102歳で現役の内科医、日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が「十代のきみたちへ―ぜひ読んでほしい憲法の本」を書き下ろした。
シルバーウィークだそうで、私はてっきり「お年寄りに優しくする週」のことかいなぁ・・・と思っていた。
春のゴールデンウィークとの対で秋の大型連休のことを指しているということを知った。
「敬老の日」 に思い出す話がある。仏典童話には「心のはかり」という題で載っていた。(以下概略)
【昔、インドのある国で若い戦の上手な王がいてその王は老人が嫌いで70歳を過ぎた者は遠い山へ捨てよという法律を作った。大臣達が「老人はこの国を長い間支えてきた人々です。これまでは老人を大切にしてきたのです。無理に法律を守らせれば人々の心は王様から離れます」と言ったが王は聞かなかった。
まもなく戦争が始まり、手ごわい相手でこのままでは負けてしまいそうになり、やむなく10日間の休戦を申し出る。相手は人質に王の妃をとり休戦に応じる。
10日が過ぎ、敵からの使者は「わが王が人質となった妃が気に入り正式にお妃に迎えたい。美しい妃を卑怯な方法で得たくはないので、失礼だが武力では勝っているわが軍。そこで智慧比べをして勝敗を決めようではないか」と言ってくる。
悔しい思いをしながら王はこの知恵比べに挑むことになる。最初の問題は「うりふたつの二匹のヘビの雄雌の見分ける」ことだったがこれを知っている人は国中探しても見つからなかった。ヘビ使いの老人は山に捨てられていてだれもわからない。
「やわらかい敷物の上に二匹のヘビを置いて、激しく身をくねらせる方が雄、じっと動かないのが雌です」と一人の大臣が言った。
確かめるとそのとおりだった。
次の問題が届いた。「四角い木材のどちらが根元か見分ける方法」
次は「ひと口の水は大海のすべての水より偉大である。これを説明せよ」王は大臣に答えを求めた。大臣は
「砂漠を旅する人、熱にあえぐ人、息をひきとろうとしている人にとって、ひと口の水に勝るものはありません。とりわけ、清らかな心でお釈迦さまに捧げられたひとすくいの水の尊さは大海の水の量に少しも劣りません」と答えた。
次々 出された問題の答えは正確に当たっていたのでまもなくして妃を連れた使者がやってきた。
「心のはかりを持っている人がいる国は素晴らしい。もう戦いはやめて親しく交流しようではないか」と。
三つの難題を解いた大臣は次の日 粗末な罪人の服を着て王の前に現れ「王様 私は法律を破りました。老いた両親を捨てることが出来ず地下室にかくまいました。難題を解いたのは両親です。いかようにもお裁きを・・・」
王を先頭に急ぎ足の行列が遠い山を目差して出発したのはその日のうちでした。」】
京都新聞一面には「安保審議不十分79%」「内閣支持率下落38%」とそして一面の裏「安保法廃止へ戦う」「学者1万4000人超結束」という文字が。
赤旗新聞には「戦争法廃止 国民連合政府を」各界からと「戦争法廃止へ大同団結を」とNHK日曜討論小池委員長が訴えという見出しが目に入った。
友人のブログには今朝の「朝日新聞」の一面 に釘付けになりました」と書かれてその内容が詳しく記されていた。以下転載させてもらいました。
「国民が国の政治を鍛え直す時」の主張です。すごい! 胸のつかえがとれる思いでした:
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11974238.html 長いですが………
「安全保障法制をめぐる国会論議が見せつけたのは、日本の政治がひどく劣化している現実だった。
最大の責任は、安倍晋三首相にある。安保政策の大転換の意味を、懇々と説かなければならなかった。
冷戦後、同盟国の米国はともすると、東アジアから引こうとする。一方で、中国の台頭は続く。
米国との同盟関係を強化して中国と向き合う。それが日本にとって大切な選択であり、そのために限定的な集団的自衛権が必要だ――。
安倍首相がそう考えているなら、理を尽くして冷静に説明するやり方はあったはずだ。
柔軟な思考で野党とも話し合いの可能性を探る。時間がかかっても例えば、PKO(国連平和維持活動)への積極的な参加など、安保法制を一歩ずつ整備する手法もあっただろう。
安倍首相は合意づくりの道を選ばなかった。瞬く間に広がった違憲論を説き伏せる気迫も論理も、示せなかった。だから、野党の追及に、まともに答えられない。
多くの首相を見てきた。消費税を導入した竹下登首相に、関連法案の審議をいつまで続けるのかと聞いたら「野党が音を上げるまでだ」との答えだったことを覚えている。
答弁席から野党議員に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばす人はいなかった。
日本が「存立危機事態」に陥れば、自衛隊に集団的自衛権による武力行使を命じる。誰よりも沈着さが求められる首相である。国会での安倍氏の姿に多くの国民は不安を感じたのだ。
自民党の責任も重い。四半世紀前、イラクのクウェート侵攻を受けて自衛隊の多国籍軍支援に道を開く法案が提出された。
政府の答弁は二転三転した。自民党は廃案を決断。引き返す度量を持っていた。今回は違う。党内論議もまともに行わない。本音では「法案には問題あり」と語る議員はいたが、公の席では声を上げない。
多様な議論を交わせない政党の将来は暗い。 野党も政府案への対抗軸を打ち出し、日本の将来を見据えた外交の構想力を競う。そんな場面がほとんど見られなかったのもいまの政治の身の丈だろう。
有権者にも問いたい。昨年12月の衆院選で、自民党が安保法制を整備することは、十分な分量ではなかったとはいえ、公約に掲げられていた。そこに選挙区で2546万人、比例区で1765万人が投票。
47%が棄権した。小選挙区効果もあって、自民党は圧勝。安倍政権が存続し、安保法制の成立をもたらした。
熟慮の末の投票・棄権だったのだろうか。多くの有権者が「こんなはずではなかった」と感じ、それが国会周辺の大規模デモにつながったのだろう。
説得の力を欠く指導者、闊達(かったつ)さを失った政権党、半数近くが棄権する有権者……。嘆いてばかりはいられない。
政治家任せにせず、国民の手で政治を、そして民主主義を鍛え直す時が来ている。それが、安保法制論議の重い教訓である。
という
仕事が詰まってきている娘の所へヘルパーで数日間行ってきた。生活時間帯が合わず年寄りの身体には堪える。もう少しという声をあとにして戻っってきた。
娘宅で見た17日のテレビ。特別委員会での強行採決の横暴な進め方に目を見張った。何が何でも押し通すというやり方は民主主義のかけらもなく独裁そのものだった。
そして昨夜、未明 「戦争法案成立」という新聞の大見出し。
一瞬 虚しさのようなものが身体を通り抜けたが、いやいや 「それを言っちゃ~お終いよ!~」と寅さんがあの世から応援しているような気になった。
まずは 賛成した議員たちを今度の選挙で落とすことだそうだ。
親しくしている92歳の知人は積極的に何事も好奇心を持って生きておられる。昨年頃までは新聞の広告を見て切り抜き推理小説なども本屋で買っておられたが、最近になり「長い文章を読む根気がなくなってきたわ」と言って一緒に出かけると何冊かの雑誌を買い求められる。
買った数冊の雑誌の半分を私に渡し後で交換することになっている。
渡された雑誌に「老後(おひとりさま)のまさかの転落」という記事が載っていた。
豊かな老後はどこへーー65歳以上の生活保護受給が過去最高の79万6455世帯
高齢者の6割が年金を主とする収入で生活しその年金を貰っている人の半分が月額10万円未満。
基礎年金だけの人で6万円台が4割程度 3万円以下が約2割だという。
年122万円に満たない世帯の割合を「相対的貧困率」と呼び65歳以上の相対的貧困率は男性で3人に1人、女性は2人に1人が貧困。
とりわけ「おひとりさま高齢女性」の困窮が際立ち高齢でも働かざるを得なかったり生活保護を受けたり。そうした女性たちを「貧乏ばあさん(B、B)」と名づけ、10年ほど前から警告されてきたのが樋口恵子さんだという。(私もB,Bやなぁ・・・)
「年金減らすな」と制度改善を全年金者組合が33都道府県で3350人の集団訴訟したことも書かれていた。
この間もテレビで「老後、親子共倒れ」を見た。中年の子どもがリストラにあい少ない年金で暮らす高齢の親の所に戻ってくる。親は受けていた生活保護が子供と一緒にいるというだけで打ち切られ困窮しているという実態が映しだされていた。
雨あがりの強い日差しの中 「戦争法案に怒る高齢者の行進」2回目に参加した。
今回は前回より500m長い距離なので後ろの方について、いつでも離脱できる体制で歩いた。
日赤の看護師さんに行進前に血圧を測定してもらったら何と177と下が104 !!
わぁ~えらい高いなぁ・・・ちょっと風邪気で頭痛いからかなぁ・・・
「血圧の高い人大きな声をあげてシュプレヒコールするのは控えるように!」って看護師さんが言われた。
なるほど大きな声で「戦争法案は廃案にせよ!」などと続けて叫ぶのにも随分エネルギーがいることを知った。
で、今回は知人が持ってこられたよく音のとおる鈴を持ち太鼓の音と一緒に勢いよく振って歩くことにした。
栃木、茨城、山形、福島、宮城、岩手、秋田各県の被害が大きく死者、不明者が出てまだ取り残されている地域もあると報じる中、自衛隊の必死の救助活動や捜索活動にテレビを見る私も頼もしく感じ感謝の念を持った。
でもこのように活躍されている隊員の方々が海外で武器を持ちアメリカ軍と一緒に戦うようになるのかと思うと何としてもやっぱり今回の戦争法案は阻止しなければと思った。
ジャーナリストの岩上安身さんが重要なことを話されていた。
岩上さんが引用した、元統合幕僚会議議長の栗栖弘臣氏の、『日本国防軍を創設せよ』という著書の記述に
「自衛隊は国民の生命、財産を守るものだと誤解している人が多いが国民の生命、身体、財産を守るのは警察の使命(警察法)だ。
武装集団たる自衛隊の任務ではない。自衛隊は《国の独立と平和を守る』(自衛隊法)のである。
この場合の『国』とは、わが国の歴史、伝統にもとづく固有の文化、長い年月の間に醸成された国柄、天皇制を中心とする一体感を享有する民族、家族意識である。決して個々の国民を意味しない」と、驚くべき見解を明らかにしています。
個々の国民を守らず、天皇制を守る、、自民党が改憲草案で掲げているのと同様に、自衛隊の国防軍への改組を唱えています。
日刊 IWJガイド 2015.9、11日号~ ← から一部省略して抜粋
暑かった夏も過ぎ周りは蝉の声から秋の虫たちの音色に変わっています。知人の家の栗の木には たわわに栗の実がついたと写真で知らせてくれましたが、ほんものの栗は近所の方が栗ご飯にして届けてくださいました。
季節の初物を頂く時ほど嬉しいことはありませんねぇ・・・。
喜んで頂いても世の中は本当に辛いことばかりです。今朝の新聞の投稿者も同じようなことを書いておられました。
台風による茨城、栃木県など東北の方々の被害状況の大きい事、大阪での中学生殺人事件、京都でも。シリアからの難民の中で小さい子供たちが親達と逃れてくる写真。戦争法案、辺野古のことそして原発、オリンピック問題など等、目にし、耳にする殆どが悲しいことばかり。
どうしてなのだろうか?これらの問題の根元は同じなのかもしれないと ふと思った。(為政者や加害者による邪悪な欲望や執着かと)
天災だけは違うのだろうかと思えば、これも行政に関わる人達によってある程度は未然に防げる部分があると思う。
唯 今は避難され不安な思いで過ごされている多くの人たちの無事を祈るばかり。
テレビで「Qさま」考えるだけで脳活性化という番組を見た。脳科学者の茂木健一郎さんが監修され出演されていた。そういえばこの方が先日国会前で歌っておられる動画を見た。
歌の内容は聞き取りにくかったが(早いテンポのは他の歌も分からないことが多い)忌野清志郎の名曲「FM東京」の替え歌で安保法制を痛烈批判 した内容だったそうだ。(もう一度ゆっくり集中して聴いてみよう・・・)
安倍さんが国会に出ないでテレビ出演していた件だけど、逆に、安保法案についてテレビで賛成反対徹底討論したらいいと思う。国会は大事だけれど、質問と返答を繰り返すだけで、議論になっていない。制約多すぎ。根本原因は、委員会や議場にいる人が誰でも発言していいフォーマットになっていないこと
不器用な私は普通の女性がやっているような手芸などの細かい手先の事が出来ない。小学校の頃、地図を作る作業があった。その完成品を他の人と比較してみてその粗雑な出来具合を見て感じた。その代わり運動が得意というのだったらまだしも、運動は手仕事以上に駄目だった。
そんな私がこの年で興味を持つのはパソコンから得られるいろいろな情報。知りたがりやの性格、なのにその半分はいい加減。まぁそれでも知らない無関心よりはマシかな?と自分に言い聞かせつつ、そしてもうどうでもいいわ!ああ しんど(疲れた)となったら一巻の終わり
さて、今日は 年金が株に運用されていたってこと。少し前から知っていたけれどね~。それも130兆円だって!これは知らなかったわ・・・。
年金積立金が株に運用され、いろいろ分散された形でやられているらしいけれど、今年 危険なほうの株の運用割合を増やしたんだとか。それって何か、危なくない?
もし株が暴落でもしたら私の貰っているスズメの涙の年金も危うくなるの?? ?
友人のブログに書かれていました。導入されることは知っていましたが、「貯金なんてゼロだしなぁ・・・」なんてね。そこだけで私にはあまり関係なさそうって思っていたのですが・・・。それだけで無関心というのもやっぱり駄目だとつくづく感じました。
ブログには「ついに、国民一人一人に付けられる「マイナンバー」。来月(10月) から、12桁の番号 が 私にも付きます!
一生続く鑑札。 便利かもしれませんが、国による「監視」としか思えません。
アメリカでは1936年と戦前に導入されており、アジア諸国、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダなど世界の多くの国が導入済みではあります。
住民の統制、スパイ識別などを目的として1968年作られた韓国では、流出やなりすましで2億数千万件もの不正アクセスと内部からの個人情報流出が発生していますし、アメリカでも最近の被害は1,170万、損害額は毎年約5兆円!
私たち日本人全員の個人情報が海外に流れる、想像できませんが(・・;) ……あり得ますね……」と。
報ステのニュースで仁比聡平議員が暴露した驚愕の自衛隊内部文書の件!
以下 ツイッターで ↓
自衛隊の河野統幕長が、安保の国会審議はおろか与党協議より以前の2014年12月に米軍幹部との会議で、安保法制を「来年夏までには終了するものと考えている」と
もう どうなってるの アメリカさんのいいなり。守ってもらっているからそのお礼?に
国民が知らない間にどんどん危険なほうに行ってしまう! それで 犠牲になるのは誰? 戦争して得する人がいるからやね きっと!