電車の線路に大雨で土砂が崩れ出た。
崩れたところがトンネルの手前だったので、止まりきれなかった電車が、トンネルの中に土砂を押し込んで脱線立ち往生。
2日がかりで復旧したが、思いがけない災難で、電鉄の関係者の方も、負傷された方もお気の毒だった。
電車の線路は、ある区間に電車がいるときにはわかるようになっている。
線路上に異物が載っていた場合、感知できるセンサーはできないものだろうか。
今回のように土砂がかぶさった場合に、乗り上げて止まるという方法は、どこか知恵が行き届いてなさそうに思う。
自動車でさえぶつかる前に止まれると、CMにも出るくらいなのだから、何か方法はあるだろう。
酔った勢いで線路を歩き出し、途中でくたびれてレールを枕に寝てしまう人が出ないとも限らない。
いまは想定外の世紀なのだから。
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トランジスタ技術SPECIAL編集部 | |
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