昨夜 何となくかけたテレビで面白い番組を観た。
「久米書店」という番組で久米宏の店主と壇蜜の店員が話題の本とその著者をゲストに招きいろいろ話をするという内容だった。
昨日は岩村暢子という方が書かれた「日本人には二種類いる」という本についての話だった。
長年、食卓を中心に日本人の家族を見つめ続け到達したのが、この結論だと著者は語る。1960年を境に、日本人の生育環境は一変しこの年以降に生まれたものを「新型の日本人」と呼ぶ。
大学の入学式に親も参列し大学側も人数制限の為入場券を2枚送付してくる時代。
会社に就職すれば「家の子どもちゃんと働いていますでしょうか?」と電話してくる親。
そんな家族を総じて親も子も「個ども家族」(子どもじゃない)という。
このような現象を書かれた本をもう10年以上前に読んだことがある。小此木啓吾さんが書かれた「モラトリアム人間」という?本の中で仮面家族という表現をされていたことを思い出した。
実際 孫の友達の中にもに家族が揃っているにもかかわらず夫々が別々の部屋で食事を摂っているという話を聞き驚いたことがある。
どうしてかと聞くとそのほうがお互いに落ち着いて食べられるからということだそうだが・・・その時の話と重ね合わせることが出来るようだ。
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