・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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雑音騒音

2011年01月09日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
雑音と騒音、どちらを先に持ってこようかと考えたが、50音順に従うのが日本語としては自然とみるだけの理由を立てて雑音騒音としてみる。
50音の意義には、無考判断の道具というのもあった。

四文字熟語が一時はやったらしいが、ものごと四文字だけでは意味が通じないことが多い。
「有言実行」と言ってみたところで、何の話かわからない。
「有言実行無香料」いや違った、「有言実行無綱領」とすれば、ああ、あそこの話かと見当がつくようになる。

「雑音騒音」もこれだけでは無意味だが、「雑音騒音ゲーム音」とすれば、負の効果のイメージがすぐに浮かんでくる。

こんな話をなぜ持ち出したかというと、ラジオで「ちかごろ羽根つきの姿が見られなくなった」と、ことさらばなしを聞いたからである。
羽根つきをしなくなったのは、音がうるさいと無粋なことを言う人間が増えたからと言いたかったのか。
羽子板に桐の板を使った上物が昔あった。桐は軽いからかと思っていたが、音がキンキンとあたまに響かないのでよかったのかもしれない。



羽根つきの音も一種のゲーム音だが、ゲーム機の音、これはたまらない。
あれこそ雑音騒音と名付けるにふさわしい。
小型の手に持てるものでさえ、うるさくて仕方がないのに、それが何台も並んだ部屋に、朝から晩まで座り込んでいれば頭もおかしくなるだろう。頭がおかしくならなければ、そう何時間も続けてはいられない。
夏ごろには、また車の中に子供を閉じ込めておいて昇天させてしまうほどゲームに夢中になる狂母が出てくる。
これも雑音騒音ゲーム音がもたらす大きな負の効果のひとつだろう。