高齢者率が多くなっている中、ご近所の40代、50代の方と話す機会があった。
高校生、大学生を持つ彼女たちはそれぞれ非正規で毎日働きに行っておられる。
働かなくては遠くの大学に通う子供への仕送りも出来ないのでと話される。
ところが働きに行っている先で一人は監視カメラの元で、もう一人は車にボイスレコーダとかをつけられているそうだ。
雇用主は働き方によってはいつ辞めてもらってもよいと言い、現に何人かの人が「変わりは沢山いるから」と辞めさせられたと聞いた。
この二つの話を同時期に聞いて、本当に今、働くことが如何に大変かということが身近に感じられた。
一方、私は働かなくなってもう何年たつだろうか?
それでも少ない年金で暮らしていくのは大変なので、新聞広告の求人欄に時折、目をやることがあるが、あちこちにガタが来ているこの体。果たしてちゃんと働けるだろうか?という不安が先にたってしまう。
親戚との電話では開口一番いつも「一人で買い物行ってる?料理作ってるか?上等!上等!」と言われる。