忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

映画「マルモイ ことばあつめ」をみた

2024-11-03 | 生き方を学ぶ

 

一昨日この映画をプライムビデオでみました。日本統治下の朝鮮で母国語を使う事を禁止された人達が日本軍の監視下のもと必死で朝鮮語の辞書を作るため全国の言葉や方言を集めた史実をもとにしたドラマ。

集められた朝鮮語の膨大な資料は命を懸けて守られ、やがて大辞典となり元のものは朝鮮の博物館に展示されているそうです。

目の悪い私はくらい場面は殆ど見えなかったですが、とても良い映画でした。

日本も敗戦後か英語使用の話が出たそうですが、何とか食い止める事が出来たそうです。(戦後史の正体 孫崎 亨著)

 

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70年以上も前のご近所との付き合いを思い出していた。

2024-10-02 | 生き方を学ぶ

70年以上も前のご近所との付き合いを思い出していた。

私がまだ小学校へあがる前、終戦後4年か5年だった。母親に叱られると走って近所のYさん宅に逃げて入った。お兄ちゃん、お姉ちゃんがおられ可愛がってもらった。そこのおじさんが亡くなった時も火葬場に連れて行ってもらいお骨上げをした。その時のことを鮮明に覚えている。死んだらこんな風になるのかと子供心に思った。おばさんやお兄さんたちの悲しむ姿は全く覚えていない。

又、別の家のお兄さんには比叡山のお化け屋敷に連れていってもらい怖さのあまりお兄さんの肩に顔をうずめて抱かれていたことがあった。

別の家のお兄さんには「琵琶の実」の絵を描いてもらった。

私は生後4か月で生母が亡くなり7か月で養父母にもらわれ一人っ子として大切に育てられたのもあるが、その頃は既製服が今のようにあまり店に売られていなかったので母が頼んで大家さんの娘さんにはいろいろな服を縫ってもらったりしていた。

 

ラジオから流れてくる広沢虎造の浪曲、緑の丘の赤い屋根・・・鐘がなるなるの歌。

 

近所の者が集まって傘の芯の内職をしたりもしていた。

皆が経済的に苦しかったから近所同士が助けあって生きていたのだと思う。

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中田敦彦のyou tube大学より「韓国&北朝鮮」の歴史をもっと知ろう

2024-09-27 | 生き方を学ぶ

韓国ドラマが大好きな私ですが

主に歴史ドラマを見てきました。トンイの生んだ子供の歴史ドラマも取り上げ方によって内容が変わっている。.韓国と言う国を知ることは同じアジア人として興味がある。

国民の考え方が国によってこんなに違うのか、それはどうしてなのか、又大統領の思惑 他国の思惑と絡み合って興味深く見られた。

政府は政権を維持するために国民に真実を伝えないことはどこの国も同じだということやテレビも忖度が入り報道されないことが多いことを確認できた。

①の方から観るのもいいし現在の問題を知るのには➁の方からもいい。但しこのyou tubeの中田チャンネル登録者まだ90万人にと言っているが今は400万人超えているので歴史は動いている。

面白くわかりやすいのが人気の秘密でこれを見て私たちはどう今の政治などにかかわっていけばいいのか考えるきっかけの一つになるように思った。

 

 

 

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久しぶりに出会った友の素敵な話

2024-08-28 | 生き方を学ぶ

昨年ちどり草を持ってきて私の庭に植えてくださったYさんに久しぶりに出会った。

車に乗っておられるときは毎年珍しい花を持ってきてくれた方だ。

お礼の電話のなかでとてもいい話をされた。

お連れ合いを亡くされ一人くらしをされていた十数年前、隣に引っ越しされてきた方と親しくなり、お互いに自宅の鍵を預けあうほどになられたそうだ。ある日 ピンポーンとチャイムの音がしたので扉を開けるといきなりハッピバースデイの美しいメロディが飛び込んできた。

その日は彼女の誕生日だったのだ。隣の方がピアニカでそれは綺麗に奏でられてのことだった。

お隣さんは音楽家であちこちいろいろな楽器をもって演奏にもいかれる方だったという。この話に私はおおいに感動した。

「いいなぁ!そんな素敵な誕生日プレゼント!品物をもらうのも嬉しいけれど・・・一生思い出に残るわね」と彼女に伝えた。

孫9人 ひ孫4人の素敵なおばあちゃんの彼女だった。

 

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【ゲスト 故 なかにし礼】寺島実郎の世界を知る力対談篇〜時代との対話〜#2(2021年5月23日放送)

2024-08-19 | 生き方を学ぶ

 

故なかにし礼の戦争体験

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親鸞さんは忘れるものが違いますね」と書かれていた。

2024-08-09 | 生き方を学ぶ

足の筋肉が驚くほど落ちているのがわかりびっくり!

年寄りは3日寝たら歩けなくなると聞いていたが本当にそうだなと思った。2週間家の中では痛いながらもそろそろ歩いたりはしていたがやっぱり・・・

フレイル症候群?やせ細った太ももを眺める;;;;

目も左側が眼鏡をかけても殆ど見えないので本も、テレビも短時間しか見なくなってきた。

「親鸞のコスモロジー」の本パラパラとめくっていたら親鸞聖人が最晩年に書かれた「末灯鈔」の中に85歳の頃「目も見えず候。なにごともみな忘れ候」という言葉が目に飛び込んできた

 あ!!! あの親鸞さんでさえも私と同じ状態になっておられたのやなぁ・・・みなどんな偉い人も一緒や!

唯 その状況で親鸞さんは何もかも忘れてしまったけれど、仏にすべてまかせる、このことの大事だけはいよいよはっきりしてきたと言われていたそうだ。

皆一緒やと思っていた私だったが著者の大峰先生は「私たちは余計なことは覚えていて一番大事なものを忘れている。親鸞さんは忘れるものが違いますね」と書かれていた。

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100歳の気象学者 増田義信さんが「この命世のため人のために」 「黒い雨」2000人の証言調査結実 を読んで

2024-08-03 | 生き方を学ぶ

圧迫骨折して2週間も過ぎ痛みも随分軽くなってきた。ベッドに軽く足を上げられ他の動作も杖をつきながらもできる。しかし固くて厚いコルセットはまだ装着するようにと言われた。痛みが出て気持ちまで落ち込んでしまいがちだった私だったが、孫が一緒に泊まってくれるようになり、いろいろ若者パワーをもらっている。

もう一つは今日読んだ新聞記事。

100歳の気象学者 増田義信さんが「この命世のため人のために」

「黒い雨」2000人の証言調査結実 を読んで100歳になってもなお真実を追求され人々のために真摯に取り組んでおられる姿に感動した。

圧迫骨折で弱音がでていたが随分励まされた。

 

 

 

 

 

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苦難を乗り越えてきた彼女

2024-06-27 | 生き方を学ぶ

久しぶりに松原さんに電話した。いつも元気な声でかかってくる彼女。そろそろたまにはこちらからかけなくてはと思った。2か月ほど前にお連れ合いを亡くされそれも気になっていた。

電話口の彼女はいつも通り明るい声で「丁度私も電話しようかなと思っていたところやの元気か」と言われた。

彼女とは保育園時代の同僚で一緒に仕事していた。ある日事務所に派手な格好の人が面接に来ていた。その派手な格好の人が彼女だったのだ。

一緒に仕事した期間は短かかったが、そんなに目立つこともなく皆とうまくやっていた。彼女が退職してからもずっと付き合いが続いていた。

そんな彼女が緑内障になりやがては目が見えなくなるとは夢にも思わなかった。今では白杖をつきヘルパーさんの支援で暮らしておられる。

ヘルパーさんの援助であちこち積極的に出かけ

「この間もうたごえサークルに参加して歌ってきたわ」

と話す彼女の明るい声にいつも私は元気をもらっている。

ここまでくるのに沢山の苦難を乗り越えてきた彼女に唯々頭が下がる思いでいる。

 

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きっと前世でその人に借りがあったんやと思っておき」と。

2024-06-18 | 生き方を学ぶ

知人の二人からよく似た話を聞いた。一人は弟が離婚し一人暮らしをしていたが病気になったので姉が入院やその他の世話をしてきた。亡くなった時、お葬式もすべて姉が手続きした。その後、別れた元妻や子供が現れて弟が住んでいた家も何もかも自分たちのものにして家も売却してしまった。

姉の方はあっけにとられている間に結局自分の手元に残ったのは炊飯器だけだったという。その知人曰く、元妻に何も言わなかったのは揉めるのがいやっだったからだと話されていた。

もう一人の知人も兄が離婚して一人暮らしをしているが、高齢になり入院。妹である知人が何かと世話をしているが、兄に何かあった場合、兄は別れた妻や、子供に暮らしていたマンションなどを残すと言っているとか。

どちらもそんな理不尽なことが許されるのか、せめて言葉だけでもみてくれた身内の方に感謝の言葉などないのだろうか?と思ってしまう。

しかし同じ様な思いをされた別の友人は亡くなった母親が言った言葉が忘れられないと言われていた。

「こんな理不尽なことがと思っても、きっと前世でその人に借りがあったんやと思っておき」と。

 

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「世間虚仮 唯仏是真」という言葉が最近よく頭に浮かんでくる。

2024-03-09 | 生き方を学ぶ

「世間虚仮 唯仏是真」という言葉が最近よく頭に浮かんでくる。

聖徳太子さまが遺された言葉だと言われています。

私の理解では世間は仮の世であり嘘、偽りだらけの世の中でもある。そんな中にあって唯、一つ真実なものは仏の教えなのだ。

これだけ世の中が嘘まみれで、それを認めようとせずごまかしてやり過ごそうとする自民党の人々、それを許す人々 あ~世も末やなぁ・・・

仏の教えが唯一真実だと言われているけれど仏教界もジェンダー問題で女性僧侶が訴えている。どうなっているのや!ほんまに!

それだけ人間という生き物はどこまで行っても救くわれへんのやなぁ・・

このような時だからこそ阿弥陀さまの教えを信じ学んでいきたいと強く思った。

 

 

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超富裕層の世界ランキングンの中でアメリカ、中国、ドイツについで日本は第4位というからびっくり!

2024-02-19 | 生き方を学ぶ

昨日テレビで富士山が見える温泉を観た。数か所の温泉を訪ねお風呂から見える富士山に感動していたタレントたち。部屋の個室の露天風呂からの富士山は最高だったようだ。ところでこの客室一泊お幾らと聞くと一泊15万円から20万円ということだった。

すごい!お金持ちでないとこんなところ止まれないなぁ。。。海外の観光客目当てかな?

と思ったりしたが、何々日本にも沢山のお金持ちがいるという。

どおりで海外の観光客むけでないようなところも豪華にした箇所がたくさんある。

超富裕層とは、純金融資産が3000万ドル(約44億円)を超える層を超富裕層と定義しているという。そしてその超富裕層の世界ランキングンの中でアメリカ、中国、ドイツについで日本は第4位というからびっくり!

額はもう私の頭の中ではわからないくらいなので・・・・

このような金持ちが存在する日本 片や今日食べるものもなく暮らしている人々がいるなんて考えられないけれどそれが現実。

いつの時代にもあったことだけれど、やっぱり皆が平等に生活できる保障があればどんなにか幸せだろうかと思ってしまう。

お釈迦さまは「田あれば田を憂い宅あれば宅を憂う(中略)田なければまた憂えて田あらんことを欲し、宅なければまた憂えて宅あらんことを欲す。」と言われ

財産が無ければ不平不満のもとになるが、財産があれば、誰かに盗まれはしないか、災害などで無くなりはしないか、という不安を抱く。と説かれ人間どう生きるべきかを説かれたといいます。

私はこのことを時々思い出し、お金持ちがあちこち行って遊んだり食べたりしている話を見聞きすると、金持ちもしんどいやろうなぁ・・・と心の中でふと思ってしまう。

ないのが一番!などとは申しませんけれど・・・・

 

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忘れ去られていくもの

2024-02-03 | 生き方を学ぶ

2023。年をもってこのブログを中止しようと思った。しかし、再びブログに書くことにした。本当に心がころころ変わる私だ。だから煩悩だらけの心からいつまでも離れられない。

                                                  2024-01-20 | 生き方を学ぶ

このところ体調がすっきりせず心も曇り気味。こんなにも体力が落ちるものなのかと自身驚いている。昔、元気だった父が骨折したり、洗面台の縁によりかかって歯磨きをしている姿を見たとき複雑な気持ちになったことがあった。

世の中にあふれる情報は嘘と誠を見極める暇さえないくらいの速さで流れていく。

人々は良いも悪いもその流れに乗って忘れ去られていくものと思いがちだが、やはり絶対に忘れてはならないものも沢山ある。ものであれば,〇〇遺産として残されているが、人間がやったこと、言ったことは忘れ去られることが多いのではないだろうか?

よく訪問している方のブログに書かれていたことをみて思い出した。

一時あんなに騒がれていた森友事件。その陰で真実を訴え続けてこられた赤木雅子さん。新聞で政府はお金を払ってこの事件にケリをつけようとしていることを知ったときはなんと卑怯な!金で黙らせようとしているとはと思った。しかしその後のことは私の中からは消えてしまっていた。 

忘れてはならない!   

《世界仰天ニュースで注目》「赤木ファイル」巡って闘う赤木雅子さんに“強力な助っ人”田中眞紀子氏が活動を支援していた|NEWSポストセブン (news-postseven.com)

 

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「真宗と平和」ーウクライナ問題を考えるーを読んだ。

2024-02-03 | 生き方を学ぶ

2023。年をもってこのブログを中止しようと思った。しかし、再びブログに書くことにした。本当に心がころころ変わる私だ。だから煩悩だらけの心からいつまでも離れられない。

2024-01-15 

知人から頂いた「真宗と平和」ーウクライナ問題を考えるーを読んだ。

真宗がこのような問題に向き合って来られたことを初めて知り感動した。

本の中にも書かれていたが「真宗さらには宗教は、政治とか国家とか社会とか、そういうことには関係ないと言われる方もあります。そういう方は、第一願に・・・」の部分を読み、まがりなりにも真宗の信者で良かったと確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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新年になると必ず頭に浮かんでくる言葉

2024-02-03 | 生き方を学ぶ

2023。年をもってこのブログを中止しようと思った。しかし、再びブログに書くことにした。本当に心がころころ変わる私だ。だから煩悩だらけの心からいつまでも離れられない。

                           2024  1.2

新年 早々,能登地方を襲った大地震 亡くなられた方や被災された方々の事を思うとき、どうか世の中 安穏なれと祈らずにはおれませんでした。

ここ数年前から新年になると必ず頭に浮かんでくる言葉がある。

「正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」

一休さんがお正月に頭蓋骨を持ち街中を歩いたと言う逸話。

一休禅師は、歳をとるとは死が近づくことでもあり世の無常をあえて正月に説いたと言われている。無常を知ることは命のはかなさを知ること。そして日々を大切に生きる者になる。    

正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし〜 一休禅師 〜 - 南御堂・真宗大谷派難波別院

 

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ベートーベンとスメタナ(厳選クラシックチャンネルより)

2023-11-08 | 生き方を学ぶ

私の大好きなスメタナの「モルダウ」you tyubeの厳選クラシックチャンネルでいろいろ見ているが、有名な作曲家たちが戦火を逃れて作曲した曲が多いことも解説で知った。

スメタナが心身の不調から両耳が完全に失聴した状態でこの有名な曲が作曲されたことを知り改めて聴きなおした。  一方

誰もが知っているベートーベンも40代で音が全く聞こえなくなりそれでも音の振動を直接感じ取れる特設ピアノをオーダーして作曲を続けたそうです。スメタナもいいですが勿論ベートーベンが一番です。

有名になったベートーベンの所に大勢の弟子たちがいた中、身分違いの女性の弟子に好意を持ったベートーベンがあの素敵な「月光」の曲を献呈したという話を聴き、

「あ~いいなぁ~私も誰かにこのような美しい曲を贈ってもらいたかったわ・・・」と思わず呟いた ( ムーーーリ )

 

 

 

 

 

 

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