忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

親鸞さんは忘れるものが違いますね」と書かれていた。

2024-08-09 | 生き方を学ぶ

足の筋肉が驚くほど落ちているのがわかりびっくり!

年寄りは3日寝たら歩けなくなると聞いていたが本当にそうだなと思った。2週間家の中では痛いながらもそろそろ歩いたりはしていたがやっぱり・・・

フレイル症候群?やせ細った太ももを眺める;;;;

目も左側が眼鏡をかけても殆ど見えないので本も、テレビも短時間しか見なくなってきた。

「親鸞のコスモロジー」の本パラパラとめくっていたら親鸞聖人が最晩年に書かれた「末灯鈔」の中に85歳の頃「目も見えず候。なにごともみな忘れ候」という言葉が目に飛び込んできた

 あ!!! あの親鸞さんでさえも私と同じ状態になっておられたのやなぁ・・・みなどんな偉い人も一緒や!

唯 その状況で親鸞さんは何もかも忘れてしまったけれど、仏にすべてまかせる、このことの大事だけはいよいよはっきりしてきたと言われていたそうだ。

皆一緒やと思っていた私だったが著者の大峰先生は「私たちは余計なことは覚えていて一番大事なものを忘れている。親鸞さんは忘れるものが違いますね」と書かれていた。