています。
いつもの日課人参ジュース作りに始まり、新聞を読んで洗濯機を回しながらパソコンに向かい、メールのチェックそして知人のブログ数件を読んで一人「ふーん、こんなとこ行ってきゃはったんや~と感心して写真をみたり社会情勢を知らせてくれる人の記事を読んだり、ツイッターをさっと流し読みしたりしている。
最近知り合った落語大好きな若いママさんのブログが又 面白い! 今日も大阪弁で原発学習会に行ってきた感想が書いてあり読んでいて思わずひとりで笑っていた。
最近の若い人たちはこの様に書かれるのかと思いながら、元気をもらっている。
軒づけ日記(若いママさんの面白くて元気がもらえるブログ!)
http://yurihinana.blog.fc2.com/
一部紹介 ↓
原発って、ほんまに
「お代官様もワルですな~」「鹿島屋、お前ものう」みたいな感じ。
誇張でなく、まるまるそんな感じ。
電力会社、政治家、ゼネコン、地元有力者、よってたかって汚いこと汚いこと。
「被爆ありきの労働」が前提の電力。それだけでも最悪やん。
その上、ウチらの電気料金で、ウソばっかしの宣伝やって、何してくれてんの。
12日は中秋の名月の日だった。疲れて早めに横になっていて思い出して窓の外を見ると本当に澄み切った空に少し雲がたなびきそれはなんとも言えないほど美しかった。
満月と中秋の名月が重なるのは6年ぶりとか。吸い込まれそうになるほどの美しさってこういうことなのかしらと思った。
昨夜の満月をカメラで撮ってみたがもうひとつだった。
知人は海抜500メートルの山地で写された。こちらはとてもきれいに写っていた。
兎の形が見えるようです。
昨夜、テレビで、池上 彰 緊急生放送「世界が変わった日」を時々用事をしながらだが夜遅くまで観てしまった。
9.11テロから10年を迎えるなかでビンラディン容疑者の極秘映像などが映し出されていた。
9.11の容疑者をアメリカ本国に拘置しないでキューバにあるアメリカの基地内(グアンタナモ収容所)に容疑者たちを拘束して法が適用しないようにした中で容疑者たちを凄い拷問?などで自白させていく話などに驚いた。
テレビ局が二か月あまりの交渉の末、実際に取材に入り中の様子が映し出されていた。
一番驚いたのは「エシュロン」というアメリカに作られている軍事目的の通信傍受システムのことだった。
これが日本の三沢基地にもあり、電話、ファックス、電子メールなど世界中の国際通信の殆どと国内通信の一部を傍受・盗聴できるというもので、諜報機関が危険視しているテーマの通信だけを検索抽出できる巨大システムだと話していた。ビンラディンはこのことを知っていたので秘密の住処には電話もインターネットもひかず、信頼できる伝達員を使っていたとか。
たとえば「原発」とか「普天間」とかいった言葉を度々使うとその前後との関連で検索盗聴されるということになりかねない。国会議員は特にその動向が注目されているので気をつけるべきだと池上さんが語っていた。
池上さんがインタビューたアメリカの元情報機関職員がこの世界監視システムの怖さを話していた。
確かに小さな範囲の盗聴はあることは知っていたが、この様に巨大システムの存在があることなど考えにも及ばなかった。
昨日はご近所の88歳のご婦人と、朝一番に眼医者さんへ行き、目の具合を見てもらった。私の目は以前からよくなく、「いつまで持ちますかこの目」と先生に聞くと「何とか死ぬまで持たさなあかんでしょ」と言われてきた大事な目。
10年以上前に強近視で網膜剥離、それから白内障の手術2回と年齢を経るごとにやってきた。
一番に見てもらったお陰で早く終わり、次いでに耳鼻科へも行こうかということになり、ご婦人は最近聞こえ難くなってきたので、私は2月頃から喉に違和感があるのでと診察してもらった。初めて鼻から管を入れて喉の奥をカメラで撮ってもらった。胃カメラよりずっと楽ですよと看護婦さんが背中を支えながら緊張する私に話しかけられた。
なるほど思っていたよりずっと簡単に終わり、画面で喉の奥を見せてもらった結果、「きれいです。何もありません。むかついたりしませんか」と聞かれ、時々あるというと「胃酸が上がってくると、喉に異常を感じたりすることもあるので胃酸を抑える薬を出します」と言われた。
一緒に行ったご婦人は検査の結果今すぐに補聴器というほどでもないが周りの人にはっきりゆっくり話してもらえるようにそして聞こえ難いのを周りの人のせいにしないでお互いさまの気持で臨むようにと丁寧に説明されていた。
又、難聴は耳からばかり来るのだと思っていたら、脳の異常からも来る場合があるということも説明でわかった。
三番目は整骨院に行き、ちょっと疲れた体や足、腰をマーッサージやウオーターベッドでほぐしてもらった。
台風がやっと日本海の方に行ったようで、風も雨もだいぶ収まってきたようです。川はものすごい勢いで流れ、水量も増えているので子供たちに川の傍へ行かないように言っておいてと先ほど仕事に出かけた娘から連絡がありました。 今回の台風は本当にゆっくりで各地で又被害が出ています。思ってもいなかった災害に巻き込まれた方たちのことを思うとき、言葉もありません。唯 心で祈るばかりです。
台所の網戸に前回はセミが留っていましたが、今回はカナブンが3匹もじっと留ったままです。台風の風に驚いたのでしょうか 緑色に光った背中に水滴をつけたままジートしています。
子供の頃 男の子たちはよくこのブンブンに糸をつけて回して遊んでいたのを思い出しました。今、そのようなことをしている子供たちの姿は見かけませんが・・・・
「不可触民と現代インド」という本を知人が貸してくれました。
中国に次ぐ世界最大の経済市場、I T産業が進んだ国といわれるインド。その繁栄から取り残され国の三分の二を占める人々が三千年の支配体制、バラモンを頂点とするカースト制社会を変革しょうとしていく過程が克明に記されています。
誰がこの国の主人公であるべきかアンベートガルたちが作った自由・平等・友愛という社会を築くために目覚めた民衆たちの姿が描かれ一気に読んでしまいました。
中でも神々を利用し根強く行き渡ってしまったカースト差別を、ブッダの教えとアンベートガルの教えによって観念に縛り付けられた人間の心を変えていき、人々に伝えることで新しい世界を作り上げていこうとする運動の過程。
又この運動が過去に受けた仕打ちへの恨みとか憎しみを煽るものではなく先住民が何故かくも長きにわたって奴隷化されてきたのかという問題を自分たちの手で解明し、真実とお互いのよりよい関係のために進めていくのが使命だ。そのために仏教の存在が重要なのだと書かれています。
そして仏教が絶対者への帰依を求める信仰の教えではなく幸せになるためにはどう生きればよいかを説いた教えであり、現実的で、実践的生き方を説いていると書かれています。
インドは本当に奥深い国だなあ~~とつくづく感じました。余談ですが、昔インドでは夫を亡くした妻は夫と一緒に焼かれるという掟があったそうです。まあ日本でも殉死とかありましたけれど焼かれるのはねえ・・・
友人曰く 「貴女 焼かれなくてよかったね!」 本当 インドに生まれていなくてよかった!!・・・
(7年ほど前に書かれている本なので現在はもっと変動しているだろうが 読むに値する本だと思った)