忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

{安倍政権に注文する}と題して「原発ゼロへの転換を」の新聞記事より

2018-09-30 | 世の中のこと

強力な台風が次々にやってきている。そして地震も。日本全土、いや世界中が自然災害で人々を不安にさせている。

大津波や大地震が原発施設を襲ったらどうなる?またもや7年前の福島のように・・・と思ったりしているが、

最近、その7年前のことを忘れたかのようにあちこちで、原発の運転差し止めを求めた仮処分の申し立てが却下されたり、2年前には高浜原発3、4号機が大津地裁の仮処分で運転が差し止めたとなっていたのに、関電は決定を不服として大阪高裁に抗告し2017年3月、高裁は再稼働を認める決定を出し再稼動へと動き出した。

 

再稼動して電気料金を下げると言っている電力会社だが、電気料金の中には既に福島原発事故の賠償費用まで入っていることを知らなければならない。

関東方面に住まわれる方のブログにT新聞の社説が取り上げられていた。

その中には「福島の賠償費用はすでに8兆円を超えている。少しばかり積み増したところで焼け石に水ではあるものの、上限引き上げを断念するということは、原発は民間企業の手に負えないと、国が正式に認めたというに等しくないか。福島の賠償費用は不足分は国が立て替え、一部はすでに電気料金に転嫁されている。いずれにしてもツケは国民に回される。」

「安倍政権に注文する」と題して「原発ゼロへの転換を」

 

 


ないがしろ!理不尽!と言った彼女の言葉が

2018-09-26 | 世の中のこと

病院から今日やっと退院してきたと障害をもつTさんから電話があった。

一人暮らしを始めてもう10年くらいになるTさんは最初は不安で何回も知人に電話していたが話をする人形も相手となりそのうちやっと慣れたようだった。が、体と精神が不調になったときは入院を繰り返していた。

彼女の入院費用は行政が退院のときに処理するらしいが、そのとき残ったお金を彼女が受け取ることになっているらしい。ところが今回その受け取り金額が彼女を一度に不安にさせた。

行政が少なくなった金額で何とかやりくりするようにと言ったという。

身寄りのいない彼女はヘルパーさんに支払うお金や通院時に必要なタクシー代など考えるととても不安でたまらないと言ってきた。

自分が障害があるから、ないがしろにされた。こんな理不尽なことあっていいのかと怒り、不安な状態でまた病院に入らなければならなくなったらとも言った。

ないがしろ、理不尽という言葉を使う彼女は知的に障害があるとはいえ、つらい人生をこれまで生きてきた。それでも普段は人並み以上に純粋で明るい。

彼女の言い分が間違っていたとしても彼女にそう思わしめたのは確かだ。

行政は障害があり保護者のいない彼女に支払いの減額のことを詳しく話したのだろうか?

上から目線でものを言っていなかっただろうか?

否、行政も生活保護基準の見直しで減額になったであろう?、この対応に苦慮していたかもしれないなどとの思いもした。

Tさんには今の生活保護の実態などを話し、支払われたお金の配分をよく考えて使うように、そしてどうしてもだめなときはいつも身近で彼女を支えている人たちに相談するように。むやみに不安にならないようにと伝えた。

中央省庁が障害者雇用率を対象でない職員を加えるなどして不正な水増しを行っていたというニュースが先日あったが、一番上の公的機関がこのような状況では下のほうは言うまでもないことだろう。

いつの世も一番に犠牲になるのは弱者である子ども。、老人、障がい者だ。その弱者が強者に立ち向かうことは、なかなか難しい世のなかだが,象に立ち向かう蟻の大群のように大きく大勢な大群となって立ちむかっていかねば変えられないだろう。

ないがしろ!理不尽!と言った彼女の言葉が脳裏から離れず、思わず目頭が熱くなった。

 


「75歳以上の後期高齢者が1770万人」の記事から思ったこと

2018-09-17 | 世の中のこと

100歳以上の高齢者が5万人だと先日まで思っていたのが、今朝の新聞で7万人と書かれていた。75歳以上の後期高齢者が1770万人。65歳以上になると総人口に占める割合は27%だという。どうりで最近どこへ行ってもいやに年寄りが多いなぁ・・・と自分もその中に入っているにも関らず他人事のようにそう感じていた。

「人生100年時代」と言われる時代。生き生きと高齢者が働ける生涯現役時代を加速させたいと書かれていたが、人口減少に伴って高齢者も元気で働けるならば、結構なことだが、

そうは簡単に行かないだろう。まず、元気で働けるだけの体力が高齢者にはどれほど残されているだうか。

医療は確実に進歩している。そしてメディアでは若返り、元気な体を維持する為の商品がいやと言うほど宣伝されている。が、しかし「生、老,病,死」は避けて通れない人生の道筋。

老いの先には必ず待っている死に向かってまともに目をむけ与えられた生をどう生ききるかじっくり考えることも大切なように思う。

えらそうなことを書いてしまったが、自分自身に言い聞かせていることで・・・。

2日ほど前から読んでいる本の影響かも・・・・

「人は死なない」の本を読もうと思ったが、そのタイトルにちょっとひいてしまい、逆に「人は生きる」にした。読んでみて「業捨」という言葉も初めて知ったが、一般の世では、なかなか理解しがたい現象が多くあるのだと改めて思った。しかし今までに述べられてきた老化に対する医療、予防などの内容も多く、やはり「人は死なない」を読んでみようと。

 

 

人は死なない 東大救命医独自の死生観 10Youtube com


茎の脇から小さなひまわりが・・・

2018-09-14 | 日々の業

先日の台風や地震の影響が報じられるたびに心が痛みます。幸い私のところでは停電もなく被害も殆どなかったのですが、同じ団地の方の家では屋根の瓦が飛んだり、テラスのフェンスが曲がったり、波板が飛んだりという被害が出てびっくりしました。

庭のひまわりの花が倒れないようにと台風が来る前に切って花瓶に飾っておきましたが、数日前、切ったひまわりの茎の脇から小さなひまわりが咲いているのを見つけました。

何と ! けなげなこと、そのたくましさに驚きました。生きている、成長しているんだなぁ・・・。

訪ねてきた知人もその小さなひまわりをみて感動した様子でした。

 


「普天間・辺野古問題を考える会」への賛同署名

2018-09-14 | 世の中のこと

沖縄・辺野古共同声明2018

辺野古の海への土砂投入計画並びに新基地建設計画の白紙撤回を求める

普天間・辺野古問題を考える会

私たちは、沖縄の辺野古米軍基地建設をめぐる問題に重大な関心を寄せ、一昨年(2016年)9月9日付けで「沖縄の人権・自治・環境・平和を侵害する不法な強権発動を直ちに中止せよ!」を公表し、内閣府に直接提出した。以来、2年が経過しているが、その後も安倍政権は、私たちの要請を完全に無視したまま、辺野古新基地建設に向け強権的な対応をとり、辺野古の海への土砂投入を強行しようとしている。本年8月31日、沖縄県の謝花副知事は故翁長知事の遺志を継ぎ辺野古新基地建設に必要な埋立承認を撤回した。工事は現在停止されているものの、安倍政権は建設強行のため「法的措置を取る」と明言している。私たちは、安倍政権のこれらの暴挙に改めて強く抗議し、土砂投入を許さず、さらに辺野古新基地建設そのものの断念を強く求める。

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梅雨空に「九条守れ」女性デモ 「俳句不掲載は違法」という判決がでたのに・・・

2018-09-03 | 世の中のこと

(梅雨空に「九条守れ」女性デモ) さいたま市大宮区の三橋公民館で起きた、憲法九条を題材に詠んだ俳句の公民館だよりへの不掲載をめぐる「九条俳句裁判」

2014年から始まりもう4年の歳月が経ったというのにまだ決着がつかずにいる。昨年10月さいたま地裁がそして今年5月東京高裁が「俳句不掲載は違法」という判決をだした。ところが原告側、市側ともに最高裁に上告しているという。

私の住む地域にも九条の会があり、毎年 九条の会で学習と交流会を持っている。、3年前には戦争法案の成立を阻止する為に、地域の新婦人の方たちと街頭に立ったり、デモをした。

憲法九条があるから70数年間戦争しなかったのだと思っているが、今、だんだんと戦争への道に行きそうな状況になりつつあり不安だ。

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