忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

花屋さんの閉店

2012-04-04 | 日々の業

近所の花屋さんが3月末で店を閉められると聞いた。ちょっとねぎらいの言葉もかけたかったのでスイトピーを買いによった。

小さな花屋さんで可愛い太ったハナちゃんというミニュチュアダックスフンドが出迎えてくれる。

最近はスーパーでもコンビニでも花を売るようになって若い人たちは買い物のついでに一緒に花を買われていき開店した時のように売れなくなったと話されていた。

夫婦ふたりでこれからは始末して生きていくと話される言葉を聞き、何かしら侘しさを感じた。

いろいろの小売店がこうして大きなスーパーに飲まれて姿を消していくのを見ると人と人とのつながりが薄れていくように思えてならない。

私はお盆や正月そして祥月命日の日 お彼岸、お墓参りなどには大抵ここの店で買っていいたが、それでも時々はスーパーの花の方が安いので買ってしまうこともあった。