清書の必要がなくなって、ペンや筆を持って字を書く機会が激減した。
それでも、きれいな字を書きたいという人はどこかにいる。
どうすればよいかよりも、その気になるかどうかが先なのだが、こういうことは、よしやってやろうと構えてかかると、困ったことに、たいがい途中で厭きがくる。
思っただけ、話を聞いただけ、ハウツー本を読んだだけでそのとおりになれば、世の中の悪筆はぐんぐん減り、好んでそれを持ちこたえる人のものだけになる。
Yahoo知恵袋にもこんな問答があった。
Q.字をきれいに書くにはどうしたらよいですか。
A.きれいに字を書くためには、手がよく動かなければなりません。
初めはタテ、ヨコ、ナナメの線をスゥーっと引けるように練習します。
真っ直ぐ線が引けるようになったら、マルを書く練習をします。
まんマルがきれいに書けるようになったら、手本を探します。
練習する人がきれいだと思う字ならどこに書いてある字でもかまいません。
よい字かどうか、自分で見分けられなければ、きれいな字は書けません。
手本が見つかったら、それに似た字が書けるまで、ひたすら練習します。
練習が嫌な人は、きれいな字が書けるようにはなりません。
練習は毎日少しずつ行います。一度にうまくはなりません。
まず、1週間続けてみてください。
結果は必ず現れます。
ふと思い浮かぶ「三日坊主」、これも四字熟語の仲間入りをして習字の題材になるだろうか。