「~民主主義は多数決とは違います」新聞記事に載っていた映画監督の是枝裕和さんの言葉です。
得票率6割で当選した政治家は本来、自分に投票しなかった4割の人に思いをはせ、彼らも納得する形で政治を動かしていかなければならない。そういう非常に難しいことにあたるからこそ権力が与えられ。高い歳費が払われている。
それがいつからか選挙に勝った人間がやりたいようにやるのが政治だとなっている。政治の捉え方自体が間違っている」と語っています。
「勝たなきゃ終わり」という価値観が世間では幅を利かせています。」
「同調圧力の強い日本では、自分の頭でものを考えるという訓練が積まれていないように思う。」
詩人の谷川俊太郎さんが「詩は自己表現ではない」詩とは、自分の内側にある、世界の豊かさや人間の複雑さに出会った驚きを詩として記述することだと語ったことで、監督は映像も一緒だと思ったという。
この監督なかなか気骨がありそう!