さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

どうしようもないわたしたち

2010年06月08日 09時00分26秒 | Web log
グレングールドの姿勢について、こんな記述がありました。

グールドは、異様に低い椅子(父親に依頼して作ってもらった特製の折りたたみ椅子で、いつもこれを持ち込んでいた)に座り極端に猫背で前のめりの姿勢になり、時に大きな手振りでリズムを取るといった特異な奏法と斬新な演奏で世間の注目を集めた。坂本龍一は、この伝統的には正しくない姿勢について、上半身の力が過度にかからず、音が非常に清潔でクリアになっていると指摘している。伝統的な「正しい姿勢」による奏法は、強大なフォルテを生み出すことが可能である反面、一つ一つの音の精度を下げているという考え方である。グールド自身も、自身の奏法について、ほとんどの点において有利であるが、「本当のフォルテが出せない」と分析していた。

ということで、グールドは音のダイナミズムよりも、音の美しさを追及したんでしょうね。

姿勢と力というのはやっぱり関係あると思うんですよ。
格闘技の技を物理学的に研究している大学もあるようですし、いろいろ本も
出版されていました。

気になる分野です。

で、昨日の電話の続き。

ナイジェルのお母さんがタッパーを届けにきてくれました。

ありがとう。

で、その前にマイクが「昨日下ろした50ドル札とタッパーの
レシートがない」と言いました。

血圧、急上昇。

マイクのうっかりミスは、もう治らないと覚悟している。
毎度のことなのだ。しかし、私は一瞬にして不機嫌に。

そして、必死になって、探さない本人。

『車に置いた』というが、わたしが空手に連れて行ってもらったとき
助手席にレシートもお金もなかったという記憶が私にははっきり
している。

その後、必死になって探さないってところが、わたしには理解不能。

(面白いことに、ジョナサンも全く同じなのだ。失くした、見つからないと
分かっていて、必死になって探さない。語る記憶も全く当てにならない。
で、わたしがいつもキーキー言っている。)

どうしてそこでスイッチを別な方向に切り替えられるのだろう。

ま、性格の違いなんだろうけれど。そういうあっさりしたところが
良く作用するときもあるからね。わたしはかなりしつこいので。

50ドルは仕方がない。落としたんだろう。で、レシートも???

戻ってきたタッパーを返品しようと思っていたのに。
(家では必要ないから)

私、超ブルー。

頭をからっぽにしないと、脳の血管ぶちきれる。

誰かが意図的にしたことについては、その相手に怒りをぶつけられる
けれど、うっかりミスは、どうしようもない。
わざとじゃないから、怒れない。

どうしようもない怒りはぐつぐつと。無駄なエネルギーだなぁ。

理屈で考えれば、18ドルのタッパーのレシートよりも、50ドルの
紛失のほうが金額的に大きいので、50ドルが見つかることを望む
べきなのかもしれないが、わたしには18ドルのタッパーのレシート
が大事、その変がまたおかしいのは私も分かるのだけれど。

理屈を超えたこだわりが私にはあるようだ。

寝る寸前になって、マイクがようやく探し始めた。

で、レシート発見!!!!!!!!!

お金はない。きっとどこかに落としたのだろう。

でも、わたしは50ドルよりレシートが大事だったので、
とても気持ちよく眠れました。

タッパー返却してきま~す。

署名

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