忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

東本願寺へ参拝

2011-07-31 | 生き方を学ぶ

入院中から退院したら必ず親鸞聖人の七百五十回御遠忌に参拝しようと思っていた。そこで今日は体調がどれだけ戻ってきているか確かめたいという気持ちもあり思い切ってJRで京都まで行ってきた。

御影堂の中に入り、御真影の前に座るといつもなぜかしらホットする。母親の元に還ったような気持ちになるのはどうしてだろう。

 写真撮影は禁止されており外から御真影を。

 

以前 御影堂から阿弥陀堂に通ずる廊下に置かれていた毛綱が阿弥陀堂の前に置かれていた。

大橇(そり)は明治時代 新潟で切りだした木材を運ぶ道中雪崩にあい27名が亡くなった。

その事故の際に使われた大橇が寄進されて展示されている。

修復がなった屋根などが一段と輝いてみえた。

  

 

七条通りから門前までのお堀沿いの芝生に設置された「法語行灯」

  

 京都タワーも長いこと昇っていないな今度来た時は昇ってみようと思いつつ、帰るころには暑い日差しが照り始めた。

さすがに階段の昇降や歩き、電車、バスの乗り継ぎは疲れたが、行ってきてよかった。

 

 

 

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ロコモティブシンドローム

2011-07-30 | 日々の業

体調もだいぶ回復して食事の時も以前のペースで食べているのに自分自身驚いている。ゆっくりゆっくりよく噛んで、お腹は八分目にというのも忘れてしまいそうなくらいだ。

腰痛がひどかったがこれも週2回の整骨院通いでだいぶ楽になってきた。

「年をとってほっておくと身体は固く固くなって化石のようになってひからびて死んで行くんだよ」と昔 通院していた京都の整骨院の先生が言われた言葉を思い出した。

この間 新聞にロコモティブシンドローム(運動器症候群)のことが出ていた。

運動器は骨、関節、脊髄、靭帯、腱、筋肉など体が動くために必要な器官のことで、この運動器の機能が衰え、転倒による骨折の危険が増している状態をロコモティブシンドロームというそうです。

高齢者が増えてきている今、国民啓発運動として展開されていると書かれていた。

ロコモ防止の訓練の一つに開眼での片足立ちがお勧めだということでしたので約1分を3回づつやってみようと思っている。  どうか続きますように!と祈りつつ ・・・       

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紫雲寺さんのHPから

2011-07-26 | 生き方を学ぶ

久しぶりに紫雲寺さんのホームページを見た。法話の部分を読んでご住職さんが話されることが(震災にあわれた方々に対する自分の気持ちなど)本当にそのとおりなので又あらためて自分を振り返ることができたように思う。

原発に対する文献などもたくさん載せておられ、自分で考えてもらう材料にしてほしいと書かれていた。

以下ホームページURLです。

     http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shiunji/

 

H P の左下に「まだまにあうのなら」という項目があります。そこをクリックすると「原発」と書かれて部分があるので

そこにいろいろと資料になる文献が載っています。

 

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木に学べ

2011-07-24 | 生き方を学ぶ

国が本年度を森林・林業再生元年と位置づけ10年がかりのプランをスタートさせたという記事が載っていた。木材自給率が20%台という。テレビでは中国の人が日本の山を買っていてその面積が相当数になっているらしい。資産として買っていてもいつ伐採されるかわからず、治山治水の面からも規制せねば大変なことになると報じていた。

この間から読んでいる西岡常一さんの「木に学べ」。本当に大事なことが語られていて、再び感動した。

「山というのは、私ども人間のふところやと思います。人間でいえば母親のふところやとおもいます。人間というのは知恵があって、すぐれた動物やから、なんでも自分のおもうようにしようとするけどね、そんなの自然がなくなったら人間の世界がなくなるんです。

そう考えたら、木も人間もみんな自然の分身ですがな。おたがい等しくつきあうていかなあきませんわ。

それがむやみに切ってしもて、もう使えるヒノキは日本にはありませんのや。・・・」

読み進めば進むほど考えさせられる西岡さんの言葉の数々でした。この心を忘れてはならないとつくづく思いました。

 

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高木仁三郎さんの講演録

2011-07-21 | 生き方を学ぶ

昨日のお願い文書を持ってきてくださった方が本も一緒に持ってこられました。

11年前に亡くなった高木仁三郎さんは東京大学原子核研究所におれれて放射能の基礎研究をされていた方で、亡くなる直前に「友へ」と題したメッセージを残しておられます。

「・・・原子力時代の末期症状による大事故の危険と結局は放射性廃棄物がたれ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです。・・・・」

この講演録は金沢教学研究室公開講座で1991年2月に「科学の原理と人間の原理」という題で高木さんが講演されたものを小冊子にされたものです。

高木仁三郎さんが危惧されていたことが実際に起こってしまったこともあり、この小冊子が今、沢山の人たちに読まれているということです。

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気仙沼高校の避難所を閉鎖しないで!

2011-07-20 | 世の中のこと

知人が以下のような文書をもって来てくださいました。私たちが思いもしないようなことが震災にあわれた方たちの上にこれでもか、これでもかというふうに重くのしかかっているのですね。せめてこのようなお願いにはぜひ応えなければという思いでいっぱいです。

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リサイクルが地球を救う

2011-07-18 | 日々の業

以前にも書いが家の中はリサイクルの物が沢山あって、先日も整理たんすを買った。というのは35年も前に買った北海道民芸家具の箪笥が重くて引き出しも開け閉めしにくく、交換したのです。

最近は身辺整理もかねてどんどん減らすようにしている。一つ買えばひとつ減らすをモットーになるべく買わない(といっても買えないのも現実)ようにしている。病気をしてから不思議とあまり物を買うという気持ちも薄れてきたように思う。

リサイクルショップも沢山ありすぎて潰れていっているところもあると聞くが、私の行く店も大変なようだが何とか頑張ってやっているようだ。店長は無口のようだが情がありやさしいし店の前には可愛いダックスフンド犬が出迎えてくれる。

新品のブランド食器や雑貨、台所用品、電化製品は5年以内のもの、家具など沢山おいてあり、値段も市価よりずっと安い。いつも行くたびに「あースーパーで買わへんかったらよかった・・・先にこっちを見に来ればよかったなあ」と思ってしまう。

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虹色の扇風機

2011-07-17 | 日々の業

朝早くは少し涼しいですが、7時半位になるともう暑くなって来て扇風機をまわします。家の扇風機はもう25年以上使っています。古い扇風機は出火の原因になるので使わないようにと言われていますが、私はこの扇風機がお気に入りなのです。京都にいる時に出入りの電気屋さんが持ってきてくださってそれ以来です。

なぜお気に入りか? 軸の部分に電気がついてそれが虹色のように色が変わって行くのです。

ちょっと珍しいと思いませんか。モーターの部分が熱くなっていないか、コードは大丈夫かと調べてみてこの美しくて頑丈そうな扇風機をまわして眺めているのです。

   

羽の色も気に入ってます。どうしても捨てる気持ちにはなれません。

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祇園祭のお呼ばれ

2011-07-16 | 写真

祇園祭も16日宵山の日。京都の鉾町に住む義姉夫婦からの招待で娘や孫と車で行ってきた。親戚一同が顔を会せて久し振りの再会を喜ぶこのお祝いの席も何年も続いている。昨年大手術を乗り越えた義姉の無事も祝って皆が集まった。料理は仕出し屋さんでとったものの他に義兄が自ら作った手料理が沢山ならんだ。

チラシ寿司や、しいたけ、たけのこ、オランダ豆の炊き合わせ、鮎の山椒煮、出し巻き卵、なすの生姜添え冷製 他にしか肉、紫蘇ジュースなど等 どれもおいしく味付けされていて皆その腕前にびっくりした。

   

お腹がいっぱいになって孫たちと祭りを見に行った。四条通りはもうすでに人並みが多く、長刀鉾の所まで行って、一昨年 同様もう暑くて暑くて 地下の喫茶店に入って早々に戻った。

大勢の人に揉まれながら歩き、「止まらないで歩いてくださーい!」という声を「一瞬無視してお母さんみたいにシャッターをきる人が多いから混雑するのよ」と怒られた。

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木を切ってもらう

2011-07-14 | 日々の業

昨日は暑い中 知人のKさんが家の木を切りに来てくださった。「木を切るというのは剪定より大変なことなんやで」と言いつつ大きくなりすぎた もち木を眺めてどういう風に切っていくか暫し考えておられた。

kさんは毎年、知り合いの所にボランティアで何十軒と剪定に行って皆を喜ばせてくださっている。

モチノキのは春落ちして落ち葉の世話が大変ということだが、本当に昨年何日間も落ち葉を集めるのに費やした。

もみじは落ちるときは一時なのだが、これは風に乗って遠くのほうまで飛んでご近所に迷惑をかけたこともあり思い切ってきってもらうことにしたのだが、いざ切るとなるとやっぱり淋しい感じがする。もう鳥たちも赤い実を食べに来なくなるなあなどとふと感傷的になってしまった。

暑い中の作業をされているkさんが熱中症になられては大変と何度も休憩の声かけしたが、慣れているから大丈夫だといわれ、切り落とすときなど細心の注意を払いながら、作業をされていた。

さて、モチノキ、ツゲの木がなくなり、金木犀、と梅の木は小さくなってすっかり明るくなった庭。長い間この庭に植わっていてくれた木々たち本当にありがとう、ご苦労様という思いで日当たりのよくなった庭を何度も眺めていた。

「木のいのち、木のこころ」という法隆寺最後の宮大工、西岡常一棟梁の本を読んだことがあるが、木のこころを知って、その木の育った場所による木のクセにあった部分を使い家を建てるときに考える。人間を育てて行くことにもあてはまるのだと言うようなことが書かれていてとても感心したことがあった。又、別の本には木々が夫々テレパシーのようなものを出し合って連絡し害虫から身を守ったりすることがあるというようなことが書かれていた。

 

切り株20センチはあったモチノキ             老木の梅もすっかり小さくなった。

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虹・虹

2011-07-12 | 写真

久し振りに虹を見ました。

暑い一日の夕方に突然 激しい雨が降ってきてその後に出た虹  雨よ!もう少し長く降って欲しかった・・・

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亀さん出現

2011-07-10 | 写真

    

表の側溝に亀が現れてびっくり。どこから来たのでしょうか、暑くてたまらず出てきたのでしょうか?案外大きいのです。カメラをとりに家の中に入っている間にもう隣の家の側溝の蓋のついているところまで行っていました。

結構早いのですね。

ウサギと亀の話では何だかゆっくり亀さんのイメージがあったのですが、これでやっとわかりました。ウサギがひと眠りしている間に抜かされてれてしまうのは当然だなあなどと一人納得してしまいました。

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信なくんば立たず

2011-07-09 | 生き方を学ぶ

       

孔子が弟子の子貢から政治の目標は何かと聞かれたとき「食、兵を足らし、民これを信にす」と答えた。

弟子が「この三つのうちで一つを諦めねばならぬとしたらどれですか?」と聞かれ「軍備だよ」残りの二つのうちかりにもう一つ諦めねばならないとしたら?」

「もちろん食糧だ。人間はいつかは死ぬ。死は逃れられないが、信義が失われては、生きていてもそのかいがないではないか」と答えたそうだ。

政治の最高の目標を「信」に求めたという話だが、その当時も政治家たちは孔子の理想とした「信なくんば立たず」からはるかに遠かった。

老荘思想入門という本の中に書かれていた部分だが、本当にそうだなあとつくづく思った。

今の政治に国民は不信以外の何ものも感じていないように思う。もういい加減にして!と多くの人が思い、うんざりし諦めの気持ちさえ持っている人たちがいるのではなかろうか?

しかしそうも言っていられない。こんな状況だから何とかしなくてはと多くの人たちが気づき、立ち上がりつつあるのも現実で、もっともっと多くの人たちが自分たちがこの国をよくしていかねばと行動していくことを願っている。

私自身は高齢者となって今 病の後で積極的には動けないけれど、私なりの形で表していけることを願っている。

 

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病気とパチンコのはなし

2011-07-07 | 日々の業

昨日は病院へ行ってきました。朝10時に家を出て帰ってきたのは2時半 予約の時間に行ってもなかなか時間どおりにはいかず、1時間半の遅れで看護士さんも一人一人に謝っておられたけれど・・・。さすがにとても疲れてしまった。

外科の診察では手術して4ケ月過ぎたが、抗がん剤を服用するかどうかと言われ、即座に服用しないと応えた。

幸いにステージ3に近い2ということもあり今後は食事療法などでやっていこうと思う旨を伝えた。

けれども6ケ月に一度はCTや腫瘍マーカー血液検査、 そして胃カメラなどの検査がある。

病気が完全になおったのではないことを自覚せざるを得ない。何となく気分が一瞬暗くなったようだった。

まあ、病気のことは出来るだけ遠くへやってせいぜい楽しくやっていこうと思う。 

娘が私を待っている間に久し振りにストレス発散でパチンコに行ってきたらしく、「すっとしたよー」と言って迎えに来てくれた。

「国道沿いに1円パチンコがあったので入ってきたけれど、沢山でるわー」

「へえー1円かあ?そしたら沢山あそべるなあ・・・今までやったら1000円でもあっというまに無くなってしまったけれど」(十年以上前に一度しましたが)

「ほな 私もいっぺん連れていって」と言ったら、「あかん、あかん あんなやかましいとこ。空気悪いしお母さんはあかんよ。それにヨンさまの台はもうなかったし」

ということでパチンコでのストレス発散はなしということになりました。

若い時はお正月がくると友人と行ったパチンコも、一つずつ玉をいれて、バネではね 玉を追って行くのが面白かったのですが、最近のは違うようで、すぐ終わってしまうのが、つまらなくて興味がくなくなりました。

 

 

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震災復興支援バザー

2011-07-07 | 世の中のこと

ふしきさんの事務所で震災復興支援のバザーがあります。ふしきさんは先日 東北にボランティアとして行って来られました。自分のブログにいろいろとその時の事が載せられています。

 ふしきみちよさんのブログ {ふしきみちよのかけ歩き(記)} ↓

    http://green.ap.teacup.com/fushiki/

 

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