忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「“駅の子”の闘い~語り始めた戦争孤児~」をみて

2018-08-16 | 世の中のこと

昨日 孫に「今日は何の日か知ってる?」と聞いてみた。

「えっ!ナガサキの・・・あれは8月9日やったなぁ・・・・」と言って考えている。

傍から娘が「終戦記念日や」と言った。

あーよかった親子でわからなかったら えらいことやと心の中で思った。又 長々と話すといやがられると思い

アジアの人たち2000万人以上、日本人310万人の人たちが戦争で亡くならはったんえ、そして戦場に行かはった兵隊さんたちは行軍中歯磨きは一度も出来ず兵隊さんのなかに虫歯がまん延し、体力が弱っていったことなど、前日の新聞記事に書かれていたことを話した。

戦争の記憶が薄れ戦争体験者も減ってきている日本。

私はいつも思う。この終戦記念日の8月15日こそJアラートではないが、全国一斉に黙祷の合図の報をだし、その場で黙祷したらどうだろう。73年経っても決してあの戦争のことを忘れません。犠牲となられた方たちに二度とあのような戦争を日本はしませんと誓ってはと。そうすれば子ども達、若者も戦争のことを忘れないのではないだろうか・・・。

先日 「”駅の子”の闘い」という番組がNHKで放映された。戦争で両親を失くし、戦争孤児となった子ども12万人。かろうじて生き延びた人の体験談が心に残った。「人々の冷たい視線や言葉、そして食べるものや着るもの,住むところさえ失くし辛い思いをしたが、一番欲しかったのは人のぬくもりだったと涙をぬぐいながら話されていた。

NHKスペシャル「“駅の子”の闘い~語り始めた戦争孤児~」20180812 ←クリック

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