ニュースの見出しは13文字程度がよいという説があります。
「塾代60万円の衝撃 大卒型人生モデルは継承もいばら道」
この見出しは、うしろ3分の2で誤読のタネをつくっています。
あわてもののひと目流しで、入社後にまた塾に行かされて60万円も取られるのかと読んでしまいましたが、これが大違いで、60万円は小学校6年生の塾代だったのです。
「小学生の塾代60万円の衝撃」とでもすれば、読み違いはなくなるでしょう。
なぜそうしないのか、この記事は時間をかけてよく読んでほしいという、作家気取りの下心が見えるような気もします。