忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

赤旗新聞&一般新聞

2020-05-11 | 世の中のこと
若い頃から赤旗新聞をとっています。企業からの広告を載せず読者の購読料や支援者の寄付金で発行されていて政党助成金も受け取らず頑張っている党ですが、今、購読者が減ってきていると聞きました。若い人たちは殆ど新聞を読む人が少なくなりスマホなどで情報を得ているとか。
私は一般紙も読んでいますが、私の読んでいる新聞はどちらかというとリベラルな記事も多く取り上げられ共感する内容も多く、これはという記事は切り抜きもして残しています。
赤旗新聞は一般的な広告を載せてないので広告主の意向を忖度することなくテレビや他の新聞が伝えない各地の運動の様子など真実を細かく取り上げています。
一番印象に残っていることは消費税が初めて導入された時の記事の取り上げ方でした。全国から反対の人々が国会前に10万人以上つめかけたというのにテレビなどでは殆どその様子を報道せず全く別の番組を放映したのです。この時には本当に驚きびっくりしました。

現在もこれに似たようなことがどんどん行われ、政府の都合のよい内容だけが報道され政権の意に逆らうような内容は弾き飛ばされ制作者は左遷。いつの世も同じなのだなぁ・・・と思ってしまいます。
勿論そんな中一生懸命頑張って良い内容の番組や記事を書いている方々もおられることを忘れてはいけないと思っていますが・・・


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若い人たちは知らない方も多いかもしれませんが、昔 映画などで有名だった山田五十鈴という大女優さんが言った言葉が載っていました。

1950年、朝鮮戦争開始とともに吹き荒れたレッドパージのなかで、劇団民芸の加藤嘉と結婚。山田さんは「赤い女優になった」といわれ、パージの対象になりますが、怯まなかったそうです。

 コラムには、当時の山田さんの言葉が紹介されていました。「貧乏を憎み、誰でもまじめに働きさえすれば、幸福になれる世の中を願うことが、アカだというのなら、わたしは生まれたときからアカもアカ、目がさめるような真紅です。」


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