録画していた「教育と愛国~教科書でいま何が起きているか」を観て衝撃が走った。文字で読むより言葉で聞くよりやはり映像の力はすごい!この国の今の政権が進めようとしている「愛国」という言葉についてよくわかった。
そして教科書を使って国民をどのような道に導こうとしているのか、確かに現在は個人主義がはびこっているように感じる時もあるが、それだからと言って国民の意思を無視して国を個人の上においていいのだろうか?先の戦争の教訓から憲法で個人の尊厳を掲げている。 国家とは?
映像で安倍首相は自治体の首長が教育委員を任命し自分達の言いなりになるような人たちを選べばよいと言っている。そうすることで教科書検定も思い通りに運べると力説している場面を見て唖然とした。
政治の教育への介入に他ならない。
教科書検定で選ばれ長年採用されてきた大きな会社が歴史の戦争の記述や慰安婦の問題の扱いで検定からはずされとうとう倒産に追い込まれた事実にも驚いた。
ダビング数枚して新婦人の仲間にも観てもらうように伝えた。
そんな中、先日の新聞で、この番組がギャラクシー賞テレビ部門で大賞を受賞したことを知った。
ディレクターは女性だった。東京新聞の望月記者も女性!、性暴力被害を実名で告発した伊藤詩織さん!やっぱり女性は不正を許さない、強い