忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

黒豆・棒だらは忘れずに・・・

2012-12-31 | 日々の業

今年もあと数時間で終わろうとしている。しかし年ごとに新年が来るという気が薄らいでくる。唯、何となく気ぜわしい思いがしないでもないが、お節料理にしても「もう今年はいらんよ。そんな食べへんしなあ・・」と家の者は言う。

今年のお正月も無理やり朝起こし家族でお雑煮を祝ったが、父母がいた頃は3ケ日はちゃんとお雑煮を頂き、お餅も食べ下がりしたらあかんと言われて毎日1個ずつ増して食べていた。

ところがその祝い雑煮も元旦の朝だけになってしまった。

そして何より、各スーパーやデパートも元旦から開けている。何も慌てて作ることもないだろうという気になってしまう。昔は正月はどの店も閉じ、ひっそりとしていた。食べる材料も買いに行けず、いろいろな意味合いをもった食材を使って夫々の家庭で作ったのだろう。

それでもやはり今年も黒豆、棒だらは昨日から作りだした。保温鍋、遠赤外線セラミックの鍋が重宝して早く柔らかくなってくれるのは有難い。

他にも頭いも、人参、こんにゃく、たたきごぼう、酢れんこん、栗の甘露煮、そして出し巻きと台所に立って音楽を聞きながらそして亡父の事を思い出しながら今年は意外にどれも早く出来上がった。さてお味の程は??

蒲鉾は孫がきれいな模様を入れて切り、全てお重に詰めてくれた。

数の子95gで775円 のを思い切って買った。家の者は全然食べないけれどやっぱり買ってしまった。今夜は水につけておいて明日 薄皮をとって味付けしてお重に詰めよう。

(余談ながらお正月3ケ日せめてどの店も閉めたら随分節電になるやろうね~という会話あり)

このブログ書きながらユーチューブで2009年大阪城ホールのベートーベン「第九」 1万人の歌声を聞いています。指揮者の佐渡 裕さん 私の中学校時代の担任佐渡先生の息子さんなのです。すごいね!さすが1万人の歌も圧巻です。

新しい年が地球上に住む生きとし生けるものにとって幸せでありますように


電気料値上げ本当のところは

2012-12-28 | 世の中のこと

武田邦彦氏のブログによると電気の売り上げは日本全体で約15兆円。そのうち原発は約3兆円。

原発を止めたら年間3兆円の負担が増え石油などの輸入にお金がかかると言われていますが・・・

原発に出している直接的な税金が年間5000億円

地元対策、自治体負担、政治家への献金など約2000億円

原発維持の為の広告宣伝費1000億円  合計約8000億円。

原発を止めることによって発生する損害は約2兆円。さらに原料の濃縮ウランを売れば電力費の30%程度で1兆円が浮くので本当は原発を止めても1兆円程度の損害でしょう。しかしもっとお金がかかるのは「原発を或る程度稼働し、ある程度は停止する」というもので、「原発対策費も必要になり、かつ廃炉の経費もかかるということです。

日本は1.8億キロワットの電気を生産していて、この電気は原発が無くなっても「すでに日本国内にある火力発電所を稼働すればOK」で施設を作らなくてもよいと国際エネルギー機関やその他の方が指摘している。

火力発電所を稼働させれば「石油などの燃料」を輸入する必要があるが輸入のお金は国民が電気代として払うので「購入する石油が余計にかかる」というのは論理のトリックです。)と述べられている。

そしてもう一つこちらは赤旗新聞の記事からです。

 


部屋のイルミネーション

2012-12-26 | 日々の業

今年はクリスマスツリーの箱を折角階下まで持って降りていたにも関わらず孫もいっこうに飾ろうとせず、私も気が乗らず結局出さないまま25日になってしまった。別にクリスチャンでもないのだから良いのだけれど・・・贈ってくれた人に対してもそして何んとなく楽しい気分になるのが好きだったのに。

そこでせめてイルミネーションだけでもと思い部屋に飾ってクリスマスソングをユーチューブで探し聴きながら楽しんでいた。

家の者曰く「なに!これ まるでバーみたいや

「ええやろー きれいやん!」

「あんた 仏教者やろ ろうそく立てて拝んどいたらええや」

「ろうそくもキャンドルも一緒やないの!」という会話でチョン

去年はもみじの木に大変な思いをしながら飾って台所から眺めて楽しんでいたのになあ・・体力も気力も落ちてきたのかと感じつつ・・・。でも来年は!と思いつつでした。


今、チャップリンの「独裁者」での感動シーン

2012-12-19 | 生き方を学ぶ

 チャップリンの「独裁者」の名場面 感動のシーンをユーチューブで見つけ、昔見たことを思い出しました。

今の世の中にも充分 伝わる言葉です。

「若者に希望を与え、老人に保障を与えよう!独裁者も同じ約束をした。

だが彼らは約束を守らない!彼らの野心を満たし大衆を奴隷にした!

戦おう約束を果たすために!

世界に自由をもたらし国境を取り除き貪欲と憎悪を追放しよう!」

(場面の中の一部分の言葉より)

チャップリンは1950年代アメリカの赤狩りで国外を追放され、1954年世界平和評議会が平和国際賞を贈ったと書いてありました。

もう一度チャップリンの作品いろいろ見てみようと思いました。

 削除されてしまっていますね

 


ガンジーとローマ法王の言葉より

2012-12-16 | 生き方を学ぶ

ツイッターで良い言葉を教えてもらいました。

本日は選挙ということで好きなガンジーの言葉を。「あなたがする行動のほとんどが無意味であったとしても、それでもあなたはそれをしなくてはならない。それは、世界を変えるためにではなく、世界によって自分が変えられないようにするためにです」。

 もう一つはローマ法王が社会的弱者を切り捨てる資本主義に警鐘を鳴らし、経済活動の人道的な改善を求めた法王の声明を載せた記事です。


血管年齢と健康寿命

2012-12-09 | 日々の業

老人すこやかセンターという所で血管年齢を測ってもらえると言うので出かけた。

測定してもらうのに器械に指を入れるのだがどの指を入れても測定不能と出る。ひとつ出たのは91歳!へえー

こんな筈じゃないよいくらなんでも! 測ってくださる人も驚いてもう一度あの指この指と器械に入れてくださる。

「実は私 レイノー病って言われてます。足や指先が異常に冷たくなるので・・・」

「わかりました。きっとそのせいですね。」

何度かの測定ののちやっと数値が出ました。「67歳!」「よかったですね 年齢そこそこですよ」

やれやれ  血圧はこの時158までになっていました。

そのあとスライドで健康寿命の話を聞いたり、簡単な健康体操を教えてもらいました。なんだかやっぱり老人になってしまった・・・・と感じた日でした。     

 


梅肉エキスと共産党

2012-12-06 | 生き方を学ぶ

テレビではもうびっくりするくらい健康や美容に関するコマーシャルが出て来て、今回に限り○○円などと言って視聴者を煽る。私も2度ほど安いのにつられて買ってみた。

健康食品などまあこれだけあるなあ・・と思うくらいその数は多く売りだされ、どれを飲んだらよいのか迷ってしまう。そんな時若い頃せっせと飲んでいた「梅肉エキス」を見直すきっかけがあり薬局で買い求めた。液状のものはとても酸っぱく飲みにくいので粒状にした。

効能は一杯ある。血液がきれいになる。腹痛・歯痛に効く。癌予防 等などもっとある。

やっぱり昔からあるのが一番安心して飲めるなあと感じて服用しているが、その時思ったことはおかしいことに

今 選挙で出てくる沢山の政党の事だった。なぜ 結びついたのか?・・・

「僕 どの党だったと 秘書に聞き」と演説会で皆を笑わせた市田さんが言っておられたとおり

沢山の候補者が次から次と勝つために党を移っていく。自身の確たる信念はどこにあるのだろうか。

やっぱり90年の歴史をもち、先の戦争でも一貫して反対を訴え、そして原発でもその危険を早くから国会や議会で指摘してきた共産党が一番ってことを梅肉エキスと重ね合わせて感じたことでした

超酸っぱくても身体によい! 超 真面目で皆の味方 共産党よし!

 

 

 

 


「戦後史の正体」を読む

2012-12-05 | 世の中のこと

知人が送ってきてくれた「戦後史の正体」という本なかなか面白い。

日本の国が戦後 こんな状態におかれ政治家や官僚がこの様に動いていたのかということを知った。

孫崎 享という著者はいろいろな資料に基づいて書かれている。高校生でもわかる戦後の歴史ということで書かれたそうだが、確かに私でも面白く読める。

この本についてや孫崎さんのことについての批評も夫々だが、それでも読む価値はあると思った。

 占領下におかれた日本を何とかして自主独立の方向へ持っていこうとした官僚や政治家たちそしてかたやアメリカの言いなりになって権力を手にし政治を動かしていった政治家や官僚。

戦後60数年たってもアメリカからの言い分を聞きいいなりになっている今の政治姿勢はすでに戦後まなしから始まっていたことがわかりました。

これってどこかで聞いた言葉だなあ・・・と思っていたらそうでした。

日本共産党のビラに「アメリカいいなりの日本を止めよう!日米安保条約をなくして対等・平等の友好の条約を結ぼう」と書いてありました。

孫崎 享さんって外務省出身 国際情報局長 駐イラン大使 防衛大学教授だった人。