忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

百人一首を出してきて坊主めくりをやった。

2023-01-30 | 日々の業

曾孫は私の家に来るとパソコンの前に座り動画の「パウパトロール」と言うのを観るようになった。動画を見ている間に私は古いカレンダーの裏に下手だが福笑いの絵を描いて「栞ちゃんこれしよう」と呼びかける。

目隠しをして目、鼻、口を置いていき面白い形の顔が出来上がるのを喜んでやった。実家に帰って、おじいちゃんに盛んにやろうと言っていたとか。

又、次の時は古い百人一首を出してきて坊主めくりをやった。

お姫様が出ると二回ひけたり、場にある札をもらえたりするのだが、ゲーム終了までハラハラドキドキ。この日は最後に曾孫が殆どの札をもらった。私は二枚・・・3歳半の曾孫でも喜んでできた。

百人一首を初めてしたのは遠く昔 小学生くらいの時だった。同じ町内の子供の家に遊びに行った時 百人一首をした。まだやり方も分からずこんな難しい文字だらけのカルタがあるのか!と思ったものだ。

小さな私の家とは違い裏には池もあるような家だった。別におくびれもせず結構良くその家の子供と遊んだし、そこのお母さんも上品でやさしかった。

高校生の時クラス対抗の百人一首大会があり、「あ」から順番に必死で覚えたりした。

今でも「あ」から始まる言葉はいくつか覚えている。「あいみてののちの心にくらぶれば昔はものをおもわざりけり」「あさぼらけ、うじのかわぎり・・・」「秋の田の刈穂のいほの・・わが衣では露にぬれつつ」言うほどでもないね! これ、認知症予防にいいかも?

 


「今でしょ!」ではないが「もういいでしょ!?」

2023-01-30 | 日々の業

1月もあと1日となった。寒い日が続き殆ど家の中で過ごしている。運動不足に不足が積み重なって想像している自分は(本当だろうけれど)よぼよぼのおばあさん。

パソコンに取り込んであるいろいろの運動のアプリからその日気が向いたのをほんの少しやってみる。負荷がかかるほどでもなく10分未満で終了!

こんなんではあかんなぁ・・・歩けへんようになったらどうするね?と心の中でつぶやく。

リハビリの先生も整骨院の先生も運動を生活のリズムの一部に組み込んで過ごすようにって言わはったけれど・・・・

ふと思うことは今は亡き両親はタバコも若い時から吸っていて癌にもならず、母は膝が痛くなったからといって毎日歩くでもなしに亡くなる1年ほど前は寝たきりになってしまったが二人とも80歳まで生きてくれた。

もうその歳に近づきつつある私だが「今でしょ!」ではないが「もういいでしょ!?」

しかし外国に住んでいると言われる日本の学者が「高齢者は集団自決すればいい」と言ったとか,真偽のほどは分からないがそんな言葉をきくと何とも侘しくなってくる。