・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

購買選択制御

2012年09月30日 | つぶやきの壺焼

迷いは選択の友でありながら敵である。

選択だけが目的なら、対象を減らして、わかりやすくすればよい。

店に並べる品物は、多ければ多いほど客は迷う。
普通の人が一度に見ることのできるのは7ぐらいまでといわれる。

店にとって品物は多く売れたほうがよい。
選択肢を減らして早く買うものを決めてもらえば、数多く売れる勘定になるが、反対に買わないことも決めやすくなるから、そこがむずかしい。

買うことよりも、迷うことを楽しみに店を訪れる人も、だいじな客なので、話はいっそうむずかしくなる。

計算操作は簡単だが、むずややこしいのは条件設定。
こんなことを考えている会社はどこかにあるのだろうか。

何がどこでどのくらい売れているかぐらいのマーケットリサーチは、結果を追いかけるだけの行き当たりばったりサーチのような気がする。

 


入りやすい店売れる店 (日経ビジネス人文庫)
馬渕 哲,南條 恵
日本経済新聞出版社