忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

介護保険料が2割になり予防通所リハビリを止められたOさん

2022-10-29 | 世の中のこと

介護認定を受け「要支援1」の私が予防通所リハビリに行くようになって2年。その中で仲良くなった方の姿が10月から見られなくなった。9月の末に「私、来月からもう来られへん」と言われ何故かときくと「介護保険料が2割になるのでここの利用料金も2倍になるから」と言われた。

毎週1回、月4回利用で1割負担の2588円支払っているが、送迎付きで広いリハビリセンタでの親切なスッタフの方の対応、いろいろな器具を使った運動、理学療法士さんのマッサージと助言、月1回の測定など何よりフレイル予防だと思っている。

80歳を少し超えられた0さんここを止められたら体や心の状態は大丈夫だろうかと心配だ。

防衛費倍増「5兆円」あったら何ができるか?の記事を見た。核の脅威など叫ばれているが戦争になれば一番被害を受けるのは一般庶民だと言うことがわからないのか!

 

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あの人の人生を知ろう~葛飾 北斎

2022-10-25 | 生き方を学ぶ

7年前2015年に私的なブログに書いていたものですが、そのブログを削除してしまいました。USBに残っていたのを改めてアップしました。人生本当にいろいろな生き方をしてやがては散ってしまいますが、74歳で「『富嶽百景』を完成させたっていうのもすごい!

1ケ月ほど前だったろうか、テレビで葛飾北斎の絵についての番組を見た。北斎があの有名な波の絵(「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」)を描くのに何回も挑戦していることを知った。テレビで40代に描かれた波など数枚が映し出され70代になり、やっとあの今にも摑みかかりそうな波の先を表わすことが出来たそうだ。
その過程でお寺の欄間にかかる彫刻や中国の絵からヒントを得たと説明されていた。

北斎は、74歳で『富嶽百景』を完成させるが「70歳までに描いたものには、ろくな絵はない。これから思い通りの絵が描けるだろう」と言ったそうだが、この言葉を聞き驚いた。

人生の終わりに近づいたような気分で過ごしていた自分に少し渇を入れられたような気もちになった。(北斎先生に「何 分別くさそうな気になっているんや アホやな・・・元気、やる気で生きていかなあかんでーーと言われているようで)

調べればこの北斎という天才の人生は本当に面白いことが判り、興味はつきないくらいだった。

号を変えること30回、引越し93回、絵を描くことのみに集中し、部屋が荒れたり汚れたりするたびに引越したとか。

死を目前にした北斎は大きく息をして『天があと10年の間、命長らえることを私に許されたなら』と言い、しばらくしてさらに、『天があと5年の間、命保つことを私に許されたなら、必ずやまさに本物といえる画工になり得たであろう』と言いどもって死んだとか。

金銭に無頓着で、行儀作法を好まず、ひたすら絵を書き続け、89年生きた北斎が残した浮世絵は、のちにモネ、ゴッホなどヨーロッパの印象派の画家にも影響を与え、ドビッシーはこの絵からインスピレーションを得て交響曲『海』を作曲したと書いてあった。

   

 葛飾北斎の生涯    ←クリック

 

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毎日読んでいる新聞の「潮流」と言う記事

2022-10-24 | 新聞記事より

目にしたもの、聞いたもの、触れたものに心を惑わされないことだとお釈迦様はおっしゃったそうだ。これは悟りの道へと修行している人たちに向かってだと思うが、俗世界に住む私にとっては難しいし、何とも味気ない世の中になってしまいそうな気がする。

毎日読んでいる新聞の潮流と言う記事に知らないことが沢山出てくる。私が知っている世界など微々たるもので、知ったこともいずれはどこか彼方へと消えていく。

しかし知ることは単なる知識、情報としてだけではなく今を生きる自分にとって大事な事でもあると思うが・・・。

しんぶん赤旗の記事より

 

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「老いては子に従え」とは、ほんまにその通りやなぁ・・・

2022-10-22 | 日々の業

今年の2月に給湯器が故障して大変な思いをしたことはブログにも書いたが、その顛末はまだだった。

半導体不足でどこの業者も長くて半年待ちだと言われ慌てた。寒い冬にお湯が使えずお風呂も入れないことになるとは「えらいこっちゃ」

ネットで探し当てた業者に電話するとすぐに来てくれ、ガス給湯器は無理だが電気給湯器なら何とかなると言われた。仕方がないのでそれを購入することにしたが中古で30万円と言われた。

昨年はクーラーが故障したり、天井の雨漏りを修理した。それも何とか工面したのに低年金生活者の私はまたしても「えらいこっちゃ!どうしょう・・・」

「ローン組めますよ毎月8000円づつ」と言われ、えぃ!仕方ない何とか切り詰めよと思い契約した。

娘から電話がかかってきたので話すと契約した業者の電話番号と名前を聞きすぐに電話を入れ、高齢者にローンを組ますなどもってのほかと言って契約解除したと言ってきた。

娘はそのあと知り合いの業者を連れてやってきて、見てもらうと給湯器の点火口の部品交換で直った。10日間冷たい思いをした後だけに出てくるお湯にほっとした。

半導体不足は続くので給湯器も頼んでおいたえと言ってくれた娘に感謝!感謝だった。

そういえばスマホを購入する時も家族の了解がいると言われた事を思い出した。

高齢になると言うことはこういうこなのだとつくづく感じた。

「老いては子に従え」とは、ほんまにその通りやなぁ・・・

 

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「ベートーベンウイルス」と言う動画とyou tube「厳選クラシックちゃんねる」

2022-10-14 | 動画

あの地獄のような暑さが遠のき、秋の澄み切った青い空,鰯雲を見ると気持ちもすっきりしてくる。朝、晩は寒いくらいでヒーターやストーブを出し、衣類も長袖などだしてきた。

世の中や私の身近なところでも大変な事ばかりが次々に起こっている。世の中に対して怒りは体の毒だと言い聞かせて公私の状況が一つでも良い方向に向くことを願い、お内仏に迎い手を合わせる毎日。

常に明るい気持ちで過ごせるようにと最近、以前に見たことのある「ベートーベンウイルス」と言う動画を見た。内容はすっかり忘れていたが結構印象に残っていて、見るとなかなか面白い。

ある事情で寄せ集められた素人の音楽家が夫々の奏者の個人の事情を抱えながら「オーケストラキラー」と呼ばれる指揮者にこっぴどく貶されながらも最後には指揮者との心の繋がりを持ち、市民の前で何とか美しい曲を奏でられ披露する。・・・認知症あり、貧困あり、転職あり、家族間の悩みありでみどころがあった。

ドラマの中で度々出てくる曲に触発されたのかyou tubeで「厳選クラシックちゃんねる」と言うのを最近見だした。有名な音楽家が作曲した曲が流れる中その音楽家の生涯が話される。生い立ちから人との関わり、時の情勢などを知ることができ、改めてその曲を聴くことが出来る。私の好きな「モルダウ」の作曲者シベリウスはフィンランドの出身だが、ロシアとスウェーデンに挟まれた国で常に戦争の中で作曲していた。お酒、たばこの飲み過ぎで体を壊したりしたが91歳まで生きて国葬にされたという。

ウクライナとロシアそして国葬などの事を連想させた。

やっぱりベートーヴェンが一番!

 

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日中国交正常化50年 中国残留孤児のいま(テレ東)

2022-10-01 | 動画

70年も前のこと京都の同じ町内に住む近所の叔母さんが私をみて満州から命からがらの引揚げ時に私と同じ年の赤ちゃんを死なせてしまいそのまま途中の地で埋葬した。私を見ると思い出すと話されていた。当時はその話を聞いても叔母さんがどんなにか悲痛の思いで帰国されたかなどということを推し量ることも出来ない子供だったが・・・。

又、勤めていた職場でも職員の方が満州から船で日本に帰る時の苦労を話されるのを聞いた。

どうにかして帰国できた方々も大変だったろうが、満州の地に親と離れ、残留孤児になった方々の悲惨さはこの動画で一部話されているが、山崎豊子さんの「大地の子」のドラマを見た時には胸をうつと共にいろいろ考えさせられた。

今、国は軍事費をどんどん増やし、アメリカからも兵器を買い、日本にあるアメリカの基地は100近くだという。最近は台湾有事も叫ばれているなか、国の在り方を真剣に考えなければならないと思う。

 

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