老年と呼ばれる歳になると、歩く足もとにはよく気を配るようになります。
転んで骨折は、病院と補装具屋さんのほかには誰にも良いことがないからです。
足もとには気をつけても、しゃがんで何かを置いたり持ったりして立ち上がるときに、頭の上に固い動かないものがあればけがをします。
頭の上に気付かないのは、自分の体からみれば、ずっと向こうと同じことと感じていないからでしょう。
頭の上のハエというたとえも向こう見ずも、同じく要注意のいましめの言葉です。
1ヶ月後に始まる新しい年代には、向こうをよく見ることが大事になると思っています。
すぐにできることでは、何度も行くところの行き帰りには、違う道を歩いてみる方法があります。
迷道闊達、何か面白そうで、違う向こうが見えてくるかもしれません