「あわてるカニは、穴へよう入らん」
和歌山にいたとき、級友がときどき口にしていた言葉。
これを「あわてるカニは、穴へ入りそこなう」と言い換えたのでは味が飛んでしまう。
言葉の感覚とは、非論理的な、脊髄反射的なものかもしれない。
知られると都合の悪い報道制限に、パニックを避けるためという非論理的な理由をつけられることがしばしばある。
パニックはおよそ脊髄反射的に起こるものだから、非論理的な説明によくなじむのだろう。
報道制限でパニックを避けたいのは、実は大衆ではなく、制限する側の自分たち政府首脳ではないかという、香山リカの明論もある。
横這いで話がそれたが、カニには脊椎はないから、穴へよう入らんのは脊髄反射的行動からではない。
だいたい脊髄反射的と言っても、その比喩自体が非論理的、つまりあやしいのだ。
そのわけを言い出すと、なおややこしくなるから、こちらをごらんいただくことにしよう。 ⇒ 誤字等の館
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