忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

繋がりを打ち砕いてしまったものは?

2019-07-31 | 世の中のこと

道路の中央を自転車で渡ろうとする男性、車道をわざと歩く男性、同じ男性が繰り返す道路での行動。記者が「そんな危ないことをすると他人に迷惑がかかりますよ」と言うと「他人のことなんてどうなってもいい!」「死んだって知らない」とうそぶく。

又、外に設置されたクーラーの室外機を引き倒し、外に置かれたバイクをわざと倒し知らん顔で歩いていく男性。

京都でのアニメ製作会社の放火殺人事件では多くの若い命が奪われた。まさか自分がこの様な事件に巻き込まれ命を落とすとは思ってもいなかっただろう若者たち。

多くの人たちが悲しみ、怒りの中にどうして?という思いで立ち尽くしておられることだろう。

もしも、自分の子供や孫があの中にいたなら・・・と思うと何ともやりきれない気持ちになる。今は、亡くなった方たちに祈りを捧げることしか出来ないでいる。

本当に世のなか おかしくなって来ているのか?と思ってしまう。次々に起こる事件に人間そのものがだんだんゆがめられてしまったようにも思う。

人間同士が繋がりあっていれば・・・と。  繋がりを打ち砕いてしまったものは?

 

フォーレ: レクイエム:イン・パラディズム(天国にて)

 


「DNAの旅」 日本語字幕版

2019-07-28 | 動画

大津市主催の「人権・生涯」学習講座に参加した。

2回目の講座で「性別や国籍を問わず輝ける地域づくり」と題して藤田アニコーさんの話を聞いた。ハンガリー出身のアニコーさんは空手が大好きで日本に来られ現在は循環型社会構造研究所えこらの代表をされている。堪能な日本語で日本の文化が薄れていくことを残念に思うと話されていた。

例えば日本には武道、華道、茶道というように唯、単に技術を学ぶだけでなく「道」という言葉が使われている。

そこにはいろいろな意味が込められていて人格の形成にも大きく関与しているという。

実際に「ありがとう」と言う言葉をありきたりに言ったときと心を込めて言った時の違いを参加者全員が3人一組で実施した。挨拶の後に一人が二人の腰の辺りを押すと、いい加減な挨拶をしたときは押されると体がよろけて前に倒れたが心を込めて挨拶した時は殆ど体が動かなかった。私もこの実験には驚いた。これだけ心が体に影響を与えているとは!

又、ハンガリーと日本の違いや共通点なども話された。最後に「DNAの旅」という映画を観た。

字幕が小さく見えづらかったが、あの国の人は嫌いだとか言っている私達の体の中のDNAがいろいろな人たちと繋がっているという内容だった。

人権推進委員長という役がたまたま自治会で回ってきて、参加することになったが、いい機会をもらえたことに感謝。

「DNAの旅」 日本語字幕版


幸福度と選挙

2019-07-25 | 新聞記事より

内閣府の昨年の世論調査によると、今の生活に満足している人は75%だそうだ。

この国に「幸せでない」と感じている人がいないはずはない、その人たちが投票に来ない・来られない理由こそ、政治が、社会が向き合うべきことなのだろう。}と書かれている。

75%の人が幸福?幸福感の基準が分らないが、国連の世界幸福度ランキング←では日本は2019年に世界156カ国を対象にした調査で58位だったそうだ。

トップ10のうち半数が北欧諸国が占めている。

幸福感について考えさせられた。身近な人が言っていた。「貧困?食べられない子供たちがこの国にいるなんて信じられへんわ」マスメディアの責任も重い。

 


全国投票率50%割れ  「民主主義の危機」 記事より

2019-07-25 | 新聞記事より

安倍さんは参議院選挙結果を受けて「国民からの「力強い信任を得た」「これが国民の審判」などと発言している。

ちょっと!待ってよ~ 安倍さんよ と言いたい。

自民党は9議席減らして単独過半数を失った。比例票は2000万票を割り込み1771万票 1人区でも30議席中10議席をうしなった。

それなのに任期中の改憲に執念を燃やす安部さん。  自民、公明、維新の改憲勢力の三分の二議席を(164議席)を確保できなかったにも関わらずにだ!

どこまで行ってもおかしい もう少し謙虚になれへんの?と言いたいがこの人には無理のようだ。

気になったのが

投票率の低さ。50%にも届かなかった投票率のなかで信任を得たという今の政権にこれからのことを思うと怖さが走る。

「民主主義の危機」という新聞記事を読んだ。

「1票の価値を実感する為の主権者教育に長期的に取り組むことが必要だ」と書かれていたが・・・。

K聞より

 


少し終活が進んだ気分

2019-07-23 | 昔語り

昨日は蒸し暑く医者に行くのも億劫になり以前から気になっていた納戸に置いてある古いタンスの引き出しの整理をした。

どんどん詰め込みぐちゃぐちゃになった引き出しの中。 

亡夫や亡父の書類、写真、その他 家、購入時の書類など等 見るともうとっくに時効のものが沢山出てきた。

捨てるごみが袋一杯になった。その中には随分古い新聞や雑誌の投稿文、ニュースなどがあった。いづれも捨てがたいのでパソコンに取り込み処分することにした。

少し終活が進んだ気分だ。

いろいろな理由からこの様な思い出の品々が手元から離れていった人々のことを想った。

昭和45年11月の新聞記事

20年前 ミニコミ誌に投稿した娘の文

16年前後援会ニュースに載った孫


公文書偽造  今も昔も重罪 「今昔物語集」で。

2019-07-21 | 新聞記事より

2,3日前の新聞の投稿欄を読んで昔も今も変わっていないなぁ・・・と言うことを知った。

しかし「今昔物語集」では部下を死なせた上司について「部下に公文書を偽造させるだけでも重罪だ」と断じている。

この上司 しっかりと罪に処せられたのだろうが、

今はさて、罪どころか頬かむり、何とも昔の方がまだまし?

 


「安倍帰れ!」ヤジの市民を警察が排除

2019-07-18 | 動画

【HTBニュース】 札幌「安倍帰れ!」ヤジの市民を警察が排除

朝にアップした動画が夜には見られなくなっていましたので,再度探してアップしますが朝までもつかなぁ・・・。

 《秋田県の佐竹敬久知事が「非国民」と非難されている。   政府が秋田市に設置しようとしている陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・   アショア」をめぐる防衛省のずさんな調査を批判したためだ。   国の意向に異を唱えると非国民と呼ばれたのは戦前・戦中の話。   その気味悪さは、与野党激突の構図となっている参院選秋田選挙区の情勢にも   影響するのだろうか。》 (毎日新聞2019年7月17日 13時35分) と、報じられました。

https://blog.goo.ne.jp/gomame-76-bb  ←クリック

いつも読ませてもらっている方のブログに上ような記事が書かれていた。

 権力が力を持ちすぎると独裁になり弱いものの声は圧殺されてしまう。

この国も本当に恐ろしい国になりつつあるようだ。

アメリカのトランプもテレビで叫んでいた「気に入らなければこの国から出て行けばいい!」と。なんという思いあがり これが大統領の言葉かと耳を疑ったがアベも今度の選挙で勝てばこの様なことを言い出すかもしれない。いや 心の中ではすでに叫んでいるだろう。


知ってるつもり?!松本清張

2019-07-17 | 動画

知ってるつもり?!松本清張

 

このようないいテレビ番組が少なくなってしまった。松本清張さんが貫いていたものは反骨精神。

番組の中で清張さんが語られた言葉の数々に沢山考えさせられた。

同じ番組で「山本周五郎」や「吉川英治」を観たがいずれも感じることが多くあった。

「昭和史発掘」や「古代史疑」など読んでみたいと思った。

清張さん、 今のこの政権をどう思っておられるでしょうか?

「やっぱり 僕がずーっと書いてきた中で最高の悪やね!最悪やで  はよ 何とかせなあかんで・・」なんて!

ハーイ ! もう期日前行ってきましたよ。野党共闘の嘉田由紀子さん そして日本共産党って書いてきました。

 


①前川喜平さんがリツイートされた投稿に。    ②「身を切る」というが維新の政党助成金は?

2019-07-15 | 新聞記事より

いつも私も感じていたことをツイッターで投稿されたZOROを前川喜平さんがリツイート!

 

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)さんがZOROをリツイートしました

 「私は金持ちだ」と思っている人は、自民党に投票するだろう。

「私は金持ちではない」と思う人が、どうして自民党に投票するんだろう?

 金持ちをもっと金持ちにするだけなのに。

 

 

 

 

 


「知らん そんなこと 覚えてません!」

2019-07-13 | 昔語り

「言ったやろう!」

「ううん !聞いてません!」

「言ったやんか」

「知らん そんなこと 覚えてません!」

親子の間でも友達の間でも他にも沢山出てくるこの言葉のやり取り。

私は遠い昔からどうも忘れんぼだったようです。ですからこのブログのタイトルも「忘れ人のひとりごと」にしたのと違うの?と言われそうですが、・・・

ところが、最近になって上記のような言葉のやり取りを職場でもよくしたようだと思い出したのです。

思い起こせばどうも自分の頭の中では話したつもりになっていたことや聞いたことが全く相手には伝わっていず、相手の人を不愉快な思いに何度かさせてしまっていたようです。

人の話を自分中心に考えて置き換え理解することもよくありました。

何とも情けない恥ずかしい話です。それも今頃気がつくなんて・・・

随分遅い気付きですが、

さて どこかのお偉方は「記憶にございません」と言い、終いには隠したり、嘘でごまかしたりして知らん顔。