さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

昇級審査終わる

2010年06月22日 11時32分30秒 | Web log
日曜日、無事に空手の昇級審査が終わりました。
まず、終わったので安心。

で、はじめたときからのパートナーのダニエル。

今回は、グループのリード役でした。
韓国語でのコマンドを覚え、演技の一つ一つをリードしていかなければ
なりませんでした。

お気の毒。

同じ世代なのでよくわかります。

若者のように覚えは早くないし、思い出すにも時間がかかる。

でも、コマンドが遅いと演技全体がだれだれになってしまうので、それはそれは責任を感じたかと思います。

で、3人の男の子たちがイライラしているのも伝わってくるのもわかる。

覚えも早いし、演技のペースも早い。

彼らが1回で覚えられるものを、わたしたちは3倍以上かかる。それでも気を抜くと間違う。

厳し~い。

それでもわたしたち、がんばりました。

で、気になっていたのですが、ダニエルは正座ができません。長時間座っていると苦しそうな声をだします。蹴りなどのときも、よくバランスを崩します。

お互い年だし、と思っていたのですが、理由がわかりました。

若いときに運動しすぎて、膝を痛めたらしい。

で、軟骨が磨り減って、手術したのだけれど、それでも痛みは慢性的に続いているとのこと。

痛みと、記憶力の低下と、動きの鈍さ、若者の厳しい視線に耐えながら、よくがんばったよね。

でも、怠惰な私の素朴な疑問。

膝に痛みを抱えているのに、どうして空手をはじめようと思ったのだろう。

わたしなら、それを言い訳にスポーツなんてしないだろう。

スポーツが好きな人っては、たとえ痛みを抱えても、チャレンジせずにはいられないのだろうか。

すごいなぁ。

きっと、痛みを抱えて新たな挑戦をあきらめて生きる以上に、没頭できるものがあるって幸せだろうなとも思うし、ダニエルは強い精神力をもっているんだろうなぁと思う。

今度聞いてみよう。



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