忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

律院へ

2010-09-27 | 生き方を学ぶ
律院へ行ってきました。知人の和俊さんも元気にしておられ、お護摩の時には阿闍梨さんのお手伝いを務めておられました。
よく透る声でお経を唱えておられました。


3日ほど前のテレビで「日本の原風景」という番組で律院のお庭が紹介されていました。

庫裡の座敷からみえる池泉回遊式庭園は本当に素晴らしいです。このお庭を眺めながら精進料理を頂きました。




彼岸花がきれいに咲いていました。

コメント (1)

「継続は力」から思うこと

2010-09-26 | 日々の業

最近 書くことが少ししんどくなってきた。以前は文章がへたでもあれもこれも書いてみようという気持ちになったのに・・・・何故だろうと考えてみた。やっぱり飽き性なのかなあなど思ってみる。

イチローが10年間連続で200安打の記録を達成したというニュースをみて、野球に殆ど興味がない私だが、「すごい!」と思ってしまった。やっぱり口では語れないくらいの努力とそして継続は力となるのだなあとつくづく感じた。

イチローのそれと比べるなどとんでもない話だが私の飽き性は今に始まったことではない。自慢?するのも恥ずかしいくらい中途半端で過してきた。
小さい頃はそろばん、バレエを習わせてもらったにもかかわらず、1年ともたなかった。およそ何かに凝るということがなく、スターの追っかけやプロマイドを集めたりとかもしなかったし、人がそれをしていても別にどうとも感じなかった。
仕事も職種は変わらなかったものの職場は三回も変わってしまった。

そんな中、今回のイチローのニュースは今までの自分の生き方を又思い起こし、羨ましくもあり尊敬と驚嘆でもあった。
唯、もう努力も継続の力も老年の身には随分うすまってしまう感じは否めない。

コメント

滋賀県立図書館へ

2010-09-23 | 写真

予約しておいた本が入ったという連絡があり、久し振りに図書館へ行ってきました。
今 話題の池上 彰著の「世界がわかる!」国際ニュースななめ読みという本です。テレビでとてもわかりやすく今の政治や経済について説明されていて、ちょっと読んでみたくなりました。
もう一つの本は山本 兼一著「命もいらず名もいらず」ですがこちらは予約が19名も入っているということで遠い先になりそうです。



ここの場所は私にとって何よりの癒しのスポットです。

コメント (1)

喋る電化製品

2010-09-17 | 日々の業

         知人の家で話していると「お湯が沸きました」という声が聞こえてきた。「誰が話したはるの?」と聞くと、「電気コンロ(IHクッキングヒーター)や」という答えが返ってきてびっくり!
「へえーこの頃はコンロまでしゃべるの!びっくりしたわ」

「娘ところの冷蔵庫は掃除してくださいっていうんやて。まるでお姑さんかなんかに汚くなってるよって言われてるみたいやね」
本当に冷蔵庫まで喋るのか・・・・・

私のところのお風呂も「もうすぐお風呂が沸きます。   お風呂が沸きました」っていって来客中の友人がびっくりしていたがクッキングヒーターや冷蔵庫まで喋るようになっているとは!
この話を別の知人にしたら「家のお風呂は栓がしまっていますか?」ってお湯をはる時しゃべるよ」と言われた。うん これは老人向けにいいかもしれないなあなどと一人納得したが。

そういえば車も半ドアですって喋ってびっくりしたといつか友人が話していた。
こんなことで驚いているのは年齢がいった証拠かしらね。

コメント

坂本・西教寺

2010-09-10 | 写真

年金者組合員さんが作られたパッチワーク展に行ってきました。すごい大作にびっくり!これみんな一針一針縫っていかれたのかと思うと「うーんとても私には出来ない・・・・・」
だんだん針に糸を通すのもしんどくなってきたし、多分これが最後の個展になるかもしれないといっておられたHさんは78歳のきれいなご婦人。素晴らしい作品をこれまで沢山作ってこられ、私にも母の思い出の紬の着物でポシェットを作ってくださったり、刺し子の服を作って頂いたりした。




帰りに西教寺によって涼しい秋風に吹かれ木陰でひと休み。琵琶湖の見えるここのお寺は私のお気に入りの場所です。
明智光秀一族の墓所もあり、かわいいお地蔵様にも会えてとてもほっこり出来た日でした。

コメント

滋賀いのちの電話講演会

2010-09-09 | 生き方を学ぶ
五日前の土曜日滋賀いのちの電話主催の自殺予防公開講演会に行った。初めの挨拶で自殺者が年間3万3000人になり、一日に計算すると毎日90人の方が自殺されている。そしてその関係者を5人と計算しても180万人の人たちが何らかの関係者であり遺族でもあるという話に驚いた。

比叡山延暦寺長臈 小林隆彰師の話の中で比叡山の「一隅を照らす」という言葉にかわり、「○ ○の為に生きる」としたらどうかと思うといわれた。今、人の為に何かをするということが、どんどん薄れていっている。親は子のため、子は親のためという言葉も虚しいほど今は子殺し、親殺し、遺棄などということが日常的に新聞などに取り上げられている社会の状況を話された。
皆が自分勝手で利己的に生きているように思われる世の中で昔のことわざにある「情けは人の為ならず」という言葉が頭の中にふっと浮かんだ。

「顔や言葉は人のもの」「顔や言葉は人のため」顔を美しく化粧するのも笑顔で対するのも人のためであって、言葉も人と人をつなぐもので、やさしい言葉が人を癒す。
「身体は仮のもの たましいの棲家」という言葉にもはっとさせられた。

又、師がこれまでに4回ほど死んでいてもおかしくない瞬間にその身をおきながら不思議にも生きてこられた体験を話された。子供の頃列車にはねられたが自転車の車体が壊れただけで、怪我もしなかった。その時身につけていた成田さんのお札が粉々になっているのを後になって気づいたという話の部分では、私も子供の頃はお守りをつけていたように思う。そして、親に連れられて成田さんにお参りに行った時、お堂の上に掲げられていた絵のことを思い出した。海におぼれそうになった子供がお守りのお陰で助かったという物語の絵なのだが強烈に印象に残っている。あの絵 今もあるのかしらなどとふと思った。

プログラムの終わりに断酒同友会、自死遺族の会、びわこダルクなど団体の紹介があり、特にダルクの会の方が覚せい剤やシンナー他あらゆる薬を服用し、絶望や死の苦しみから立ち上がってこられた話を聞き、言葉では表現できないほどのショックを受けると同時に人間がいかされて生きているということをずっしりと感じました。
コメント

塩辛トンボ・野兎の赤ちゃん

2010-09-06 | 写真



知人が可愛くてきれいな写真を送ってきてくれました。塩辛とんぼがこんなきれいな青色だということをはじめて知りました.



迷い込んだ野兎の赤ちゃん。小さくて可愛いですね。


雀の真ん丸くてこれも可愛い目。私のカメラではこんなにはっきりと大きく撮れないし、技術的にも無理ー。
大きくはっきりと写るってこんなにいろいろ観察できていいですね。

コメント

1万3000年前の土偶

2010-09-04 | 日々の業



先日友人に誘われて1万3000年前の土偶を観に県埋蔵文化財センターへ行ってきました。

相谷熊原(アイダニクマハラ)遺跡は滋賀県の永源寺の近くで昨年見つかり、縄文時代草創期後半の土偶としては2遺跡・3事例目で国内最古級となるそうです。
高さ3.1センチ 幅2.7 の小さな土偶でしたが、一目見てその小ささに比べオッパイの大きさが目に入りました。
1万3000年前という時代を想像するのもちょっと難しいけれど、よくぞ出てきてくれたなあ・・・という思いで、時空の長さを考えてしまいました。
友人も感慨深げにじっと土偶を見つめ帰りも名残惜しそうでした。

コメント

両手振り体操

2010-09-02 | 日々の業

週3~4回通っている整骨院の先生のマッサージ、整体のお蔭で曲がらなかった右足の膝がだいぶ曲がるようになってきた。一緒に行っている87歳の知人も諦めていた足の痛みが少しずつとれて楽になってきていると言って喜んでおられる。

私も今年中には正座が出来るようになるかなあと期待している。

さて、家では両手振り体操をやっているが、知人は800回出来るようになり、肩こりが殆どなくなったと言われていた。私はせいぜい1日に500回止まりだが、こんな簡単な体操はもっとやらねばならないと思っている。

9年ほど前に96歳で亡くなられた科学者の関 秀男さんと言う方は毎日 数百回以上両手を後ろに強く振り、前には反動で返すという単純な体操をされていたそうです。

両手振り体操の原点は中国の「易筋経」にあるということです。

この関さんが癌を告知された時に両手振り体操を朝、昼、夜に2000回ずつやったところ二ヶ月で癌が消えたと著書に書かれているとか。

確かに腕だけでなく、胸、足、腰 内臓にもおおいに関連していてよい運動だと思います。せめて1000回を目標に頑張るぞー!

コメント