さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

空手の昇級審査、再び

2010年06月09日 09時00分00秒 | Web log
まずはご報告から。

結局50ドルも、見つかりました。ジョナサンが見つけてくれました。
レシートも見つかったし、お金も見つかったしで一件落着。

それにしても、早々に落としたと決め付けてイライラしていた自分が本当に情けない。

見つからなくてもイライラせずに、のほほんとしているマイクや、ジョナサンみたいな性格のほうがいいに決まっている。

しかし、早く答えをだして『分からない』状態のままにしたくない私。
いろんな面でそういう傾向があるかも。
でも、早く答えをだすのがいいとは限らない。答えが出せない問題だって世の中にはいっぱいあるからねぇ。

そこで一旦スイッチをOFFにできるかどうかってとても重要な気がします。

わたしはどうも執着しちゃうんだなぁ。感情に流されて、冷静に物事が見れなくなる。で、性急な答えを出そうとする。

性格の違いですね。怒っていたあのエネルギー、本当に無駄だった。

さて空手の昇級試験の時期が再びやってまいりました。
これに合格したら、白帯脱出。オレンジになります。
といっても、半年しかやってませんから。たいしたことありません。
オレンジから緑に昇級するには早くて1年半くらいかかりますからここから本格的になってきます。

ということで、今週は審査があり、来週から3日に渡って昇級試験があります。集中合宿みたいなもんです。レベル相当の技、型を集中的に学びます。

ジョナサンが通う子供のクラス、半年ほどずっと観察してきましたが、とても面白いです。

子供クラスにはジョナサンの友達とその子のお姉ちゃん2人が来ています。お父さんは赤帯ですので、わたしが練習に行くとお父さんともほぼ毎回会います。

で、半年前、お姉ちゃん二人は空手に全く興味がないってのが見て取れた。
親に無理やり来させられているんだなぁと思った。

お母さん曰く『子供と「赤帯になるまで続ける」と約束した、それ以降は子供の意思を尊重する』とのこと。

で、あれから半年。

無理やりでも来ていれば上達するもんで、感心してしまった。

空手への気持ちが変わったのかどうか、良く分かりませんが。

蹴りの切れがいいし、前は「とりあえず蹴ってます」という感じで、意思が感じられないというか、ふにゃふにゃだったのが、今はピンと伸びてきれいだなぁと思えるようになった。

子供への強制はよくないんじゃないか?と思いつつも、『続ければ何かしらの結果は出るんだ』ということを半年かけて見てみると、なかなか説得力あります。当の本人は、その成長を客観的に見れないのであまり自覚はないかもしれませんけれどね。

続けるって大事なんだなぁって本当に思いました。

きっと将来、彼女たちにとっていい宝になると思います。


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