忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

綺麗だった従弟の喉仏は「軸椎」

2022-04-25 | 日々の業

亡夫の50回忌法要の翌日 従弟の告別式に参列した。コロナ禍もあり参列者も殆ど身内だけで家族葬に近かった。

従弟は倒れて入院し4年以上が経過していたが、その間意識は戻らないままであった。

告別式が済み火葬場で1時間ほど経ったあと、運ばれてきた従弟はもう現世の姿ではない。

従弟の娘や孫はびっくりした様子で葬儀社の方の説明を聞き、納骨のための骨上げをした。

私は最後の方で説明される前に従弟の喉仏を見て驚いた。これまでこの様にきれいな喉仏を見たことがなかった。

ちゃんと目も口もはっきりわかり座って手を組んでおられる姿は本当に美しく仏様の姿そのものだった。

従弟は仏さんにならせてもらったんやなぁ・・・と心の中で思い、手を合わせた。

小さかった頃は京都の私の家に来た時、縁の下に転がったボールをさっと潜って取ってきてくれたことや、大人になってからは「木の芽和えつくってくれへんか?」と電話してきたり、父親との葛藤を話たりしてきた事などを思い出していた。

(今回ネットで喉仏とはと調べてみると「軸椎」のことを言うと知った。

脊椎骨(背骨)の上から2番目の骨で正式名称は「軸椎」と言って頭の下のところにあり、喉仏の場所にはないのです。一般的に言われている喉仏は「甲状軟骨」という軟骨で、軟骨は火葬によって消えてなくなってしまいます。)  、女性にも存在するそうで 形が座禅を組んでいる仏様に似ていることから喉仏と呼ばれ、とても大切に扱われているということです。軸椎にはさまざまな言い伝えがあり、火葬で綺麗に残れば“生前の行いが良かったとされています。と書かれていた。)


懐かしいパン「ニューバード」に出会った。

2022-04-18 | 日々の業

コンビニの近くのパン屋さんへ久しぶりに寄った。

懐かしいパン「ニューバード」を買うためだ。

去年 偶然この店にこのニューバードが並んでいるのを見つけ、とても感激した。

もう60数年前、京都の高校に通学していた私は昼になると決まって売店に売っていたこのカレー味の中にウィンナーソーセージを挟んだニューバードと名付けられたパンを買って食べていた。

学校は夜間高校も併設していたので食堂もあった。友人たちは昼になると食堂の前に並び確か一杯20円?の素うどんなどを注文していたが、私は殆ど食べにいかなかった。あのニューバードが大好きだったのだ。

高校時代の思い出は沢山あり自由で楽しかったが、同級生は男子が多く国公立の大学に進学する人も多くいて、いつもいつも勉強に追われるような感じがして早く社会に出て試験の無いところへ行きたいなぁと思ったことも事実だ。

そんな高校時代に出会ったニューバード君! 君はまだ生きのびていてくれたのだね~

 


時間切れまで「7年98日」気候時計の初号機設置の記事

2022-04-16 | 新聞記事より

春はやってきても毎日、新聞やテレビを見ても心穏やかではないなか、少しほっとするニュースを新聞でみました。

とっても重要なことですが、なかなか各個人の意識の中に入らず自覚しにくい現実のようです。企業が取り組んではいるようですが何か宣伝だけのようにも感じることもあります。

地球の命、人間が住める地球はもつのでしょうか?この運動が広がるようにと願っています。そして私にも少しでもできることがあるならば・・・という思いです。

 


春・春・春

2022-04-15 | 写真

    

昨夜の雨で雪柳の花が一度に吹き飛び葉だけになった。

 去年知人の方が持ってきてくれた菜の花が咲き彩が賑やかに!

 紅葉の葉が一気に伸びた。

 

ボケの花ももう咲ききったよう。

  

  一軒先の家からは山桜が見えた。


春の山菜が次々と

2022-04-15 | 日々の業

あちこちに咲いていた桜はもうすっかり葉桜になってしまった。短い期間だが人々に春の喜びを目いっぱい感じさせてくれる桜の花たち。本当に有難う! そんな中でも桜を愛でる暇もなく戦火を逃れている人々のことや世界中で困難な目にあっている人たちのことを忘れてはならないと心の隅で思う。

49年前に夫が逝ったのも春。はらはらと舞い散る桜の花びらの下、長女の手を引き3歳になる誕生日プレゼントを買いに出かけた時の情景が毎年桜の季節になると脳裏に浮かぶ。

さて、桜のあとには春の山菜が次々とやってきた。

「わらびとタケノコのおこわを炊いたから持っていくね。」と知人から電話。

「タラの芽じゃなくてタラの葉っぱの天ぷらしたから持っていくわ~」とご近所の方が。

「こごみ摘んできたから天ぷらかお浸しにして食べたら美味しいよ!お浸しはちょっと濃い目に味付けてね」などと毎日のように春の山菜が届いた。どれも心温まるものばかり。本当に有難いことだ。

わらびもタケノコもタラの葉もこごみも皆夫々の方の自宅で採れたものばかり。京都の街中に居たころではこの様なことはなかったし、この地にきて初めて知った山菜の味だ。知人たちに感謝!

 Mさんの庭に咲いた八重桜も届けてくださった。

 

 

 

 


「「親ガチャ」から見える社会」同朋新聞から

2022-04-10 | 世の中のこと

毎月 檀那寺のご住職さんがポストに入れてくださる同朋新聞。数ある仏教説話を詩情豊かな童話として書かれている方が同じ団地におられ、これを読むのも楽しみの一つだが、今回は「親ガチャ」という言葉について載っているのに目がとまった。

「親ガチャ」って?初めて聞いた。2021年の流行語大賞に入っていたとか! 読んでみるとなかなか大事なことが述べられていた。

今の家族関係や友人関係その他 社会との繋がりの変化がよくわかったように思えた。

  (以下転載させてもらいました)

{◎人間といういのちの相(すがた)(2・3面)
 インタビュー:土井隆義さん(社会学者)
「「親ガチャ」から見える社会」
2021年の流行語大賞のトップ10に入った言葉「親ガチャ」。「ガチャ」とは、コインを入れてレバーを回すとカプセルに入ったおもちゃなどが出てくる機械です。出てくるおもちゃは運次第。それに似て、私たちは誰もがどんな環境や時代に生まれるかを選ぶことはできません。「親ガチャ」とは、親は選べず、人生は親次第で決まってしまうという若い人たちの気持ちをガチャになぞらえて表した言葉です。「親ガチャ」という言葉から見えてくることとは―。社会学者の土井さんのお話を通して、人間の相(すがた)を考えます。} 

下記URLをクリックすると詳しい内容が読めます。2ページ目です。 ↓ 

https://higashihonganji-shuppan.jp/higashi_cms/wp-content/uploads/2022/03/dobosinbun004_2022_readingdate.pdf

 

 


遺品整理の人に来てもらうから・・・

2022-04-05 | 日々の業

「お母さん何していたん?暇やろ~」と娘は電話で言う。

「暇なことなんかあらへん、結構忙しよ」

「何してそんなに忙しいの?仕事にも行かなくていいし、ええなぁ!」

「何言ってるの!私だって若い時には一杯働いてきたよ30年間以上。」

「クルマ処分したからそう簡単には外出もできないようになったしなぁ・・・それに膝も痛いし、家の中でいろいろ片付けものしているのえ、終活やん。この間も軽トラ2台分2階のいらなくなった家具やその他のもの持って帰ってもらったし、他にも片づけたいもの一杯あるからそんなゆっくりしてへんよ」と言うと

娘曰く「お母さんそんな気張ってせんでもいいやんか、大丈夫。遺品整理の人に来てもらうから私たちに迷惑かかるからなんて思わんでいいよ~」と言われた。

あっ!そうかそういう手があったのだ・・・・・・

子供たちが残された遺品を前に眺めて一時はアルバムやその他を見ながら涙流して整理してくれる・・・けれど一向に片付かへん。などと想像していた私の思いは一瞬にして消し飛んだ。

 

 

 


「youtube大学」で「2040年の未来予測」というのを見た

2022-04-02 | 世の中のこと

中田敦彦さんの「youtube大学」で「2040年の未来予測」というのを見た。元日本マイクロソフト社長の成毛 眞さんが書かれた本について解説されている。

私はもうこの世にはいないだろうと思うがそれでもこれからの世界がどのようになっていくのかというのには興味があった。2040年そのころには新聞も、テレビも消えているだろうということだ。すでに現在でも新聞を読む人は減ってきている。特に若い人たちの中ではスマホから何でも情報を得ることで殆ど新聞の必要を感じないのかもしれない。テレビも若い人たちは見なくなっているとか。

そういう私自身も最近は夕方のニュースと天気予報を見るくらいであとはBS放送の歴史ものを録画してみている。どちらかと言えば youtubeを見ることが多い。テレビでは報じないこともどんどん話されているから面白い。

予測の一つに現金を扱うことが殆ど無くなりすべてキャッシュレスの時代になるいうことだが、これは中国などでは既に偽札の問題もありキャッシュレス化がかなり進んでいると言われている。

中田敦彦さん曰く「もう現金は使えないのですからね。今持っている財布もいらなくなるんですよ!まして財布の中にヘビの抜け殻など入れておくことも出来ないのですよ。」と冗談口で言われた時にはぎくっ!とした。

まさに言われるとおり私は大好きな財布に去年家の庭に出たヘビの抜け殻の小さいの入れていた------。(お金が入ってきますようにという願いの為)

そうは言っても何もかもデジタル化された時、もしネットが何かの事故で絶たれるような事態になったらどうなるのだろう?

やっぱりアナログも残しておかないとねぇ~と知人が言っていたが・・・・。

 (9分で要約版)