今読んでいる本に卵は立つか立たないかという話のことが書かれていた。1947年に物理学者の中谷宇吉郎という方が「立春の卵」という随筆の中で書かれているということだ。
早速 卵を取り出して私もやってみた。何度やってもころりころりと倒れるばかり。やっぱり立たへんなあ・・・と思っていたら、娘がやってきて「もうずっと前にそんなんやってたよ!ゆで卵やったらできるわ」と言った。
なんや 知らんかったんは私だけか そやけどその当時は皆 びっくりやったやろうなあ・・・
このことは「天声人語」を執筆していた頃の著者の話の中でコロンブスの卵の話から卵は細工をしないと立たないという思い込みが広がり先入観の怖さの例として書かれていたものだ。
ちなみにゆで卵でなくても生卵でも何回かしていると立つと書かれていた。
さて 私はゆで卵で今日やってみた。みごと立った! しかし生卵は少々根気がいるようだ。今度暇なときに挑戦してみよっと。
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